大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国青年層 借金して新規株投資が4兆円

2021年10月22日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




韓国では、金融機関から借り入れで株式や

不動産などへの投資が昨年度から急増し、

家計債務額もうなぎ上りだ。

銀行が住宅購入、株式投資、生活費などの

目的で家計に融資した金額は21年4~6月に

前年同期から168兆6000億ウォン(約15兆8500

億円)増え、1805兆9000億ウォン(約172兆8000

億円)になり、GDPにほぼ匹敵する金額に。

政府は、家計債務増加の抑制に備えて、7月に

政策金利の引上げに加えて新たな銀行融資

規制が実施された。だが、効果がなく7月だけで

家計向け融資の増加幅は9兆7000億ウォン(約

9300億円)と、6月の6兆3000億ウォン(約

6000億円)を上回る勢いが続く。

取分け、10~30代の青年層で借金をして投資を

する風潮が一般化し、今年上半期に株式投資の

ために証券会社から借りた金額だけで、40兆

ウォン(約3兆8000億円)を上回っている。

2020年1年間の青年層への新規融資の増加率は

72.5%で、全体の増加率の70%を上回っている。

新規融資額に占める青年層の割合も、約20%と

増加し続けている。

これに伴い、6月末現在、青年層の口座残高は

約13兆2000億円と2019年末の約5兆3400億円の

2倍以上に膨れ上がった。

一昨年からうなぎ上りとなっている株式相場に

乗り遅れまいとする株式投資の過熱は危ぶさを

増すばかりとの指摘も多いが聞く耳がないようだ。

10月中旬、韓国の総合株価指数(コスピ)は

ウオン相場の安値と共に、2900ポイント台に。

外国人投資家のドル高に合わせた株式売りで

サムスングループを中心に下落が激しくなって

きているが、サムスン信仰の強い青年層が

買い進める流れが続いている。

14日には、ウオンが1ドル=1200ウォンの

水準まで値を下げ、サムスン電子株は前日より

3・5%の急落で、昨年12月3日以来となる

6万9000ウォンとなっている。

資金力の備えない青年層が買いの主役だけに

危うさが付きまとう。

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