如有政、雖不吾以、吾其与聞之(子路第十三の14)
もし政あれば、吾をもちいずといえども、吾之を与り聞かん
もし、(あなたが今日たずさわてきた業務が)政務であるならば、たとえそれを私にやらせることはないとしても、事前に私に話があってしかるべきです(私が聞いていないので、あなたがやってきた業務は政務ではありません)。
孔子の、強烈な自負心があらわれているように感じる。もっと言えば、弟子に対する上から目線が強すぎる。
この言に至るやりとりは以下のとおりだ。
仕事帰りの冉有を見て、孔子が言った。
「遅かったね。どうしたの?」(何晏也)
「政務に携わっていました」(有政)
「(そりゃないでしょう)単なる事務をしてきただけでしょう」(其事也)
そして上に続く。
事=本義、あらゆることを記述する職
冉有の心得違い、もしくは思い上がり、をたしなめたのであろうが、弟子にたいする思いやりのない、孔子らしくない言い方だと受け取った。間違いか?
もし政あれば、吾をもちいずといえども、吾之を与り聞かん
もし、(あなたが今日たずさわてきた業務が)政務であるならば、たとえそれを私にやらせることはないとしても、事前に私に話があってしかるべきです(私が聞いていないので、あなたがやってきた業務は政務ではありません)。
孔子の、強烈な自負心があらわれているように感じる。もっと言えば、弟子に対する上から目線が強すぎる。
この言に至るやりとりは以下のとおりだ。
仕事帰りの冉有を見て、孔子が言った。
「遅かったね。どうしたの?」(何晏也)
「政務に携わっていました」(有政)
「(そりゃないでしょう)単なる事務をしてきただけでしょう」(其事也)
そして上に続く。
事=本義、あらゆることを記述する職
冉有の心得違い、もしくは思い上がり、をたしなめたのであろうが、弟子にたいする思いやりのない、孔子らしくない言い方だと受け取った。間違いか?