大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国の黒い融資 13年以降2・7倍に急拡大

2021年10月05日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



米国の民間調査機関が、過去約20年間の中国と

アジアやアフリカなど165ヶ国に対する融資

事業13000件超を精査した結果を発表した。

その結果、2013年以降の途上国向け開発援助

資金額は、それ以前の約2・7倍となる年平均

850億ドル(約9兆4000億円)に急拡大させていた。

この金額は、日本や米国の同期間の合計額を

上回り、世界で突出していた。

また、自国に優位な融資条件を設け、不透明

形で支配力を増す実態も明らかになった。

調査期間は、[融資の半分は隠れた負債となって

おり、通常の援助とは異なる]と指摘しているが、

中国は情報開示には消極的。

2000~2012年の13年間では、米国と中国の

開発援助はそれぞれ年平均約340億ドルと

320億ドルでほぼ同規模だった。

だが、2013~17年になると、中国は年平均

850億ドルまで驚異的に急拡大させた。

この間の米国は370億ドル、日本は250億ドル。

政府開発援助(ODA)を柱とする、日米とは

対照的に、中国の支援はODA以外の貸し付けが

中心であり、融資の約6割に容易な回収に

備え
た保険や担保をひも付けするとともに、

自国に優位な貸付条件を設定していた。

融資先国の資源確保を狙い、通常は援助を

受けにくい汚職の多い資源国などへ外貨建て

融資を広げた一帯一路以前は途上国政府が

主な融資先だったが、近年は7割近くを

途上国の国有企業や金融機関向けに実施。

このため、途上国政府の公的資料からは債務の

全体像が見えなくなっていた。

融資国中、42ヶ国は対中債務が国内総生産

(GDP)の10%を超える借金漬けになっていた。

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