大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

2020年にラオスで新型コロナ類似ウィルを発見

2021年10月28日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



仏パスツール研究所の研究チームは、新型

コロナ発生から半年後の2020年夏、ラオス

北部の森で捕獲したコウモリから糞などの

サンプルを採集し、このウィルスを分析した。

その結果、発見したウイルスのうち3種類は

新型コロナウイルスと非常に似ていて人間の

細胞と結合が可能だったと発表した。

新型コロナウイルスは、人間の細胞の表面の

ACE2という受容体にくっ付いて人間を

感染させるが、このウイルスにも似た特性を

備えていることが突き止められた。

新型コロナ初期の変異株よりも、はるかに

優越した感染力を持つという。

今回の発見で、コロナウィルスは自然界で

容易にヒトに感染を広げる機能を獲得できる

ことを示すものとして注目されている。

このため、武漢での起源を巡る論争にも、

影響を与えるとしている。

科学者は、このウイルスの家系図を通して

潜在的に危険なウイルス変異株がどこに隠れて

いるか、これを探すためにどんな動物を研究

すべきかの手掛かりを得ることができるとする。

現在までに、発見されたウイルスのうち新型

コロナウィルスに最も似ているのは、2020年に

中国雲南省のコウモリから発見された[RaTG

13]で、新型コロナウイルスと96%一致する。

新型コロナウイルスと[RaTG13]は、約40年前に

コウモリを感染させた共通祖先を持つと推定。

研究チームが、サンプルを採取したラオスの

現場は、[RaTG13]が発見された雲南省から

約240Km離れた場所だという。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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