昨年の第一回定例会で指摘した現行の優先入所基準の問題をうけ、大田区が優先入所基準について検討会を立ち上げ報告書にまとめました。 8年前、申し込み順だった入所を、基準を設け優先入所にすべきと提案し大田区でも優先入所がスタートしました。しかし、基準を設けたものの、必ずしも現行の入所基準は、ご本人の状況や周辺環境が正確に反映されていませんでした。 報告書をもとに大田区の特別養護老人ホームの入所基準が見直されることになります。 . . . 本文を読む
大田区立保育園の0・1・2歳の定員が合計22名増えます。 今年の4月の待機児は402名。0歳が103名、1歳が190名、2歳が81名で、今回の定員増は待機者数に対してわずか22名ともいえますが、しかし、待機している方たちに一日でも早く、一人でも多くこたえることは区の責務であり評価できます。 これは、今年の第一回定例会において、区立保育園の一人あたり面積は保育園によりばらつきがある。何を基準にしているのか。という私の質問にこたえるかたちで、区が、試行的に子どもへの影響などを検証した結果です。 . . . 本文を読む
アスベストの使用は禁止になりましたが、過去に使用されたアスベストはまだ私たちの身の回りに存在しています。 1970~90年代は年間約30万tのアスベストが輸入され、年間20万程度のアスベストが建築物に使用されてきました。 2005年現在約4300万トンのアスベスト建材(含有率は5%~25%程度)が住宅などの建築物に蓄積されています。これらが今後、年間100万トン。ピーク時には130万トンが、解体により排出されるという試算がでています。 仮にすべてのアスベスト建材が解体時に分別されなければ、年間20万トンのアスベストが再生砕石として私たちの身の回りにばらまかれることになります。 再生砕石に混入したアスベストは一部自治体の問題ではありません。 第三回定例会において、この建物解体時におけるアスベスト建材分別と再生砕石の問題について取り上げました。 . . . 本文を読む