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アマゾンの本レビューからの採掘

2019年10月25日 | 美術展・本
今年の夏頃から読む本のジャンルがミステリーに偏ってきた。

今夏は酷暑ゆえ集中力に欠けた夏だった。本も読む気が失せつつあった。
ならばミステリーだったら持ち直せるかもと思い立つ(先の展開が気になるので)

この分野は不案内なのでアマゾンのブックレビューを頼ることに。
相性の合いそうな方のコメントや気持ちに引っかかった一言で読む本を決めていく。
その1冊が気に入るとその作者の作品を網羅していく。

・・・・かくしてミステリー三昧の日々がやってきた。
今夏から、何十年も前の旧作から新作までいろいろ。
ほぼ全て私にとってのヒット作であった。
備忘録としてタイトルだけ記す。

「湿地」「緑衣の女」「声」「湖の男」「厳寒の町」
       アーナルデュル・インドリダソン

日本語訳はこれで全て(のはず)。この作者には嵌りました。奥が深い。

〇「刑事マルディン・ベックシリーズ」(前出)
    マイ・シューヴァル/ペール・ヴァールー共著


〇「転落の街」上下
    マイクル・コナリー

〇「キドリントンから消えた娘」
     コリン・デクスター

「「許されざる者
      レイフ・GW・ペーション

〇「カササギ殺人事件」上下
      アンソニー・ホロヴィッツ

〇「北京から来た男」上下 (前出)
      ヘニング・マンケル

〇「殺す風」
      マーガレット・ミラー

「償いの雪が降る
      アレン・エスケンス

〇「幻の女」
      ウィリアム・アイリッシュ

〇「ありふれた祈り
     ウィリアム・ケイト・クルーガー
 この作品の兄弟の日常、殊に弟くんの心象風景・発する言葉が印象に深く刻まれる。

そして
「卵をめぐる祖父の戦争
      ディヴィッド・ペニオフ
祖父の回顧録として若かりし頃の戦時中の”卵”にまつわる話を描く。この作品は生涯忘れないだろうな。
厳しい現実ではあるけれど、勇敢で機転が利き人柄の良い若者二人が”卵”を得るために(解放目指して)
探し歩く道中の出来事。不条理な出来事の連鎖ではあるが若者のタフガイで清々しい精神に触れる。


上記の作品はどれもミステリーファンの評価が高く(エドガー賞受賞作など)、まだまだミステリー入り口に居る私は
その評価基準で選択せざるを得ないのだが、自身にとっての外しはなかった。
ミステリーに関してはアマゾンレビュー最強かなと感じる。
とくに太字で記した作品は印象深いです。

 
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