オールドゲーマーの、アーケードゲームとその周辺の記憶

コインマシンやギャンブルゲームやカジノの歴史的エピソードとか、時々カジノ旅行記とか、たまにスポーツやマンガとか。

ラスベガス半生中継・2018年10月 (3) DAY 3 SUNCOASTに移動の日

2018年10月16日 20時36分11秒 | 海外カジノ
・ドアをノックする音で目が覚めた。ハウスキーピングが来たらしいが、体を起こした時には人はいなかった。時計を見たら2時半を指しており、たまげて飛び起きる。自覚はあったが、やはり相当寝不足だったらしい。アラームにも気づかなかった。パッキングは昨夜のうちに済ませておいたので、急いで服を着て顔を洗い、レセプションでチェックアウトする。本来は12時がチェックアウトタイムなので超過料金を取られるかと思ったが、何もなく済んだ。

フーターズと言うカジノに新しくできたと聞いたハンバーガーレストラン、「ステーキ&シェイク」に行く。フルサービスのレストランだが、トリプルチーズバーガーが5.99ドルとファストフード並みの値段。しかし、入り口で案内を待つが、混んでいる様子でもないのになかなか来ない。やっと係員が来て席に着いたと思ったら、今度はオーダーを取りに来ない。トリプルとするパティは薄く、端の方はまるでせんべいのようにさえ見えるが、これはこれで良い。アイスティーとチップ込みで11ドル。ハンバーガー自体はたいへんおいしいので、また行ってもいいと思うが、客捌きには改善の余地が大きい。


ステーキ&シェイクのトリプルチーズバーガー($5.99)。番号順に、上から見たところ、横から見たところ、横から見たところの拡大、クラウンを外したところ。

・フーターズからはPHoFが近いので、昨日に引き続き再び訪れる。これについては「ラスベガスからご報告」で既報のため省略。




Speakeasy(Playmatic, 1977)のバックグラスとプレイフィールド。

・夜7時過ぎ、今日から2泊するサンコーストに到着。ここは過去に2回、チェックイン時にクレジットカードが拒否された経験があるが、今回はすんなりと通った。同じカードなのに何がいけなかったのだろう。

・カジノでは、ワタシが好きなDDBAF(ダブルダブルボーナス・Aces & Faces)を始めたところ、あっという間にJのデルトクワッズ(400クレジット)が出た。たいへんラッキーだが、キッカーがローカードである。当然引き直すが、800クレジットへの昇格はならなかった。


DDBAFのクワッズ。通常のDDBは2,3,4のクワッズにボーナスが付くが、この機種ではJ,Q,Kにボーナスが付く。キッカーがローカードの場合は400クレジットだが、ハイカードだと倍の800クレジットになる。

・幸先が良いと思ったのに、この後ビデオポーカーは氷河期並みのコールドストリークに入る。とにかく配牌がひどい。ハイカードのペアすらろくにディールされない。ハイカードを単独で残してもローカードしかドローしない。たまにローペアが配られても、トリップスはおろか2ペアに発展することもない。たまらず分散の小さいボーナスポーカー(BP)8/5に移るが傾向は全く変わらず、これが寝るまで延々と続き、その間クワッズは一度も出なかった。500ドルほど失い、3日連続のロイヤルフラッシュの夢も破れて失意のうちに寝る。

ラスベガス半生中継・2018年10月 (2) DAY 2

2018年10月16日 19時57分23秒 | 海外カジノ

・今日の予定:
(1)朝6時に起床して、7時にボウルダー・ステーションで友人のF田を拾った後、サハラ通り沿いにある「DMV (Department of Motor Vehicles)」に行く。ここは日本の運転免許センターに相当するところで、F田の持つネバダの運転免許証を更新することが目的。

(2)夕方6時に、現地在住の友人であるグレイさん及びサリーさんと、スプリングマウンテン通り沿いの中華レストラン「KJ Kitchen」で食事の約束。以上。

**********  以下、二日目の記録 **********

・居眠り運転などしないように昨夜は12時過ぎには寝たのだが、時差ボケなのか、3時に目覚めてしまう。その後30分程眠ろうと奮闘したが眠れないので、起きてカジノに降りたところ、全くツイていない。ここは気分を変えようと思い、5時ころにボウルダー・ステーションに向かうが、ここでもツイていない。F田と落ち合うまでに、そこそこのお金を失う。

・7時、F田と落ち合う。F田は今日からパレスステーションに宿を移すとのことだったので、荷物を車に積んでDMVに向かう。途中、セブンイレブンに寄ってホットドッグ二つとミルク(イチゴ味)を買うが、F田が車代だと言っておごってくれる。カウンターの脇でハラペーニョを多めに盛って車に戻る。

