大田区立池上図書館を駅ビル内に移転させるための条例改正案に反対しました。反対の理由についてご報告します。 . . . 本文を読む
特別養護老人ホーム蒲田、糀谷、たまがわと、蒲田、糀谷、下もある子、矢口、大森本町、たまがわ高齢者在宅サービスセンター、軽費老人ホームおおもり園を区立で運営し、指定管理者を指定するための条例改正議案が提出され、賛成しました。
私は、福祉分野は、指定管理者制度を採用すべきでは無いと考えています。
しかし、今回、私は、特養を民営化するのではなく、区立の特別養護老人ホーム、高齢者在宅サービスセンター、軽費老人ホームとして運営を存続させることを評価し賛成しました。 . . . 本文を読む
大田区は、大田区民センターを解体し、跡地に保育園、区民活動施設などが入る複合施設を建設中です。
既存の区民センターは大幅に面積が減っただけでなく、社会教育施設から区民活動施設に代わり、社会教育という行政目的がなくなりました。敷地の一部分に建物を寄せて、敷地の半分弱を占める土地を空地にしていますが、用途は決めていません。大田区は、コロナで580億円の財源不足が生じることを知りながら、一向に事業の優先順位をつけて見直しをしません。穴埋めに、売却されたり貸し出されたりするのではないかと心配です。大田区民センターの跡地の開発に伴う、条例議案が出されましたが、こうした問題点について指摘しました。
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大田区議会では、議員にiPadを配り、議案や委員会資料をデータで送付するようになっています。区議会のICT化です。
議案や資料がデータになったことで、検索や保存が便利になりました。
一方、iPadによるデータは、一覧性、俯瞰性に欠けるため、私は細かく読み込むには紙の方が良いので、毎回、膨大な時間をかけて印刷しています。
紙とICT技術とを併用すれば、利便性も向上し、議会の審査・調査機能も上がると思うのですが、大田区議会では紙の議案や資料は配布されなくなってしまいました。
しかも、情報公開配信された議案も委員会資料も区民にも公開すべきだと思いますが、議案の一部をPDFで公開しているだけで、ICT化の利便性は議会内にとどまります。
そのうえ、サイドブックスに配信された資料の保存年限を定め、iPadのクラウドから強制的に4年で削除すると言い始めています。
紙の良さをなくし、データ配信による利便性さえ、なくすなら、何のためのICT化でしょう。
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公共施設の老朽化に伴う建て替えや修繕は、財政負担の軽減を名目に複合化が進められていますが、複数の施設を集中して建て替えたり、修繕したりすることになるため、必ずしも財政負担の軽減になりません。それどころか、複合化で使わなくなった土地や建物をどうするか、公表せずに建築だけが行われています。しかも、個々の建て替えより規模が大きくなるため、元受け事業者に求められる企業規模も大きくなり、入札に影響があるのではないか、という見方もできます。蒲田西出張所の建設契約もその一つです。 . . . 本文を読む
田園調布富士見会館を出張所にする改修工事に反対しました。一連の玉突き工事による改修で、最終的には、田園調布せせらぎ公園の敷地内に、文化施設と体育館を建設することになるからです。玉突きの図をみると、出張所の建物を大きくしてせせらぎ公園の中に入れるような計画だとわかります。出張所の跡地は何にするか決めていませんでしたが、最近、公園にすると言い始めました。大きな公園を切り分けて、名称は公園ですが、宅地にして、宅地開発してしまったのです。 . . . 本文を読む
いま、国では、ソサエティ5.0、世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画などを掲げており、大田区もそれにしがたい、新型コロナウイル
ス感染症との共存を前提とした新たな日常に向けた体制整備のためを理由に、行政手続きのオンライン化、行政サービスのデジタル化を重点項目の一つに位置づける予定でいます。
しかし、行政手続きのオンライン化、行政サービスのデジタル化により向上する利便性は、手続きで大田区役所や出張所、地域庁舎に訪れる回数が中には多くのサービスを受けていて、何回も来なくて済む方もいるかもしれませんが、一つの手続きで一回か二回減る程度で、そうしたサービスを受けていない人にとっては、利便性さえ関係ない方もいる一方で、そのために構築したマイナンバー導入のための当初システムの金額は莫大なものでした。
不思議なことに、たとえば今回補正予算が増額になる狭あい道路や耐震補強工事の情報など建築関係の情報は一切紐づけられない一方で、福祉サービスばかりが紐づけられていきます。
その一方で、こうしたマイナンバーとサービスを紐づけることで、どういう社会になるのか、予測し、大田区や大田区議会は何をすべきか考えなければなりませんが、無批判に国の施策をそのまま進めています。マイナンバーへ行政サービスが紐づけられることの意味と問題について、条例改正を機に考えました。 . . . 本文を読む
第94号議案、今回の補正予算については、賛成いたしますが、区政へ2つの視点から意見を申し述べます。
ひとつが、聖域なき全事務事業の見直しが進まないことです。前回の補正予算で△19億円の見直し後の減額補正を計上していますが、それ以上に増額要因があり、結果として減額できたのは△3億6千万円程度でした。
今後3年間で580億円の財源不足と言っていますが、今回、1億5314億円の増額で . . . 本文を読む
コロナで家の中にこもっていた時、私たちができたのは、ひたすら消費(=お金を使う)することでした。国は、コロナで、人に会うことを制限しましたが、お金を使うことは制限しませんでした。なので、なぜか、対面型の多くの小売店舗は自粛しましたが、コンビニやスーパーなど、空いている小売店がありました。そうした中で、図書館が閉館しました。これに対して、行政に総括させるべきだと思います。図書館は、本と触れる場所であり、人との接触は、貸し出し場面、つまりは、スーパーでいえばレジの部分でしかありません。しかし、行政は図書館を閉じてしまった。この期間を過ごしたことで、私たちにとってなぜ図書館が大切なのかが、より明らかになったと思っています。 . . . 本文を読む
コロナで減便でも、内陸を飛ぶ新飛行ルートをやめないのは、オスプレイの配備や飛行訓練が始まるからではないかと思って調べたら、今年7月に、オスプレイの飛行訓練が木更津で始まると言う報道がありました。
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田園調布せせらぎ公園に1300本の樹木を切って文化施設を建設した大田区は、さらに体育館も建設しようとしています。知った住民が、緑を守りたい、豊かな自然環境に囲まれた住環境を守りたいと、議会、大田区に声を上げ続けています。テレビに取り上げられ、署名も3000通を超え、さすがに、住民意見が大きくなり、ワークショップ開催を決めたのは良かったのですが、参加者の半数は、大田区が選考した団体の代表などで、公募の区民も抽選ではなく、大田区が選考しています。結論ありきのワークショップに見えましたが、さらにワークショップで大きな問題がおきました。 . . . 本文を読む