水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

論語(440)

2014-04-03 11:03:14 | 論語
性相近也、習相遠也(陽貨第十七の2)


性(セイ)は相近きなり、習(ナラ)いは相遠きなり
人が生まれつき持っているものには、それほど差がない。生まれた後の学習で、人によって大きく差がつくものなのだよ。


超有名な節だ。
上の「読み」および「解釈」は、湯島聖堂/漢文検定/寺子屋編テキスト、に書かれているとおりとした。

であるからして、権威に弱い凡人がとやかく言えるわけがない。
がしかし、ヘソマガリを自認している人間としては一言言わしてください。

ジュウバコ読みは避けたほうがいいのでは、と言いたいのです。

・性(セイ)は相近きなり、習(シュウ)は相遠きなり
・性(ウマレツキ)は相近きなり、習(ナラワシ)は相遠きなり

「性」と「習」を音読みにするか、訓読みにするか。
下、つまり訓読みのほうが、心にすんあり浸みこむような気がしますが~~~~。いかがでしょうか。