韓国銀行が、6月24日に発表した[2020年上半期
金融安定報告書]によれば、3月末現在の名目
GDP比の民間信用の家計と企業の負債規模が
201・1%と200%を超えた。
2017年末で181・9%、2018年末には187・7%、
2019年末では197・0%と昨年に入ってから
上昇スピードが加速している。
3月末のGDP比の家計信用の比率は96・8%で
昨年末より1・6ポイント、企業信用は104・3%で
昨年末より2・5ポイントと大幅に上昇している。
国際決済銀行(BIS)の所有資料では、43ヶ国の
2019年末のGDP比の民間信用比率は平均は
156・1%で、韓国は約40ポイントも上回る。
問題とされるのは、韓国の家計負債の増加
速度が、比較対象国では最も速いこと。
5月末現在、銀行の家計向け貸付残高は920兆
7000億ウォン(約82兆円)で、今年に入って
32兆4000億(約2・9兆円)増となっている。
年率では、9%近い増加スピードで、武漢
ウィルスの感染拡大も影響も大きい。
しかし、この数字は銀行による貸付け金額で
あり、一般庶民が頼る市中の貸金業者による
貸し付け金額は含まれていないので、実態は
遥かに深刻さを備えている。
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