詩可以興、可以観、可以群、可以怨(陽貨第十七の9)
詩は以て興こすべく、観るべく、群れすべく、怨むべし。
詩というものは(人生の上で大変大切なものであって)、人の心を高揚させ、観察眼を養い、人々を集め、恨み言(さえ、的確に)表現させる。
孔子が弟子たちに対し、「君たちはどうして詩の勉強をしないのですか?」と問いかけ、上のような効用を述べた。
この語の後に続けて、「近親者や上司先輩とのコミュニケーションを図る種として使えるし、鳥獣草木の名を知ることもできるのですよ」とも、補足している。
む~ん、昔の人が漢詩に傾倒したのも、論語のこの節の影響があるのでしょうか?
それにしても、漢語の和読みを作ってしまった日本人の能力って、本当にすごいことだと、つくづく思います。
そしてさらに、和歌や俳句という、特有の詩(文化)を作ってしまった感性も、誇るべき特性のような気がします。
詩は以て興こすべく、観るべく、群れすべく、怨むべし。
詩というものは(人生の上で大変大切なものであって)、人の心を高揚させ、観察眼を養い、人々を集め、恨み言(さえ、的確に)表現させる。
孔子が弟子たちに対し、「君たちはどうして詩の勉強をしないのですか?」と問いかけ、上のような効用を述べた。
この語の後に続けて、「近親者や上司先輩とのコミュニケーションを図る種として使えるし、鳥獣草木の名を知ることもできるのですよ」とも、補足している。
む~ん、昔の人が漢詩に傾倒したのも、論語のこの節の影響があるのでしょうか?
それにしても、漢語の和読みを作ってしまった日本人の能力って、本当にすごいことだと、つくづく思います。
そしてさらに、和歌や俳句という、特有の詩(文化)を作ってしまった感性も、誇るべき特性のような気がします。