水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

論語(490)

2014-08-12 06:00:04 | 論語
堂々乎張也、難與竝為仁矣(子張第十九の16)

堂々たるかな張なり。共に並びて仁をなしがたし

張(子張のこと)さんは堂々としている。(その堂々たる(姿勢)ゆえに)いっしょに人間修養をしようとは思わない。


曾子の言。
ここでも子張は敬遠されている。

ひとりの弟子が多くの同士から批判されるのには、それなりの理由があるのでしょう。
が、さて、孔子先生はそれをどのように見ていたのでしょうか。
たぶん、「人様の批判をする時間も惜しんで、自分を見つめよう」とおっしゃったのではないでしょうか?

ワタクシをして、このように言わしめるところに、論語のふところの深さがあるのでしょうか?