水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

蓮始めて開く(32/72)

2009-07-11 10:18:48 | 72候
 明日は72候の、「蓮始めて開く」だ。24節気でいうと、小暑の次候。

蓮の英語はロータス。ロータスとくると、F1、そして、アイルトン セナ。

何回か前に、記憶の連鎖的呼び起こし、なんて書いたが、小生のそれのひとつがこれだ。恥ずかしながら毎度、この記憶連鎖の最後が、仏と神なのである。

 以前、サンパウロに行った時、現地の人に半ば無理やり、セナの墓につれていかれた。その時、F1とか、チャップマンという仏教信徒が作ったロータスグループとか、自動車レースのことを、初めて聞かされ、感動した。

 セナの墓は極めて質素。しかし多量の献花が絶えない。なぜか?彼は貧困層出身で、レースで稼いだ金のほとんどを、社会福祉に投じたそうである。だから、ジーコと同様、今なお、ブラジルで絶大な支持を得ている。

 ときどき世の中に、本当は神様・仏様ではないか、と思わせる人が現れる。今の日本人でこれに一番近いのはイチローか。