先日の大田区議会に、思ったよりうるさかったと言う、「今さら?」の報告がありました。沖合移転前の区民の声は忘れてしまったんでしょうか?それとも、国交省や航空業界ほかの声を鵜呑みにしちゃったんでしょうか?羽田新ルートに関わる騒音測定とアンケート結果の報告、騒音の専門家、北海道大学教授の松井利仁先生の講演を合わせて集会をします。井戸端会議ならぬネット端会議で中継もしますから、どこでも聴いていただけます。当事者の声を聴くことで見えてきた、リアルな生活騒音の実態や、長時間現地に居て測ってみてわかった、騒音の特徴や影響について、報告します。
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再開発は、ある区画の容積率をアップして、増えた床面積から生まれた建物を売ったお金で建設費など負担して、地権者が無料で建物を建て替えられる仕組みです。多くの場合、複数の地権者がいて、地権者間で合意形成をして、地権者は無料で建物を建て替えられ、事業協力者というデベロッパーは、土地を買わずに利益を得られます。地権者は無料で建て替えられて良い仕組みのように見えますが、土地という固定資産の所有割合が減り(新たに住宅やオフィス部分を売却すると)、建物という減価償却する資産に変わってしまいます。そのうえ、デヴェロッパーは、建設費補助、利子補給、減税・免税措置を受け、私から見るとリスクなく確実に莫大な事業利益を得られる仕組みです。六本木ヒルズやミッドタウンやヒカリエ、丸ビル、新丸ビル、最近だと渋谷のスクランブルスクエアなど東京に次々と超高層ビルが並ぶのは、このしくみを使っているからで、事業者の自己責任でお金を借りるなど自己責任で投資をしているわけではありません。中には、区画全部が一つの地権者の場合もあります。この再開発の今後の方針が改定案されるというので、東京都の公聴会で意見を申し述べてきました。
都市マス同様、再開発の方針がの問題と私たちの暮らしにどうかかわるのかについて、ぜひ知ってください。
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東京都の都市計画マスタープランと、再開発の方針の改定案が出たので、公聴会で公述しました。
公述に際し、あらためて法律や、制度を調べ、非常に勉強になりました。
こんなにひどい仕組みで今の日本が動いているのか、と思うと、悲しく、ある意味、絶望的にすらなります。こういうひどい制度を放置して何とも思わない議員が過半数を超えていると言うことだからです。
都市マスは、無駄な公共事業どころか、民間事業も含めた税投入のお墨付きですし、
再開発も、法律や制度の改正を重ね、事業者が、リスクなく膨大な利益を確保できるという、あまりに不公平な、実にひどい仕組みになってしまっています。
せひ、知ってください。まずは都市マスから . . . 本文を読む
あらためて、今年5月に成立した「スーパーシティ」の問題点について、意思決定や権限という視点から考えてみたところ、
国会や地方議会、大臣や省庁の官僚の力を無力化する改正で、結果として内閣総理大臣に権限が集中していることに気づきました。同時に、内閣総理大臣は、企業(外国投資家)のためにその権限を使う形になっています。
憲法を改正していないのに、国民の主権が、企業(外国投資家)主導に変わってしまい、国会の権限も、大臣や省庁の権限(行政)も、地方自治も無力化し、内閣総理大臣に権限が集中しています。 国家戦略特区法改正によるスーパーシティで造った「企業主導」「内閣総理大臣独裁型」政治と、国民主権、地方自治を無力化させるしくみについて報告します。 . . . 本文を読む
中央省庁の国家公務員に対するアンケート調査
を働き方改革のコンサルティングを手掛ける
ワーク・ライフバランス(東京都港区)
が行ったそうです。
結果を読み、官僚は国会議員をこんな風に考えているのだとしたら残念だと思いました。
私も大田区議会で、こんな風に言われぬよう、ちゃんと勉強しなければ、と思います。
一方、これは、国権の最高機関である国会バッシングが始まったのか、とも思いました。こうやって、国会議員を批判し、国会議員が官僚に接触する機会を減らし、、メールで話をすませて、誰が利するのでしょうか。
相対的に権力を得るのは、金と力のある企業の機関投資家やグローバル資本などの株主です。
私益をむさぼる官僚、汚職を繰り返す議員、と言ったイメージがあります。
そういう人もいるかも知れません。
しかし、そうでない官僚・議員もいますし、そこからでなければ、官僚機構、日本の統治機構を変えることはできません。
ダメな官僚と議員か、私益をむさぼる強欲投資家か。ではなく、
そうではない、主権者民主主義を私たちは作らなければならない時に来ていると思います。
フェアな民主主義を、
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真上を飛ばないから大丈夫と議会と大田区が誘導してきた羽田の新ルートですが、アンケートを行っていますが、
・B滑走路南西離陸は在宅勤務できない、こどもが勉強できない、と言った声もありますし、ほかにも、
・夜間の騒音がうるさくなった
・今は減便しているが、これで元に戻ったらと思うと心配
という声が届いています。
どこをどう飛んでも、最初と最後は羽田空港なので、空港周辺がうるさくなるのは当然です。 . . . 本文を読む
新型コロナウイルスの感染で、社会に及ぼしている影響は、今も広がっているように感じます。そこで、中でも、こどもに関わる部分を中心にアンケート調査を行いました。コロナで起きた問題やとられた対策が、こどもの環境にどう影響し、208人はどう考えたか、アンケートから見えたコロナ禍の子どもの環境について知り、一緒に考える場を持ちます。 . . . 本文を読む