大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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【CO2 排出削減を指標にした環境政策とSDGsの問題点】についてのコメント

2021年10月24日 | ├.環境・エネルギー・廃棄物・アスベスト
第二回定例会の陳情について、不採択とする理由をご報告したところ、賛成してくださるコメントを【決算委員会の緑を守るための質問の記事】書いていただきました。私の緑や自然を守るための政策について、理解していただき、逆につながっていますねと指摘してくださっているので、ここにまとめて掲載します。 . . . 本文を読む

リニアの【シールド工事着工に関する質問】の回答を聞きに行きます

2021年10月21日 | リニア
以前に提出していたリニアの安心安全に関する説明会で、疑問点があったので、質問状を出しました。回答をいただきに行きます。掘り始める前に文書での回答を求めていたのですが、文書での回答はダメ、録音ダメ、録画ダメ、と言われ、それでは、きちんと理解できないので、何度かお話しを続けて、録音は了解していただきました。ダメと言える立場に無いという理解に変わったようです。一方で、伺う場所は防犯カメラが設置されているため、動画を回したいと要望しましたが、ダメでした。録音は制限できないけれど、録画の制限はするというのは、何か、理屈があるのでしょうか。ちなみに、カメラは、私に向けますので、と申し上げたのですが、これもダメでした。回答する場所も、どうしても希望に応じていただけず、こちらがうかがうことになりました。 . . . 本文を読む

【動画】令和2年(2020年)決算討論 奈須りえ フェアな民主主義

2021年10月18日 | 奈須りえ ニュース
令和3年第3回大田区議会定例会(第4日) 決算討論 奈須 利江議員(フェア民)32分25秒くらいから   日本はどこへ向かっているのか、どこへ向かうべきか ~転換点2020の大田区決算討論~   🔴構造改革の20年これまで日本は、行政改革、構造改革、地方分権、民営化、規制緩和など、色々な呼び方をしながら、日本の社会、経済システムを変え、公共分野を営利企業 . . . 本文を読む

生き物の住めない大田区の公園~ 緑化率だけ守ればいいですか?~ 

2021年10月17日 | ├.環境・エネルギー・廃棄物・アスベスト
・1300本の木を切った田園調布せせらぎ公園、 ・貴重な常緑樹林が残されている本門寺公園~池上梅園の「縄文の道」 開発により失われるのは、私有地の緑だけでなく、公園や公共用地の緑までもが失われています。 規制緩和により、公園の開発の上限面積が引き上げられ、公園内の緑化基準が宅地並みに変更されたことに原因があります。 生物多様性は、一時、よく使われた言葉ですが、 生物多様性基本法に書かれている 「人類は生物多様性のもたらす恵沢を享受することにより生存している、多様な生物がいることが人類の存続の基盤になっている」 という意義を読むと、その重要性にあたらめて気づかされます。 外来種が問題視されるのは、生態系が壊されることで、そこに生息する生物の生存が侵されるからです。 議会で取り上げ生物多様性の重要性をあらためて確認しました。 少し脱線しますが、取り上げてから、市場経済の視点から進む、人物金の移動の自由化が、そこに暮らす私たちの生存を脅かしていることも、どこかでつながっているなあと、感じました。 以下、決算委員会の動画と、質問と答弁概要を文書で報告します。 . . . 本文を読む

【動画】DX(デジタルトランスフォーメーション)で、少し便利になる手続き、情報管理される国民、失う主権、情報を手にして利益をあげる企業

2021年10月16日 | 奈須りえ ニュース
大田区議会 令和3年決算特別委員会(審査第2日) 款別質疑 総務費③ 奈須利江委員(フェア民)   コロナの感染防止を名目に進むデジタル化ですが、少しの利便性と引き換えに、私たちに何が起きるか、決算委員会で取り上げました。 デジタル化、ICT化、デジタルガバメント、デジタルトランスフォーメーションなど、様々な言葉が使われていますが、デジタル化によって、行政や企業、社会システ . . . 本文を読む

