右だ左だと言われますが、それでは、肝心の場面で、日本の主権国家として主張できているかと言えば、そうではありません。
私は、日本の主権国家としての一つ一つの手続きにこだわることにこそ、他国との対等で「フェア」な関係性を構築できると思っています。
たとえば、今回条例改正が行われた軽自動車税ですが、
日本国内のアメリカ軍人、軍関係者のマイカーの軽自動車税は、根拠法なく条例で規定しています。根拠となる法律はどこにもないのに、日米合同委員会の協議により定められた税率が、総務省の事務次官から区に通知され、これらを受けて大田区の条例を改正するのです。
様々な場面で、日本の主権が無いのは、日米地位協定や日米合同委員会があるからという人たちがいますが、実際の手続きをするのは、日本の行政や議会です。
仮に、軽自動車税6,900円のところ、アメリカ軍人や軍関係者は3,000円だとしても、法的手続きは、日本の法体系に基づき行うべきだと思います。(一応、米軍関係者は日米地位協定で資産課税しないと定められていることを根拠に、道路使用に関わる費用を軽減し3000円になっているという説明があります)
私を保守だと言ってくださる議員や行政の方たちは、日ごろの私のこうした主張を見てくださっているからだと思います。
ぜひ、ご一緒に
議会での討論は、時間が短く省略していますので、少し長い意見を掲載いたします。
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音楽は、一方で、平和への祈りを込めて作られ、他方、兵隊を鼓舞するためにも使われます。講師のシャンソン歌手長谷川智子さんは、車座懇談会で、1週間後が「フランス革命」のあった7月14日だという話から、戦争や、貧しさに想い、悩む人々の暮らしから、作られた歌のエピソードを話してくださいました。ワルツは、戦争には合わないと本で読んだ記憶があります。勇ましい行進曲2拍子は軍靴の足音を思い出させます。長谷川智子さんは、この3拍子と2拍子の話についても、触れられました。(私も大好きな)高校野球の行進曲は、その時の流行歌が選ばれますが、ワルツは歩きにくくて選ばれないでしょう(笑)。流行歌は、歌える幸せ・聴ける幸せを想えば、平和の象徴ですが、ある時代、あるメッセージを大衆に贈る(送る)ことも可能だと言うことで、扇動的な部分も持ち合わせていると言うことだと思います。 . . . 本文を読む
アンフェアな民主主義に、一緒に怒っていただけますか?
議会に関わることで、とても嫌なことがありました。区民の皆様に送られる議会便りの私の紙面が、ほかの議員より、小さかったことに気づいたのです。私より少ししか発言してない議員が、私より大きく掲載されていました。 . . . 本文を読む
フェアな民主主義という名前で活動しているのは、一方で今の政治が、フェアではないと感じているからです。
民主主義というのは、公平な政治システムのはずですが、公平でないと感じる部分がたくさんあります。 . . . 本文を読む
議員をしていると、一部の有権者や議員から、政治は数だから、一人では何もできないから「仲間を増やすよう」言われます。一人で何人もが当選できる票を持っているのだから、増やせるだろう、とも言われます。確かにその通りだと思いますが、そうなればいいけれど、なかなか、簡単では無いと感じます。 . . . 本文を読む
年初から災害や事故が相次ぎました.。
災害や事故に、沈みがちになりますが、国の議事録には「火事場を作ってでも制度を変えてしまえばいい」という 有識者の発言もありますから、こういう時こそ、気を引き締めたいと思います。
自民党改憲草案の「緊急事態条項」は、独裁に陥るリスクを排除できないつくりになっています。
どこに、そんな恐ろしい抜け穴があるのか、みてみましょう。
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今年もどうぞよろしくお願いいたします。惨事便乗型資本主義という言葉があります。望まないこと、大切なことが大きな事故や事件や災害に目を奪われている間に、決められてしまわないよう、何をすべきか見極め、便乗型資本主義を抑止する存在でありたいと思います。
フェアな民主主義のために、今年も当たり前のことを普通に伝えられるようたくさん調べ、考え、発言してまいります。 . . . 本文を読む
私たちは、いろいろな顔を持っています。職場で働く人。学校で生徒。家では親、こども、、、、。買い物するときは消費者。経済活動における投資家、経営者、労働者。行政における納税者。選挙における有権者。民主主義における主権者。最近気になっているのが、
政治の場面における企業の力が大きくなっていることです。 . . . 本文を読む
期間限定とはいえ、国が所得税と住民税を「減税」と言い始めています。
これは、1年減税しても、社会保障は問題なく執行できる証明です。
国も自治体の財政も、会計年度独立の原則と言って、その年に集めた税金で、その年の需要(必要)を賄うというのが原則だからです。
1年減税できるということは、減税で必要な財源は足りているということです。
減税しても大丈夫なのだから、
今の税金の集め方、使い方、
税の取り過ぎ、無駄遣いをもっと問題視すべきです。 . . . 本文を読む
いま、日本の制度やしくみは、選挙で選ばれた国会議員が決めた法律がもとになってできています。そこに、官僚や行政が果たす役割は決して小さくありませんが、それでも、法律を成立させるには、国会が必要ですし、予算も議決が必要です。日本の選挙制度は、基本、18歳以上のすべての国民に選挙権がありますから、有権者の総意(賛否も含め)で政治が行われているということです。 . . . 本文を読む
隣組は、戦時体制下、行政の下部組織として位置づけられていましたが、敗戦後に、マッカーサー指令に基づいて廃止されています。
ところが、今も、大田区は、区民との合意形成を自治会や町会長の同意で済ませたり、まちづくり条例のまちづくり組織の承認権を与えたりしています。いま、策定中の基本構想でも、自治会町会の組織率の低下を課題としていますが、いち任意団体の組織率向上を、行政が取り組むことは、自治会町会を、大田区の下部組織として位置づけることにつながらないでしょうか。 . . . 本文を読む
場所などお間違えないよう、事前にご確認いただけたらと思います。お気軽にご連絡ください。
お問い合わせ先
office@nasurie.com携帯 090-9156-0313電話 03-6303-8671ファックス 03-6303-8672
区政報告会
9月3日(日)9時半~
場所:大田区消費者生活センター
〒144-0052 大田区蒲田五丁目13番26-1 . . . 本文を読む
大田区議会が議案の質疑や討論に制限時間を設け、1年が経ちたちました。
効率的な議会運営のために、発言時間を減らしたのです。
発言制限によって、大田区議会の討論は、どう変わったでしょう。 . . . 本文を読む