大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国 気候変動対策のロードマップ公表

2021年10月30日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        




2018年の世界の二酸化炭素(CO2)総排出量

約335億トンとされている。

うち中国が28・4%の約90億トン余、2位の米が

約半分の14・7%で50億トン、3位がインドの

6・9%の23億トン、日本は5位で3・2%の8・5トン。

総排出量の3割近くを占める中国は、現在

石炭不足にるエネルギー不足で混乱が続く。

国内の総エネルギーの6割を石炭火力発電

依存しており、毎年石炭火力発電所の建設

ラッシュが続き、石炭産地の山西省だけでも

11ヶ所の大型火力発電所が建設中。

温暖化ガス排出削減どころか増加の一途。

COP26開催を目前にした10月26日に、中国

政府は、二酸化炭素(CO2)の2030年までの炭素

排出ピークアウトに備えたロードマップを発表。

中国は、2020年に60年までに二酸化炭素(CO2)の

排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルを

達成するとの目標を公表している。

ロードマップには、排出量が多い鉄鋼と非鉄

金属、建設資材、石油化学製品に対しては、

それぞれの業界に即した排出ピークアウトの

計画を設定。

排出量が多い自動車については、30年まで毎年

追加される全車両の40%が新エネルギーを

動力源とし、100万人を超える全都市で環境に

優しい交通が70%以上になる。

30年末までに、水力発電容量を約40ギガワット

増加させるため水力発電所の建設を進める。

開発の重点は、金沙江と瀾滄江、雅礱江、

黄河に加えて、インドとバングラデシュの

主要な川につながるチベットのヤルンツァンポ

川に置かれる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

健康と安心のメタボへの備えは?