いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

子どもの人材能力のSDGs。 SDGs of talent & ability of children

2021-05-06 20:29:10 | 日記
 (1)緊急事態宣言を発出しても人の流れは減らずに感染者は増加傾向にある現実に、国民の評判は悪いだろうが大型連休を止めたり、他に移すぐらいの思い切った決断もコロナ危機感を共有するには必要と書いたが、「こどもの日」がなくなってあるいはどっかに移ってしまっては子どもには気の毒なことになる。大人の論理では測り知れないこともある。

 (2)日本の世界の将来を担う子どもたちにとっては、毎日が「こどもの日」であって、自由でのびのびとすごして大きく成長してもらいたい。しかしコロナ社会では休校や授業の遅れもあり、学校よりも家庭の方がコロナ感染の被害影響もあり、最近では10代の子どもの感染者の増加が目につくといわれて、変異株の猛威とともに感染変化への対応が求められている。

 (3)子ども社会は教育責任で学校と家庭が責任を押し付け合ってともに責任のある行動がとれない時代で置き去りにされる子どもの犠牲問題が社会教育問題となり、少し上の世代になるが人口減少時代を反映して中学、高校生が健康不安を抱える親の介護をするヤングケアラー問題が注目されて、本人の学習にも影響が出るという社会は介護が全世代、全国民の大きな社会問題になっている現実社会を示すものだ。

 (4)政府は社会保障政策として高令者対策に取り組んでいるが、70才までの就労奨励で医療、年金、介護の負担軽減をはかっており、年金額を物価スライド制にして自動減額をして支える若年層の負担軽減につとめているが、政府予算の財源構成、会計方式の見直しも必要だ。

 突出する社会保障予算を一般会計でまかなうことがいいのか、特別会計枠予算で将来世代を含めた中長期マクロ財政で考えることも必要だ。

 (5)教育もいつになっても「いじめ」問題がなくならずに、学校、教育委員会、家庭の責任の押し付け合いで三位一体性が連携しない、協力しない不条理(unreasonableness)が解消されずに取り組みは一向に進まない。

 今日的子ども社会は、コロナ社会での休校、学習の遅れ、家庭不安にヤングケアラー問題を抱えて、自由でのびのびとはいかない社会構造問題の中にある。

 (6)街でみかけるひとり、ひとりの子どもは礼儀正しく、素直で心が洗われる思いだが、詰め込みがダメならゆとりで、ゆとりがダメならまた詰め込みではない、多様な教育制度の見直しは必要で、将来の日本、世界を支える子どもの人材能力を責任をもって持続的にどう開発して育てるのか考えなければならない。

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