■
■こうした隠された時限爆弾を体内に埋め込まれてしまったような事件では、民法の「除斥期間」という難問が有るのだそうです。「不正行為から20年が経つと損害賠償請求権が自動的に消滅する」という時効問題です。発症までに20年以上も掛かるややこしい病気になったら泣き寝入り!危ない話ですが、今回の上告審では、「肝炎発症など実際の損害発生時から20年以内なら損害賠償請求権は消えない」との判断が出たそうです。国会が漫才ばかりやっていて、役人は秘密互助会を作って老後の心配ばかりしているのですから、司法ぐらいは正気で居てくれないと、日本は真っ暗になってしまいますなあ。
■最高裁では、04年に「筑豊じん肺」「関西水俣病」で起算点を後ろにずらして請求権が残っていると判断しているので、これで3本目のヒットになるそうですが、最近の「ドミニカ移民(棄民)訴訟」では、訴えるのが遅過ぎたと門前払いされてしまいましたからなあ。役人は「時効」までトボケ通せば経歴に傷が付かずに老後の心配も無くなるというわけです。鈴木宗男さんが国会で根掘り葉掘り頑張っている外務省の大甘規定で、飲酒運転で人を轢き殺そうと、セクハラ犯罪を起そうと、大使様になったり幹部になったり出来るという実態も暴露されています。福井日銀総裁のインサイダー株商売も、規則に書いていないから無罪なのだそうですなあ。法律を作るのが国会議員の仕事なのですが、法律の素人が集まってわいわい騒いでいるだけなので、役人のお手盛りで法律が書かれるのを党利党略で可決して済ましていると、こんな事になります。
■北朝鮮のテポドン2が引っ張り出されて発射台に立てられたとか、液体燃料が注入されたとか、米国から怖い情報が提供されました。2年前に自前の偵察衛星を打ち上げようとして失敗した日本は、今でも米国からの情報でしか、物騒な隣国の様子を知ることが出来ません。あのロケットを落とした責任者は誰だったのでしょう?同じ布陣で技術開発を続けているのなら、余り大きな期待は持てないのでしょうなあ。武力行使を自ら禁じている日本は情報収集能力と分析能力を磨かねばならない、とずっと言われているのに、その情報の入り口を整えられないのですから、外務省も内閣も米国追随以外の仕事は無いようなものでしょう。安部官房長官や麻生外相がどんなに強面(こわもて)を作っても、手も足も出ない事は見透かされているでしょうなあ。
■『週刊朝日』6月9日号に「『日本版カーン博士』と政治家たち」というスクープ記事が掲載されました。B型肝炎もドミニカ棄民も、マッチ・ポンプか泥縄か、自分の手で自分の首を絞めている間抜けな日本の姿が情けないのですが、世界中が恐れている北朝鮮からの核兵器拡散と長距離ミサイルもメイド・イン・ジャパンだった可能性が有るのだそうです。拉致問題も謀略線に破れて四半世紀も騙され、テポドン1が列島を飛び越えてからびっくり仰天している日本ですから、知らない間に核開発に協力させられても不思議はありませんが……。
……警視庁公安部は昨年10月、東京都内にある在日本朝鮮人総連合会傘下の「在日本朝鮮人科学協会」や財団法人「金万有科学振興会」などへの家宅捜索を行なった。両団体は、いずれも北朝鮮の核開発に深くかかわっていると見られていた……警視庁が捜査の結果特定したX氏は、東京大学工学部を卒業後、通産省の資源エネルギー庁で原子力発電安全管理課長などを歴任する傍ら、母校の東大で講師を務めるほどの原子力専門家だった。また、通産省退官後は国会議員を務めるなど、政界とのパイプも明らかになった。……
■こうした隠された時限爆弾を体内に埋め込まれてしまったような事件では、民法の「除斥期間」という難問が有るのだそうです。「不正行為から20年が経つと損害賠償請求権が自動的に消滅する」という時効問題です。発症までに20年以上も掛かるややこしい病気になったら泣き寝入り!危ない話ですが、今回の上告審では、「肝炎発症など実際の損害発生時から20年以内なら損害賠償請求権は消えない」との判断が出たそうです。国会が漫才ばかりやっていて、役人は秘密互助会を作って老後の心配ばかりしているのですから、司法ぐらいは正気で居てくれないと、日本は真っ暗になってしまいますなあ。
■最高裁では、04年に「筑豊じん肺」「関西水俣病」で起算点を後ろにずらして請求権が残っていると判断しているので、これで3本目のヒットになるそうですが、最近の「ドミニカ移民(棄民)訴訟」では、訴えるのが遅過ぎたと門前払いされてしまいましたからなあ。役人は「時効」までトボケ通せば経歴に傷が付かずに老後の心配も無くなるというわけです。鈴木宗男さんが国会で根掘り葉掘り頑張っている外務省の大甘規定で、飲酒運転で人を轢き殺そうと、セクハラ犯罪を起そうと、大使様になったり幹部になったり出来るという実態も暴露されています。福井日銀総裁のインサイダー株商売も、規則に書いていないから無罪なのだそうですなあ。法律を作るのが国会議員の仕事なのですが、法律の素人が集まってわいわい騒いでいるだけなので、役人のお手盛りで法律が書かれるのを党利党略で可決して済ましていると、こんな事になります。
■北朝鮮のテポドン2が引っ張り出されて発射台に立てられたとか、液体燃料が注入されたとか、米国から怖い情報が提供されました。2年前に自前の偵察衛星を打ち上げようとして失敗した日本は、今でも米国からの情報でしか、物騒な隣国の様子を知ることが出来ません。あのロケットを落とした責任者は誰だったのでしょう?同じ布陣で技術開発を続けているのなら、余り大きな期待は持てないのでしょうなあ。武力行使を自ら禁じている日本は情報収集能力と分析能力を磨かねばならない、とずっと言われているのに、その情報の入り口を整えられないのですから、外務省も内閣も米国追随以外の仕事は無いようなものでしょう。安部官房長官や麻生外相がどんなに強面(こわもて)を作っても、手も足も出ない事は見透かされているでしょうなあ。
■『週刊朝日』6月9日号に「『日本版カーン博士』と政治家たち」というスクープ記事が掲載されました。B型肝炎もドミニカ棄民も、マッチ・ポンプか泥縄か、自分の手で自分の首を絞めている間抜けな日本の姿が情けないのですが、世界中が恐れている北朝鮮からの核兵器拡散と長距離ミサイルもメイド・イン・ジャパンだった可能性が有るのだそうです。拉致問題も謀略線に破れて四半世紀も騙され、テポドン1が列島を飛び越えてからびっくり仰天している日本ですから、知らない間に核開発に協力させられても不思議はありませんが……。
……警視庁公安部は昨年10月、東京都内にある在日本朝鮮人総連合会傘下の「在日本朝鮮人科学協会」や財団法人「金万有科学振興会」などへの家宅捜索を行なった。両団体は、いずれも北朝鮮の核開発に深くかかわっていると見られていた……警視庁が捜査の結果特定したX氏は、東京大学工学部を卒業後、通産省の資源エネルギー庁で原子力発電安全管理課長などを歴任する傍ら、母校の東大で講師を務めるほどの原子力専門家だった。また、通産省退官後は国会議員を務めるなど、政界とのパイプも明らかになった。……