大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

抗体を回避するR.1変異株 日米で感染最多

2021年10月02日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



日本では、27都道府県に出されていた緊急

事態宣言
と蔓延防止等重点措置の適用が

9月30日をもって、すべて解除となった。

これで、第5波は乗り切ったことになるが

とてもメダルに届く評価を得られない苦しい

結果だったが、重い職務を強いられた医療

関係者の献身的努力による成果だった。

デルタ株の克服で、今回の新型コロナウィルスは

終息に向かうとする研究者の指摘があった。

このまま、インフルエンザ並みにワクチンで

対応できるようになって欲しいものだ。

世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス株の

変異株のイータ株、イオタ株、カッパ株について、

[懸念される変異株]から[監視下の変異株]へと

格下げしたと発表している。

他方、次なるパンデミックの主役なる可能性を

備えた変異種が存在するとの指摘もある。

ワクチン接種により、抗体を獲得しても、

その抗体を回避して感染を拡大させる変異株と

して科学者が懸念を示しているのが、R.1系統の

変異株だとされる。

この変異株は、2021年3月に米ケンタッキー

州の介護施設で検出された。

米疾病対策センター(CDC)によれば、R.1株には、

抗体が働く際の標的となるスパイクタンパク質に

W152L変異が見られ、それが抗体の効果を

低下させる可能性があるという。

新型コロナウイルスの変異株データサイト

[Outbreak.info]によれば、9月24日現在で

R.1が検出された人は、世界全体で35ヶ国、

1万573人に上り、アメリカと日本が世界で最も

多く、それぞれ2266人と7521人となっている。

検出数から見れば、日本が次の厄介な変異株の

感染拡大の発火点になる可能性も存在するのだ。

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