水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(187)

2016-04-28 09:49:33 | 古今和歌集
120 わがやどにさける藤波 たちかへりすぎがてにのみ人の見るらん
家に藤の花さけりけるを、人のたちとまりて見けるをよめる
みつね

すぎがてに=過ぎる+難い

我が家に咲いた藤の花を、道行く人々が見てくださるのですが、(たぶん、その美しさにゆえでしょう、)通り過ぎてはたちどまって、じっくりごらんになっています。


この季節は、花が次々と咲き、きれいですね~。
加齢のせいでしょうか、咲き誇る花々を、しみじみとした心境でながめられるようになった、きょうこのごろです。