これまでのおもな議会活動を本にしました。
フェアな民主主義へ 地方自治のリア
活動をふり返る中で、あらためて突き付けられたのは、意思決定に主権者の声が反映されない政治の理不尽さです。
主権者として、政治に参画できない、形骸化した民主主義に、私は一貫して声をあげていたのです。
本を読み、日本の民主主義を「選挙と多数決に特化した民主主義」から、フェアな民主主義にするために、一人ひとりが何をすべきか、考えるきっかけにしていただければと思います。 . . . 本文を読む
大田区議会の私の(ような一人会派の)発言を制限したのはどういう意味を持つのか、なぜ、私の発言だけをたったの5分に制限したのだろうか、と繰り返し考えています。
たしかに、質問時間は、議員一人10分と割り当てられています。
しかし、これまで、議案についての質疑や討論には時間制限がありませんでした。 . . . 本文を読む
議員になってからの活動を本にする過程で、二つのことが見えてきました。
ひとつが、主権者に発意が無いこと、
もう一つが、主権者の発意でないことが、ほぼそのまま決まっていくこと
これで国民主権の民主主義と言えるでしょうか。
議員になってからの毎日は、フェアな民主主義のための闘いの日々です。
この出版を記念し、内田樹さんをお招きして出版記念講演会します。ぜひ、ご参加ください。 . . . 本文を読む
増税など、閣議決定したら決まったかのようになっているが
これは、国会での議論無く
与党の独断で、決まる国になっていることの表れだと思う
議会で与野党が議論しても一ミリも変更の余地が無い、という
これも民主主義なのでしょうか。
少なくともフェアな民主主義、民主主義のあるべき姿ではないと思います。
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私は、政治は、将来への希望であり、警告でもあると思っています。すぐ、明日から、というわけにはいきませんが、政治は、将来の暮らしを良くすることも悪くしてしまうことも可能です。どうしても、すぐに見えて、効果?がわかる現金給付などに目が向きがちですが、
99%の人に1人10万円配って10兆円ですが、1%に10兆円配って、20兆円の予算なら、格差は拡大します。
10万円で喜んでばかりは、いられません。
政治が将来の私たちの暮らしにどう影響していくのか、しっかりと調べて、主張・発言し、お伝えしていきます。 . . . 本文を読む
奈須りえの発言は、それほど都合がわるいのでしょうか。説明もなく、多数派による秘密会での一人会派の極端な発言制限が始まっています。自由に発言で北討論と質疑を一人5分にしたのです。人数の多い会派は、一人5分で上限30分なので、影響がありませんし、一人会派で質疑や討論をしているのは、ほぼ奈須りえだけなので、影響が及ぶのは奈須りえです。 . . . 本文を読む
討論の発言時間が会派の人数で制限されて初めての決算議会。明日、決算の討論・採決を行います。長い大田区議会の歴史の中で、討論の時間制限があったというのは、聞いたことがありません。自由に発言できていた討論が、たったの5分に制限されてしまいます。とても、十分に今の決算の問題点を指摘することはできません。 . . . 本文を読む
いまの政治がなんとなく良くないと感じている方は、少なくないと思いますが、ひっ迫感をもって変えようという力が働きにくいのは、急激な変化がみえにくいところにあるからではないでしょうか。 . . . 本文を読む
実は昨年2月、大田区議会が速記を廃止しています。
私は、一人だけでしたが、速記と録音の併用を求め、廃止に反対しています。
過去に、委員会での発言をめぐり、録音を再生し確認しようということになったら、2つの録音機が両方壊れて録音できていない、と言われた経験があったからです。
プロの速記者でも誤変換がありますが、業者への委託や、文字起こしのソフトで . . . 本文を読む
いまの政治の課題は、どこに問題があるのか、政治情報が十分に有権者に届かないところにあると思います。
でも、それが、議会そのものが、議論を尽くし、問題を明らかにして、有権者に届くことをさらに制限したら、、、、、大変なことになると思います。
選挙で議員を選んで議会を開けば、民主主義がうまくいくわけではありません。
思想信条言論の自由のもと、多様な意見の中から、一番良いものを、全体の奉仕者として選択できるところに、日本の議会制民主主義の良さがあると思います。
フェアな民主主義のために、情報を少しでもお届けできればと思います。 . . . 本文を読む
大田区議会を傍聴にいらした方から、「大田区の議案提出説明を聞くと、そうかな?と思うが、奈須りえの討論で、議案の問題点がよくわかり、なるほど、と思った」と言っていただきました。セールスマンは、自分が売る商品の(致命的な)問題点は言わないものですよね。議案に賛成してもらいたい提案者=大田区が、最初から、反対につながるようなマイナス情報をいうことは無いのです。 . . . 本文を読む
前回のアメリカ大統領選挙で、郵便投票の事が話題になりました。
トランプ元大統領は不正選挙を主張し、最近では、その郵便投票を制限しようとする動きに対して、バイデン大統領が民主主義への攻撃だと主張しているそうです。
日本では、1950年代に、なりすましなどの不正が相次いだため、廃止されていましたが、コロナを理由に、すでに、郵便投票法が改正されています。
選挙の公正を守るための郵便投票について考えました。 . . . 本文を読む
大田区の施設を予約しようとして、使用目的が「区政報告会」だと言ったら、予約出来なかったそうです。これまでも、区政報告会で使ったことのある施設で、そのことも説明したのに、その日は結局予約することができなかったそうです。ビックリして、大田区に確認したところ、誤りで、事業者の知識不足だったということです。当然知らなければならない施設使用の原則も、民間事業者だから、現場職員に研修することができないということでしょうか。予約出来ずに、あきらめて、使用できない事例を重ねれば、公の施設での政治使用が不可能になってしまいそうで、危機感を覚えました。 . . . 本文を読む