大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

糖尿病患者はうつ病にも注意を

2012年10月11日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


      



欧米では、うつ病の有病率は3~5%されている。

日本に当てはめると500万人前後の数字となる。

慢性うつ病の患者は、うつ病の人の2割とされ、

2008年度の調査では、うつ病を中心とした気分

障害の患者数は、約104万となっているが、この

人数は1999年の調査時の2.4倍に増えている。

毎年うつ病患者は増え続ける可能性を備えている。

うつ病の症状が出ても直ぐ快方に向かう一過性で

あるために、治療を受けない人が大半を占めている。

だが、最近の調査では慢性うつ病の症状を持つ人が

増え続けて来ており、アメリカ精神医学会では

「慢性うつ病性障害」と言う病名を新たに設けた。

WHOでは、2030年には「生産性に障害を与える

疾患」の第1位になるだろうと予測している。

また、糖尿病患者がうつ病になる割合は、10%と

一般の人の2倍以上の可能性を備えている。

糖尿病患者がうつ状態になれば、食事や運動の

改善に取り組む意欲が薄れて、症状を悪化させる。

症状の悪化は、改善意欲を更に鈍らせる悪循環と

なることから、糖尿病患者を診療する医師は

うつ病に対する理解を深め、うつ病患者に接する

研修や、必要に応じて精神科医に相談する機会を

持つことが欠かせないとしている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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