【動画】大田区の緑地保全に欠ける生物多様性の視点 生態系を守る視点で大田区の緑を守ろう

2021年10月16日 | 奈須りえ ニュース
大田区議会 令和3年決算特別委員会(審査第4日)款別質疑 都市整備費③ 奈須委員(フェア民)   大田区の緑地保全に欠ける生物多様性の視点 生態系を守る視点で大田区の緑を守ろう   ・1300本の木を切った田園調布せせらぎ公園、・貴重な常緑樹林が残されている本門寺公園~池上梅園の「縄文の道」開発により失われるのは、私有地の緑だけでなく、公園や公共用地の緑までもが失われ . . . 本文を読む

日本はどこへ向かっているのか、どこへ向かうべきか ~転換点2020の大田区決算討論~

2021年10月14日 | ├TPP・グローバル化・国家戦略特区
🔴構造改革の20年これまで日本は、行政改革、構造改革、地方分権、民営化、規制緩和など、色々な呼び方をしながら、日本の社会、経済システムを変え、公共分野を営利企業に開放し、日本市場を外国資本に提供し、投資家利益拡大のために日本を作り替えてきました。まさに、日本の構造を改革してきたわけです。 大田区だけではありませんが、保育、高齢福祉、放課後事業、など福祉分野の民営化や民間委託が進み、そして、ほとん . . . 本文を読む

「秩序を壊してきた構造改革」日本の秩序は細かいから崩しにくい

2021年10月11日 | 従来型日本システムと構造改革
新自由主義は問題ですが、それまでの日本はどうだったか、ここを見誤ると、さらに私たちの国は、変な方向へ行ってしまうと思います。従来の日本の良いところ、改善すべきことが、実は意外と明らかにされていないと思うのです。そして、意外にも良さを一番わかっているのが、日本を変えようと躍起になっていた人たち=構造改革推進派=新自由主義者たちだと思います。そうですよね、日本の良いところを壊して、金儲けしようとたくらんでいた人たちなのですから。難しい政策議論はともかく、こんな議事録を読んで、どう感じられますか? . . . 本文を読む

外環陥没直後ではなく、リニア着工で動き出した国のシールドトンネル工事ガイドライン策定

2021年10月08日 | リニア
国交省に電話して、シールドトンネル工事のガイドライン策定の意図についてうかがいました。土木学会のトンネル標準示方書(シールドトンネル)があるにも関わらず、国交省は、「横断的に知見を共有できていない」「教訓を次に生かせていない」という問題意識をもってシールドトンネル工事の事故を見ています。そうなると、安全の前提だったトンネル標準示方書(シールドトンネル)という日本の土木学会の知見の集積=権威に対し、国交省が疑義を唱えたことになります。私は、トンネル標準示方書の改定を求めるべきだったと思いますが、新たな基準を作ることになれば、これまでのトンネル示方書の位置づけはどうなるのでしょうか。 . . . 本文を読む

コロナの財源不足580億円なのに、総額いくらかわからない呑川下水道工事に大田区議会はGOサイン

2021年10月08日 | ├財政・金融
コロナで財源不足だといいますが、地方議会は、財政規律や優先順位より、主張が先に立ち、ほしいもの全てに賛成しているように感じます。 ところが、財政というのは、必要が先に立ちますから、議会が、ほしいということは、住民にその負担をお願いするのと同じ意味があります。 制入量出という考え方です。呑み川の合流改善と言って、雨が降って流れ出る汚水部分を一時ためておく貯留施設を作るための予算を変更して増額する補正予算が出されました。15億円が倍の30億円。しかも、これで終わりではなく、総延長6.15キロメートルにも及ぶ直径3m程度の巨大な下水管工事ですが、総額いくらいなるのか聞いても示されません。呑み川のにおいのもとになっている、雨が降った際の汚水の問題の解決策として提案されている貯留施設ですが、過密化する都市の構造的な問題でもあります。根本的な問題の解決策は示されなママ、対症療法で私たちの大切な税金が使われていきます。ちなみに、この下水管状の汚水の貯留施設は、リニア中央新幹線とも交差します。以下、議案の討論です。 . . . 本文を読む

