日本では、27都道府県に出されていた緊急
事態宣言と蔓延防止等重点措置の適用が
9月30日をもって、すべて解除となった。
これで、第5波は乗り切ったことになるが
とてもメダルに届く評価を得られない苦しい
結果だったが、重い職務を強いられた医療
関係者の献身的努力による成果だった。
デルタ株の克服で、今回の新型コロナウィルスは
終息に向かうとする研究者の指摘があった。
このまま、インフルエンザ並みにワクチンで
対応できるようになって欲しいものだ。
世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス株の
変異株のイータ株、イオタ株、カッパ株について、
[懸念される変異株]から[監視下の変異株]へと
格下げしたと発表している。
他方、次なるパンデミックの主役なる可能性を
備えた変異種が存在するとの指摘もある。
ワクチン接種により、抗体を獲得しても、
その抗体を回避して感染を拡大させる変異株と
して科学者が懸念を示しているのが、R.1系統の
変異株だとされる。
この変異株は、2021年3月に米ケンタッキー
州の介護施設で検出された。
米疾病対策センター(CDC)によれば、R.1株には、
抗体が働く際の標的となるスパイクタンパク質に
W152L変異が見られ、それが抗体の効果を
低下させる可能性があるという。
新型コロナウイルスの変異株データサイト
[Outbreak.info]によれば、9月24日現在で
R.1が検出された人は、世界全体で35ヶ国、
1万573人に上り、アメリカと日本が世界で最も
多く、それぞれ2266人と7521人となっている。
検出数から見れば、日本が次の厄介な変異株の
感染拡大の発火点になる可能性も存在するのだ。
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