eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

イーラーニングワールド

2005-07-21 22:42:42 | eラーニング市場
今日、午前中、経産省、総務省、文科省のかたがたの特別講演を拝聴した。聴衆は、400名ほど。

経産省石塚課長補佐のお話は、政策のポイントが3点に絞られ、明確であった。とくに、3点目のコーチやメンターなど人のかかわりを重視したeラーニングが今後の日本のeラーニングの発展にとって重要であるという指摘は、大切な方向をしめしている。

午後、携帯電話をもちいたeラーニングのセッションに、パネラーとして参加させていただいた。熱心な質問があった。

展示会場は、2年前にくらべると、比較にならないほど展示会社や参加者が少ない。eラーニングのニーズが急拡大し、市場も活気にみちているこの時期に、逆の傾向が見られているのは、事業開始から5年ほどたった有力企業のなかに、撤退も目立つ状況の反映でもあるだろう。
状況がクロスしている。

来年のイーラーニングワールドは、市場の一層の急拡大と新規参入企業の急増によって、再度活気をとりもどすにちがいない。

ネットラーニングは、来年は積極的に出展する予定だ。

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3 コメント

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ごぶさたしています (岸田 徹)
2005-07-27 09:10:42
君島さん、ごぶさたしております。



あいかわらずするどいご指摘、ありがとうございます。



会場でお会いできなくて、残念でした。
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経済産業省の発表視聴 (君島浩)
2005-07-26 19:34:53
経産省の施策は民間会社の考えが入っているようで、その点がほかの二つの省と味が違いましたね。それはまた問題でもあって、民間会社の大衆的な考えも入ってしまいます。例えば、全社員共通科目に重点があるのがそうですね。全社員共通科目では国力は高まりませんね。もう少し市場の狭い、業種・業務物も大切だと思います。学校eラーニングがそこそこ元気なのは、中核業務に相当する中核科目を扱っているからでしょう。
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省庁の発表 (君島浩)
2005-07-26 19:05:00
私もかぶりつきで視聴しました。司会の岡本先生が「改善目標が納得できないけど」というようなことをおっしゃいました。それはそうで教員のパソコン充足率が改善目標にありません。実は1人1台になっていないのです。だからパソコン研修を修了しても職員室で使えないのです。配っても使わない教員が少なくないので、ただ配ればよいというわけではありません。そういう目標を避け、発表でも触れなかった省庁側にも一理あります。
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