特別養護老人ホームの入所は、待機者が多く、なかなか入所できないところに大きな問題がありますが、一方で、待機者の入所の順番を定める優先入所基準にも問題があることが、私、奈須りえの調査により明らかになりました。 私が議会で取り上げた結果検討会が報告書にまとめ、来年から優先入所基準が改善されます。 一方で、その時調査をして課題だと感じたのが、区立特養と民立特養の高齢者の受け入れの違いでした。 . . . 本文を読む
少子高齢化、人口減少社会到来と言われながら、実は区政において、大きな施策転換は行われていないのが実情です。 少子高齢化とその先に待っている人口減少は、そのままでは、否が応でも自治体財政の悪化をもたらします。これまでと同様の財政配分をしていれば必ず需給バランスは崩れ、効率的な区政運営はかないません。 そこで、今回は、学校施設について検証してみました。 なお、今回の議会質問にあたり、私は、教育委員会の学校ごと学級数生徒数の資料を、議場で議員と理事者(区役所の部長以上管理職)に配布しました。 予算・決算委員会では資料を配布の例はあるものの(これも私が初めて行ったのですが)本会議は大田区議会で初めてだったそうです。 . . . 本文を読む
建物の解体時にアスベストがきちんと分別されないため、廃材からリサイクルされる「再生砕石」と呼ばれる砂利にアスベストが混入している問題について、環境省の近藤昭一副大臣に面会し、対応を要請しました。 . . . 本文を読む
行政に関わり、様々なことを知りたいと思われた市民なら一度はぶつかるのが情報公開の壁です。「知りたいことを知ることができない」といっても、その内容は様々です。 ①存在しない ②存在するが公文書ではない(=メモ書きなど) ③存在するが公開されない ④存在したが保存年限を過ぎ或いは誤って破棄された。 昨年の7月に「公文書等の管理に関する法律」(公文書管理法)が制定され、来年4月より施行となります。法の施行により、公文書の基本的な考え方や範囲、保存年限と保存年限を過ぎた文書の扱いなどが変わります。 情報公開法制定の際には、各自治体が相次いで条例を制定しましたが、今回の「公文書管理法」制定に伴う自治体の条例制定の動きは鈍いようです。 今日は、公文書管理法施行に伴い国民の知る権利はどのように変わるのか報告します。 . . . 本文を読む
大森南の土中アスベスト問題の時から取材をしていただいている環境ジャーナリスト井部正之さんの記事をご紹介します。 アスベストの使用されている建物の解体に伴うアスベストの飛散、結果としてそこから出る廃材から作る砂利にアスベストが混入しているという問題です。 井部さんは、現在、池上旧トーヨーボール、東糀谷工場解体の問題についても取材しています。 . . . 本文を読む
池上旧トーヨーボールの解体・アスベスト除去工事に伴い住民主催で説明会を開催したことは、以前に報告しています。 その際に、一部吹き付け材の調査が行われていないことを指摘していましたが、吹き付け材の調査について住民に明らかにされないまま工事が再開されていることがわかりました。 . . . 本文を読む
高齢者の状況は、短期間で急変することがあります。 急変すれば、福祉用具(電動ベッドなど)やヘルパーなどの支給が必要になるため、ケアマネさんが、ご本人の状況に介護度を変えるための区分変更申請を行います。 その場合、福祉用具やヘルパー派遣は、認定結果を待っていられないため、すぐに支給が始まり、結果が出てからさかのぼって支給が認められています。 ところが、先日、区分変更申請をしていた直後に利用者さんの状況が急激に悪くなりお亡くなりになったケースがありました。 区分変更が行われていないこの場合、急変してからの福祉用具やヘルパー料、そして医師の区分変更に伴う診断料などはだれが負担すべきでしょうか。 . . . 本文を読む
昨日、住民主催の「池上旧トーヨーボール解体・アスベスト工事説明会(10/31)」が開催されました。 50人の会場に入りきらず、部屋の中・外に立って聞く方もいるほど大勢の方が集まりました。(80名までは数えた方がいましたが、部屋の外にも大勢いらっしゃいました) 残念ながら、説明は、住民に納得のいくものではなく、住民の理解を得られないまま説明会が終わりました。 住民は、再度の説明会開催と第三者機関による建物内アスベスト内覧・調査を要望していますが、事業者からの返答はいただけていません。 以下、簡単に説明会の報告をします。 . . . 本文を読む