大黒さん

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コロナ経口薬「モルヌピラビル」緊急許可申請

2021年10月23日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        



米メルク社は、開発を進めていた新型コロナ

ウィルス感染症治療薬の「モルヌピラビル」に

ついて、10月11日に米国食品医薬品局(FDA)に

緊急使用許可(EUA)申請を行ったと発表した。

同社は、今後数ヶ月以内に、米国以外の世界

各国の規制当局にも承認申請を行う予定。

FDAの緊急使用許可が得られれば、新型コロナ

ウイルス感染症初の経口治療薬として、モルヌ

ピラビルが先行する形で登場することになる。

今回の緊急使用許可申請は、新型コロナウイルス

感染症の確定診断を受け、軽度から中等度の

入院していない成人外来患者を対象に実施された

国際共同第III相試験「MOVe-OUT」の中間

解析結果に基づくもの。

「モルヌピラビル」は、点滴など医療関係者の

関与が必要だった従来の薬とは異なり、自宅で

服用できるため、医療機関の負荷軽減に繋がる

期待が大きい。

メルク社は、モルヌピラビルにより、患者の

入院や死亡リスクを半減させる効果がみられた

との治験結果を発表している。

治験には、発症から5日以内の入院していない

軽度から中程度の症状の成人が参加した。

8月までに得られた775人分の中間解析に

よると、服用から29日目時点で入院したり

死亡したりした人の割合は、開発中の薬を

飲んだグループは7・3%だったが、偽薬を

投与されたグループは14・1%で、入院や

死亡のリスクが半減した。

米ファイザー社も新型コロナの治療薬の開発を

進めているが、日本国内では塩野義製薬が

開発中で、9月29日に経口治療薬は、年内に

臨床試験を終えて承認申請準備を始めると発表。

同社が開発中のコロナ治療薬[S-217622]は

9月27日に国内第2/3相臨床試験(P2/3)を

無症状・軽症患者を約2100人を対象に開始し、

発症率や症状改善に要した時間などを評価する。

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