水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(185)

2016-04-21 11:26:34 | 古今和歌集
1013 いくばくの田を作ればか ほととぎす しでのたおさを朝な朝な
題しらず
藤原としゆき朝臣

どれだけの田んぼを作ればいいのですか、ホトトギスさん、そんなに、「シデノタオサ」とせかさないでください。

シデノタオサ=垂幣の田長=田植えを指揮するリーダー


街路のツツジのつぼみも大きくなってきた。いよいよ今年も田植えの準備で忙しくなる季節の到来だ。


しかし一瞬にしてすべてが無に帰した、熊本での被災者のみなさんの心の内をおもんぱかるに、なんともやるせない春だ。

それでも時計は動く。わが身のこととし、日々を緊張してすごさねば。