大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

武漢研究所 ヒトへの感染力を強める実験

2021年10月04日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




これまでの、武漢ウィルス研究所起源説に

対する中国政府の公式見解に懐疑的な見方を

主導してきた「新型コロナ感染症に関する

分散型の先鋭匿名調査チーム」(DRASTIC)が、

9月下旬に複数の文書を公開した。

パンデミックの発生以降、20人以上にのぼる

DRASTICの調査員は、これまで注目されて

いなかった文書を複数の国で独自に調査

分析し、結果を公開してきた。

公開された複数の文書からは、武漢ウィルス

研究所の研究者たちが、コロナウイルスの

遺伝子を操作して変種をつくり、それを複数の

洞窟に放ってコウモリの感染状況を観察して、

それらのウイルスが人間にもたらすリスクを

評価する計画をしていたことが明らかになった。

公開した複数の文書は、匿名の内部告発者から

提供されたものだと説明している。

文書には、米非営利研究機関[エコヘルス・

アライアンス](ピーター・ダザック代表)が、

武漢ウイルス研究所と協力して、[ヒトに感染

するコウモリコロナウイルスの危険な先端

研究を行う]ことを計画し、米国防総省傘下の

防衛先端技術研究計画局(DARPA)に研究資金の

助成を要請したことが記されていた。

武漢の研究者たちは、計画の[パートナー]と

して提案文書に名を連ねていた。

また、計画は[準備は順調に進んでいる]とも

記されていたが、DARPAは研究の助成を拒否。

研究計画の提案は、2018年3月に行われ、

計画書には、研究に3年半かかると推定して、

DARPAに研究費1400万ドルの助成を要請。

その後、この計画がどのようになったかは

不明だが、2019年8月ごろに、新型コロナ

ウィルスの感染者が武漢市で見つかっており、

武漢市内で、最初にヒトへの感染が報告され、

感染拡大が発生している。

DRASTICの調査で、武漢ウイルス研究所が

長年、コウモリが生息する複数の洞窟で調査を

行い、さまざまな種類のコロナウイルスを

収集していたことが明らかになっている。

また、それらの新型コロナウイルスに最も

よく似たものも含むウイルスの多くは、20

12年に3人の鉱山作業員がSARSに似た感染症と

みられる症状で死亡した雲南省の銅鉱山の

洞窟から採取したものだった。

調査では、武漢ウィルス研究所が、それらの

コロナウイルスを、安全手順が不適切なまま、

パンデミックを引き起こしかねないような

方法で、積極的に研究を行っていたことや、

同研究所と中国当局が、その研究活動を隠蔽

するために努力を積み重ねてきたことも判明。

DRASTICによる数々の暴露が、彼らに懐疑的

だった欧米のメディアや科学界に影響を及ぼす

ようになって、バイデン米大統領は米情報

機関にウイルスの起源を特定するよう命じた。

8月の情報機関からの報告は、こうした事実は

どれも、ウイルスが研究所から流出したとする

決定的な証拠ではないため、ウイルス起源に

関する結論は見送られることとなった。

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