大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

選挙後の日本社会 生まれ変われるのか

2021年10月31日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



経済協力開発機構(OECD)が発表した、加盟国

35ヶ国の2020年度の平均賃金では、日本は

424万円で22位と中位以下にまで沈んだ。、

過去30年間に、4・4%しか上がっていない有様。

この間、米国は339万円上昇したが、日本は

18万円止まりで、ほぼ停滞。

その結果、お隣韓国には2015年に追い抜かれ、

2020年度には38万円にまで差を付けられている。

生活苦から逃れるための韓国への出稼ぎ時代に。

原因は労働政策、働き方改革などと一見、

格好よく聞こえる政策を口にする政府。

だが、実態は1990年に20%だった非正規雇用

者率が、最近では37・2%にまで上昇し、

構造的な収奪機構が進み、賃金上昇を抑圧。

国税庁の2019年度の資料では、非正規雇用者の

年収は175万円で、正規雇用者の503万円の

半分にも満たず、同じレベルの仕事をしても

収入は半分以下という収奪構造を許している

政府=大資本に大きな責任がある。

韓国社会を象徴する言葉として、よく[ヘル

韓国]と言う言葉を耳にするが、何のことはない

本当は[ヘル日本]なのだと言える。

非正規雇用者率の高さの結果は、労働生産性の

低さにも表れ、日本人1人当たりの2019年度の

労働生産性は、主要37カ国中26位と下位層に。

経団連は利益分配を回避し、自己資本の積み

増しに励み、労働組合は御用組合と化している。

最近の韓国内の調査では、信じられないことに、

ビジネスマンの66%は韓国の将来に望みを抱き、

楽観しているという。

日本では、働けど働けど暮らしにゆとりを

感じないストレス社会に66%の人が落胆だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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