・DMVに到着したのが7時半。受付開始は8時だが、既に200人以上(感覚値)の長蛇の列ができている。F田と列に並びながら、さっき買ったホットドッグを食べる。米国のコンビニのホットドッグは馬鹿にできない。1/4ポンドオールビーフソーセージのホットドッグは安いのにうまい。そのうち、クリップボードを持った婦人が選挙がどうのと言いながら列の前の方からやってきた。F田が言うには、戸籍制度の無い米国では選挙の投票に運転免許証が紐づいているとのことで、そう言えば議会選挙が近いという話を聞いた気もする。F田が、我々は投票権がないと言うようなことを言っていたが、その婦人は「(並んでいる時間を利用して朝食を摂るスタイルが)Smartだわ」と笑っていた。たぶん「賢明」と言う程度の意味だろうけど、こんなところでも「スマート」と言うのか、と学んだ。

・DMVが開くと、行列の長さの割には案外早く、10分程度で中に入れた。広い建物の中には三方の壁沿いに番号が付いた数十ものカウンターが並んでおり、場内アナウンスの呼び出しに応じて指定されたカウンターに出頭する。F田が呼び出されて手続きを終えるまで2時間半ほどかかった。

・サハラ通りを西に向かい、今日からのF田の宿となるパレスステーションに入る。しかし、まだ午前中でチェックインには早すぎるということで、F田の荷物だけベルデスクに預け、F田がこれから仲間と合流するという、ヘンダーソンのStation Casino系列のカジノ、グリーンバレーランチに向かう。Station Casino系はワタシにとってはBoydに次ぐセカンドチョイスであるので、ここでしばらくF田とビデオスロットで遊ぶ。しばらく何も出ずつまらなかったが、「Five Dragon」というビデオスロットで取り返すことが出来た。

・2時半ころ、F田は無事仲間と合流できたので、この場で別れる。6時から約束している中華レストランはここからダウンタウンまでの間にあるので、ホテルには戻らずに、レストランからほど近いBoyd系列でトロピカーナ通り沿いにあるカジノ、オーリーンズで遊ぶことにするが、ここでも全くツイていない。このままでは危ないと思い、同じトロピカーナ通り沿いの「ピンボール・ホール・オブ・フェイム」に避難する。

・ピンボール・ホール・オブ・フェイム(PHoF)では、比較的新しい機種の割合が増えていて、ワタシとしてはあまりうれしくない。「Fire Power(Williams, 1980)」を遊んだが、音が出ないのと、レーンチェンジフィーチャーが利かない。おそらく、壊れた基板をなんとか修理して無理やり動かしているものと察せられ、その苦労を思う。5時半、約束の中華レストランに向かう。

・ほぼ約束の時間通りにレストランに到着。グレンさんが既に駐車場に立っており、サリーさんも間もなく到着した。店内に入って日本からのお土産を渡し、逆にまた二人からお土産をもらってしまった。ありがたいことだが荷物が増えてしまう。店では酸辣湯、麻婆豆腐、海老の唐揚げ、チャイニーズブロッコリの炒め物、炒飯を注文。白いごはんが自動的についてきたので、サリーさんは麻婆丼のようにして食べていた。麻婆豆腐には珍しく刻んだザーサイが入っており、これはこれでおいしい。チップ込みで一人30ドル。今回の滞在で唯一のまともなレストランでの食事だった。


KJ Kitchenで注文したもの。番号順に酸辣湯、麻婆豆腐、エビの唐揚げ、チャイニーズブロッコリの炒め物。この他に、勝手についてくる白飯と炒飯は、食べるのに忙しくて写真を撮り損ねた。

・9時ころ、グレンさん、サリーさんと別れてメインストリートステーションに戻る。カジノでゲームを始めるが、依然としていいところなし。初日のロイヤルフラッシュの浮きが心細くなってきたところで、またもやトリプルプレイ・ビデオポーカーで3枚残しからロイヤル様降臨。非常にありがたい。もしかして一日一回ロイヤル? などと妄想が膨らんだところで、昨日、一昨日と寝不足が続いているので寝ることにする。明日は宿をサマーリンのサンコーストに移す


またしても3枚残しから、そしてハートでのロイヤル様降臨。初日から二日連続で出るなど、長いラスベガス経験で初めてのことだ。こうなると「1日1回ロイヤル様?」などと馬鹿な夢が見えてしまう。