骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

狛江古墳群を骨で聴く

2014-10-24 11:58:56 | 骨で聴く癒しの世界
東京都狛江市は、小田急線で多摩川を渡る前の都内最後のエリアです。
世田谷区に接し、多摩川を越えた先は神奈川県川崎市になります。
小田急線とともに市内を横断しているのは世田谷通りで、幹線道路です。

そんな狛江市は比較的地味な印象を持ちますが、実は古代豪族の墳墓である古墳が数多くあります。狛江古墳群といわれ、都内でも屈指の古墳群なのです。

今回はそんな狛江市の古墳に触れながら最先端の骨伝導機器を使い、癒し効果を堪能することとしました。

狛江の古墳は、江戸時代後期の書物「新編武蔵風土記稿」等にも見られることから、古くからその存在が知られていたようです。
しかし、その内容については、というと、ほとんど不明の状態でした。

狛江古墳群の中で最大級の規模を誇るのが亀塚古墳ですが、ここの発掘調査が実施されたのは昭和26年でした。
これが狛江での始めての古墳の発掘でした。

この発掘で注目されtらのは、遺骸とともに埋葬されていた数多くの豪華な副葬品の発見でした。「神人歌舞画像鏡」と呼ばれる中国製の鏡、朝鮮半島高句麗の古墳壁画に似た、人物、龍、キリンの図像が彫刻された金銅製毛彫金具等が発見されたのです。

この発掘調査の結果から、実際に発掘を指導した国学院大学大場磐雄教授は、亀塚古墳の被葬者を渡来系の氏族とする学説を提ロ昌したことでも知られます。

その後も狛江古墳群の調査が進み、古墳群の出現時期が5世紀後半で、周辺地域のものよりかなり遅いことが判明してきます。
しかも比較的短期間に造営されたようで、かなりの特殊性が指摘されててきました。




ところが、これまでの定説が一気に覆されることになりました。
旧第一小学校跡地(弁財天池道跡)の発掘調査により、柄鏡形敷石住居跡をはじめとする、数多くの竪穴式住居跡のほか、全くの予想外ともいえる弥生時代末の方形周溝墓という豪族の墳墓と3基の古墳が検出されたのです。最も規模の大きい1号墳は、これまで市内で確認されていたどの古墳よりも古く、方形周溝墓に至っては3世紀末のものでだったのです。

狛江古墳群の出現時期は、以前の定説を覆し、これまでより約半世紀ほど古いことが削明しました、さらに弥生時代末の豪族の存在も明らかになったのです。

当時の日本の中心地域であった畿内でも、渡来人移住の痕跡が認められるようになったのは5世紀末と考えられています。
狛江古墳群が出現した時期に、東国に渡来人が来たことはありえるのかどうか、歴史のロマンが深まります。



古墳は市内に多くあり、これからの歴史の謎が解明されていることと思います。
古墳の中には道路で分断されているものもあります。都心からの距離も手ごろな住宅街として発展してきているため、致し方ないのかもしれませんが、例えば経塚古墳などは、幅10m以上の周溝がめぐり、経典を埋めたという伝承から経塚と呼ばれるもので、通勤・通学で多くの人が通行する場所で、バス通りであり、道路で分断されていますが、何となく古代の息吹を感じるような気がします。

そんな狛江古墳群を骨で聴きます。
耳では聞こえない周囲の音声を骨伝導を使って聞くのです。
別に古代の声が届くわけではありません。ただ骨伝導を使うことで脳波がシータ波になりやすく、癒し効果への誘いとともに古代ロマンへの憧憬が色濃く出てくる感じです。

ただし、骨伝導機器ならどれでも良いということにはなりません。
米軍採用・特許技術の世界最先端の骨伝導機器でなければ、ここまで到達しないでしょう。

     → 世界最先端の骨伝導機器はこちら

狛江市で骨伝導機器とともに古代ロマンを追い求めてみてください。意外とお勧めです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