骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

世界遺産・白川郷を骨で聴く

2014-11-06 15:22:31 | 骨で聴く癒しの世界
マスコミや国会などでも“不要な高速道”の代表例として挙げらてきた東海北陸自動車道ですが、全線が開通し、白川郷インナーチェンジのおかげで世界遺産の白川郷のアクセスが格段に向上しました。

1976年重要伝統的建造物群保存地区として選定され、1995年には五箇山とともに白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。



白山信仰の修験者や平家の落人伝説とも結びつきが深い地域です。
白川郷の地名としては、12世紀半ばには確認できるものの、合掌造りがいつ始められたのかは定かではないようです。ただ17世紀末、江戸時代では中期にあたる時代に原型ができたと推測されています。



雪深い地域でもあります。
紅葉の時期は厳しい季節に突入するまえの模様替えか、ちょっとしたお化粧のような風情があります。

ただ休日には観光客の喧騒により、本来の静かな集落が様変わりします。経済効果という側面では大きなことです。
個人消費が伸び悩むわが国の観光産業にとって、世界遺産の集落が維持され、そこに国内外の観光客が集まるのはとても喜ばしいことです。それでもなぜか、そこに寂しさを感じるのは、この白川郷も持つ潜在的な歴史のパワーなのかもしれません。

ただ喧騒には骨伝導の活用です。
伝統的な合掌造りの集落と観光客の喧騒の狭間で、米軍採用・世界特許の技術を駆使した骨伝導ヘッドセットを使ってみてはいkがでしょうか。
耳だけでなく、骨からも音声を聞くことで、雑踏のノイズとは明らかに異なる音声が届くのではないかと思います。

     → 世界遺産には世界特許の骨伝導機器を!

秋から冬へ。
白川郷のつかの間の薄化粧。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