中国国家統計局は１０月１８日、７～９月期の
国内総生産（ＧＤＰ）が７．４％だったと発表。
これで２四半期連続で８％を下回り、前年同期比で
７四半期連続で鈍化が続いたことになる。
９月度の数字を単月で見ると、景気の鈍化は
底を打った兆しが感じられるとする専門家も居る。
成長鈍化の要因としては、主力の輸出先の
欧州の景気悪化が大きいが、短期間で回復する
期待は困難な上、更に対日貿易の減少が加わる。
９月度の国内工業生産は、１～６月より、０．５
ポイント悪化の１０．０％の伸びに止まっている。
欧州の調査機関の一部では、今回発表された
数字は大きな問題点を備えているとする見方も。
８月度の電力消費量の伸び率が２．７％であった
のが、９月度では１．５％の伸びに止まっている。
設備や建設投資の固定資産投資促進に備えて
地方主導の投資の認可が加速しているとされる。
１１月に開催される、第１８回共産党大会開催に
備えた舞台づくりの様相が強いとする見方だ。
過去にも例がある地方政府レベルでのかさ上げに
よる地方代表の体面作りのお化粧だ。
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