大田区の緑地保全に欠ける生物多様性の視点 生態系を守る視点で大田区の緑を守ろう

2021年10月07日 | ├.環境・エネルギー・廃棄物・アスベスト
1300本の木を切った田園調布せせらぎ公園、貴重な常緑樹林が残されている本門寺公園~池上梅園の「縄文の道」。開発により失われるのは、私有地の緑だけでなく、公園や公共用地の緑までもが、失われています。規制緩和により、公園の開発の上限面積が引き上げられ、公園内の緑化基準が宅地並みに変更されたことに原因がありますが、そもそも、大田区は、生物多様性の視点で緑地の質の向上を図ると言っていますが、言葉ばかりで、実際の整備にその視点が反映されていないのです。生物多様性は、一時、よく使われた言葉ですが、生物多様性基本法に書かれている「人類は生物多様性のもたらす恵沢を享受することにより生存している、多様な生物がいることが人類の存続の基盤になっている」という意義を読むと、その重要性にあたらめて気づかされます。外来種が問題視されるのは、生態系が壊されることで、そこに生息する生物の生存が侵されるからです。議会で取り上げ生物多様性の重要性をあらためて確認しました。取り上げてから、市場経済の視点から進む、人物金の移動の自由化が、そこに暮らす私たちの生存を脅かしていることも、どこかでつながっているなあと、感じました。 . . . 本文を読む

なぜ、政治家は「誤解をまねく言葉」を使い、国民は「勘違い」してしまうのか 

2021年10月07日 | ●日々のできごと
首相が変わったら、日本が変わると期待していた方がいて、驚きました。なぜかと聞いたら、所信表明の「報道」にそう感じたからのようでした。実際、所信表明を読んでみると、「勘違い」してしまう表現も多く、マスコミもその通りに「勘違い」した報道をしているようです。岸田首相に代わり、あたかも自民党政権が新自由主義から脱却するかのように感じている方もいらっしゃいますが、岸田首相は、現行法を変えるとは一言も言っていません。これまでの構造改革は、「批判的な表現」をしているものの、そのまま引き継ぐのですから、現状は何一つ変わりません。新自由主義へと大きくかじを取った2000年前後からの構造改革で、日本は、変わってしまっていますが、。しかも、その構造改革も仕上げの段階で、このままの社会保障制度や国民主権、基本的人権を保障した憲法を残せば、矛盾は内包できないほどに大きくなるでしょう。だから、「勤労者皆保険」と名付けていますが、これはベーシックインカムにほかなりませんし、最後の仕上げとしての憲法改正が末尾に出てきているのだと思います。所信表明をここまで詳細に読み込んだことは初めてですが、それだけ、日本の方向性を示す、重要な言葉だと思います。気になる部分を赤太字で示し、コメントを黒で書きました。一緒に考えていきたいと思います。 . . . 本文を読む

ガイドラインを国が作ればシールドトンネル工事の安全は守れるか 土木学会編トンネル標準示方書があっても起きていた事故

2021年10月05日 | リニア
外環道の陥没事故を受けて、国がシールドトンネル工事の安全基準を定めるための検討会を開催することにしたそうです。 第一回が9月28日に開催されています。 そもそも、ガイドラインが無いというのは、実際には正確ではなくて、 土木学会の知見が詰まった 【シールドトンネル工事標準示方書(シールド工法編)】 という土木学会が策定したものがあります。 日本の土木工事の知見が集結した土木学会策定の示方書より、厳しいもの、罰則付きのものを 作って順守させようというのでしょうか。 問題は、あっても守れていないこと、守っても事故が起きること、ではないかと思います。 ここをしっかりと検証していただきたい。 作って終わりにしてほしくないですね。 . . . 本文を読む