水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

蒸暑(35/72)

2009-07-27 10:31:57 | 72候
 明日は、72候の「土潤って蒸し暑し」である。古来中国では、この蒸暑(じょうしょ)の時期、どんな勉強家であっても机を離れたのだそうだ。暑くて、勉強なんかやってらんない、ということ。

 昨日今日、確かに蒸し暑い。が、つい二~三日前まで、もどり梅雨とのことで、気温は上がらず、うっとうしい日々が続いた。天気予報によると、今日の午後から、またぐずつくらしい。

 家人は、梅の天日干しが出来ず、イライラしている。一セットは、梅雨明け宣言が出された時に完了した。が、もうひとつのセットの進行が止まっている。

 梅雨明け宣言は、「ざんざ降り」を認めた後に出されるものと思っているが、今年は「ざんざ降り」を経験しなかった。そして、西日本で「ざんざ降り」だ。
天候が変なのか、気象庁が変なのか。

 国(気象庁)が天気予報をするのは、そろそろおやめになったらいかがか?
国はデータだけ収集・管理・公開し、予報は民間にまかせればいい。自由化されると、今は金太郎飴の天気予報が、当然テレビ局ごとに異なるようになる。そうすると、視聴者は、その的中率の高いチャンネルに関心を向ける。したがって、各テレビ会社は高視聴率獲得のために、天気予報に金をつぎ込まざるをえない。その結果必ず、即座に、予報技術は長足の進歩を遂げる。という筋書きだ。
戦時統制の名残にすぎない、現行天気予報体制は、すみやかに解体し、予報自由化に向かうべきである。
どのテレビ会社の天気予報を信頼しようか、なんて毎朝悩むことを想像するだけで、楽しいではないですか。

 それにしても、テレビに映し出される、西日本での被災状況は、悲惨だ。被災された方々に心からお見舞い申し上げる。そして、我々は、票の獲得に現を抜かしている政治家諸先生方が、これにどのように対応するか、注目しなければならない。