大田区の施設を複合化する動きが目立ってきています。複合化することで機能を高め、効率的な更新ができることは好ましいわけですが、全体像が示されていないため、本当に効率的かどうかを確認することが出来ません。それどころか、現時点で見れば、複合化の方が施設整備費は逆にかさむことになります。また、複合化して残った施設の設置条例を廃止し、その後どうなるかは明らかにしていないため、貸し付けたり売却されてしまうのではないかと心配です。 . . . 本文を読む
自由競争経済で価格が下がりサービスが向上すると説明されて始まった「民営化」や「民間委託」ですが、同時に、保育士や介護従事者などの低賃金化が問題になっています。保育園の待機児対策は、効果の検証なしに民間事業者で進めて大丈夫でしょうか。 . . . 本文を読む
第二回定例会が終了しました。考えて考えて、私なりの議案に対する態度を決めました。正直、へとへとになりました。でも、中途半端で済ませられないのです。どうにも、意図や本質がすぐには見えない議案もあります。時間との闘いです。態度を決めるまでに議員に与えられている時間はそんなに多くはありません。今回ですと、議案送付が6月7日。すべての議案と陳情の態度を決めるのが6月22日。それでも、あきらめることなく考え続けると、奇跡的に道筋が見えてきます。そんな感じで毎回の議会に取り組んでいます。今回の議会について報告します。 . . . 本文を読む
教科書会社が日本の文化に忖度して、パン屋を和菓子屋にしたことで、道徳の教科書が話題になります。大田区でも来年から始まる小学校の「道徳の教科」に使う教科書ですが、現在、展示会を行っていて、展示会場へ行くと所定の用紙に意見を書けるそうです。展示会期日は6月30日(金)まで。 期日までに展示会に行って意見を出した分は、取りまとめ、選考委員会の際に資料として配布されるそうです。 気になる方は、ぜひ、展示会へ行って意見を出してください。関心を持っていることを示すことが大切です。 . . . 本文を読む
安倍首相の「意向」によって設置が決定したとされる今治市の加計学園の問題をきっかけに、「国家戦略特区」がクローズアップされてきました。アベノミクスの目玉政策として2013年から登場した国家戦略特区ですが、いったいどのようなもので、各地でどのような計画が進められているのでしょうか? 先の国会で問題となったのは、規制をなくしていく際の意思決定や手続きの不透明・不公正さでした。規制緩和が縁故主義的に行なわれることはもちろん論外です。また「規制」とひとくくりにして「悪」とみなしてしまえば、私たちの暮らしや産業を守るルールが根こそぎ失われ、社会が不安定化することでかえって経済の活性化を阻む要因にもなりかねません。必要なのは、なくすべき規制と、守るべき規制とを区別し、国民にもオープンな形で議論を進めることではないでしょうか。 私たちは、2014年、国家戦略特区が実施される前の段階で、その影響や懸念を『徹底解剖 国家戦略特区』という本にまとめました。それから3年が経ち各プロジェクトが実施されている中で、改めて国家戦略特区の内容を検証します。ぜひお越しください。 . . . 本文を読む
23区だけでなく、東京都のほとんどの市町の水道は東京都水道局が担っています。1,300万人を抱える大水道事業者の事業はどうなっているのか勉強しようと、今回、埼玉県朝霞市にある東京都の浄水場に行ってきました。都議会議員選挙を前に、一向に明らかにならない東京都の課題ですが、上水道事業もまた東京都の事業です。 . . . 本文を読む
第二回定例会の議案が送付されました。 毎年、第二回定例会は、大田区の外郭団体の経営状況に関する報告が提出されます。 これまで報告されていた、
・大田区土地開発公社 2902報告土地開発公社 ・公益財団法人大田区文化振興協会 2902報告文化振興協会 ・公益財団法人大田区体育協会 2902報告体育協会 ・公益財団法人大田区産業振興協会 2902報告産業振興協会 ・株式会社大田まちづくり公社 . . . 本文を読む
昨年、大田区議会の海外視察がマスコミに取り上げられ、海外旅行と批判を受けましたが、今年も自民党提案のヨーロッパに行くという。視察目的はまだ決まっておらず、これから考えるようです。 . . . 本文を読む
大田区議会は、議会最終日、一部の議会中継の配信をやめると決めました。都議会議員選挙が始まっていて、期日前投票の会場から党名が見えるなど公平公正を欠くというのが理由です。選挙期間中の投票ですから、会場に選挙カーからの投票を呼び掛ける声が聞こえることもありますし、会場すぐ外に公設掲示板があって候補者のポスターがはられているところもあります。そういう中での議会中継廃止。みなさんはどう思われますか。 . . . 本文を読む