大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国 不動産企業の債務残高 560兆円

2021年10月20日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



中国の不動産企業全体の債務総額が5兆ドル

(約560兆円)に達すると米紙が伝えている。

恒大集団だけで33兆円とされているが、560

兆円ともなれば日本のGDP総額を超える。

これだけの債務を積み上げるには、それ相応の

資金が中国の銀行から流れ出ていたことだろう。

また、高利をうたって海外からも多くの投資を

呼び込んでいたことだろう。

既に、昨年からの[三道紅線(3本のレッド

ライン)]と呼ばれる貸し付けの規制強化で、

多くの不動産企業が破綻に追い込まれそうだ。

恒大集団を始め、不動産企業が発行した海外

投資家向けの債券相場が暴落している。

既に、デフォルトを読み込んで、債券相場で

20%を超える暴落となっている債券も。

恒大集団に続く海外投資家へ債券債務の一部

不履行が、相場の下落に拍車を掛ける。

また、10月上旬には米国の金融大手が、恒大

集団を含む中国不動産大手の多くが簿外債務を

抱えているとし、その規模は数十億ドル

(数千億円)にも達するとしている。

[三道紅線]規制をクリアできる企業にとっても

市場の様子見で成約が落ち込み、金融機関の

貸付け業務が停滞すると、経営存続が厳しく

なる企業に続出につながる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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