大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

武漢研究所 2012年に雲南で類似Vs発見

2020年07月30日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        




7月5日、英国紙は2012年に中国雲南省の

銅鉱山の廃坑でコウモリの糞を片付ける作業を

していた鉱夫6人が重い肺炎に罹り、昆明の

病院で治療を受けたが、内3人が死亡した。

報道では、全員が39度以上の高熱を出し、

手と足に痛みが出て、咳などの症状もあった。

そのうち5人が呼吸困難に陥ったとされる。

武漢ウイルス研究所が、このウイルスの株を

含む糞を採集し、持ち帰り分析調査をすると

ともに長期にわたり保管。

武漢ウィルス研究所のウィルスの専門家の

石正麗氏らのチームは、2013年にかけて

廃坑から採集したコウモリの糞のサンプルから

抽出したウィルスは、SARSウィルスに類似

しており、「RaBtCoV / 4991」と命名して

保管したが、鉱夫の感染については何らの

発表もしなかった。

2019年末に武漢ウィルスによる感染が拡大

した時期に、石正麗研究員は論文で「RaBt

CoV / 4991」について、新たに「RaTG13」と

命名し、RaTG13は武漢ウィルスの遺伝子、

SARS-Cov-2との類似度は96.2%に達したと

発表したが、2012年に発見した雲南省の

廃坑のコウモリ由来のウィルスに非常に近い

構造を備えたウィルスであったことになる。

この点について専門家の米国の化学・化学

生物学教授のリチャード・エブライト氏は

2012年に、RaTG13の感染者がすでにいたと

したら、RaTG13の宿主適応と遺伝子変異が

加速し、その結果、武漢ウィルスのSars-

Cov-2が生まれた可能性が高いと述べた。

また、実験室での研究活動で、「RaTG13」が

人為的に宿主内の環境に適応させられた

可能性も排除しないと述べている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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