■菅直人首相は26日の衆院予算委員会で、在日韓国人男性から受けた献金の返還について「弁護士が私に代わって(献金を)返した。こっそりやったとかではない」と説明した。首相は在日韓国人男性から自身の資金管理団体「草志会」に104万円の献金を受け、東日本大震災発生直後の3月14日に返金した。首相は返還の経緯について「弁護士が当事者(在日韓国人男性)と会い、公的な文書で国籍が日本でないと確認した」と語った。小野寺五典氏(自民)への答弁。
2011年4月26日(火) 毎日新聞
■ご自身も地震・津波の被災者である小野寺議員は誰よりも被災地の実情を知っている立場の人ですから、本来ならこんな馬鹿馬鹿しい質問をしている場合ではなかったのですが、3月12日の朝に福島原発に乗り込んだ際に所轄大臣や次官は連れず、写真やビデオの撮影要員を自衛隊ヘリに同乗させていた危機感の薄さを指摘したことに続いて、よりによって3号機の建屋が爆発した3月14日という忌まわしい日に、前原前外相より多額の献金を外国人から受けて大震災直前まで進退窮まっていた管アルイミ首相が全国民の視線が爆発に集中しているタイミングを狙っていたかのように「こっそり」返金していた行為が、小野寺議員には納得し難いものだったのでありましょう。この質問を受けた段階でも、自分は献金主が外国人だと知らなかったと白を切り続けている管アルイミ首相ですが、震災前には各種週刊誌が献金した人物が相当の有名人であることや管アルイミ首相との濃密な付き合いから、首相が外国人だとは知らなかったはずはない!という状況証拠が積み上がっていたのでした。昔は得意だった「政治とカネ」の問題が自分の身に降り掛かったら、未曾有の災害を巨大な煙幕に利用して返金し、発表したのは1箇月近くも過ぎた4月8日、しかも「秘書が、秘書が」みたいに「弁護士センセイが、弁護士が」を連発した答弁は見苦しいだけでありましたなあ。
「政府は『想定外』という言葉をよく使うが、想定外といって政治が逃げることは断じて許されない」西岡武夫参院議長は26日、都内のホテルで講演し、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故への対応をめぐり、菅直人首相や枝野幸男官房長官が「想定外」と連発したことに強い不快感を表明した。放射性物質を含む汚染水が事前通報なしに海に放出された問題については「国際的な犯罪だ」と断言。政府に震災や事故関連の会議が乱立したことにも「大きな方針は首相が示すべきだ。会議に丸投げすべきではない」と苦言を呈した。首相との面会を直前にキャンセルされたことも暴露。「聞く耳を持たないのは残念だ」と語った。
2011年 4月27日(水) 産経新聞
■直近の民意である統一地方選の結果も世論調査の結果も、自分に都合の悪い内容だったら平然と無視してしまう管アルイミ首相ですから、ずっと耳の痛い苦言を参議院から発し続けている西岡議長の顔など見たくもないでしょう。「雑談」の相手になってくれて偶にはヒントもくれる参与に囲まれて精神安定を図っているような状態の首相が、理路整然と責任を追及する論客の西岡議長と対談などしようものなら、しょぼしょぼしている目から大量の涙が噴出し、口からは決して為政者が言ってはならない泣き言や八つ当たりが流れ出して収拾がつかなくなるでしょうからなあ。
■管アルイミ首相が「聞く耳を持たない」だけでなく、最も政府の真摯な言葉を待ち焦がれている被災者の皆さんの方が首相の言葉に聞く耳を持たなくなっているのは政治の悲劇と申せましょう。国会集中審議で首相が吊るし上げられている横で民主党内では「管は嫌いだ!」の薄汚れた怨念の旗を立てて「勉強会」が開かれた由。震災からの復興や原発事故の収束に関する「勉強」ならば分かりますが、勉強した内容は菅政権の邪魔をして苦境に追い詰めて総理大臣を辞めさせる方法だったようです。確かに現政権は絶望的に無能で混乱しておりますが、それは民主党という綱領も作れない寄り合い所帯の政党に染み付いている体質が原因ではないでしょうかな?
■勉強会では発起人の山岡賢次副代表が「座して死を待つわけには行かない!」と気勢を上げ、「国民の皆様が私の言葉に対して聞く耳を持たないなった」と言い残して辞任した前の総理大臣は「ポストを求め過ぎ、自らの仲間だけで行動し、国民の声が見えなくなっている」とか言ったそうですが、鳩山サセテイタダク政権の時から民主党の終わりは始まっていますし、鳩山サセテイタダク内閣も決して国民の声がよく見えていたとは誰も思っておりますまい。こうして民主党は身内の泥仕合を続けながら事故崩壊して行くのでしょうなあ。東日本の海岸も国会も同じで、残骸や瓦礫は大急ぎで片付けなければ被災地の復興も日本の政治の建て直しも出来ません。
福島県富岡町と川内村の住民が避難する郡山市の「ビッグパレットふくしま」。視察に訪れた菅直人首相は……午後1時半すぎに到着。バスから降りて出迎えた避難者に手を振りながら足早に館内へ。……
「何もできない。はっきりしない。何とも殺風景な男だったなあ」
「牛20頭を放して避難してきた。今さら来られてもねえ。本当は言いたいことがいっぱいあったんだけど」と冷ややかに首相一行を見つめた。
「にらみつけてやった。先見性がない首相だから原発を止められないのよ。福島県民をなめるな」
「……首相はみんなのそんな気持ちを分かっているのかしら」
首相は避難所の1区画で富岡町民と“対話”を行った。首相に詰め寄る人はなかったが、「すみませんって言うだけだったな」「首相に言っても何も変わらない」と感想は冷ややか。
他の区画は無言で握手だけして立ち去るケースが多かったという。80代の女性は「ニヤニヤして握手されたが、『頑張ってね』『体は大丈夫ですか』って言ってくれた方がよっぽどうれしかった」。
首相はこのあと、陸上自衛隊が実施している仮設浴場に立ち寄るなどして、記者団のインタビューに応じたが、地元記者の「県民の言いたいことは」という質問に対し、明確な謝罪の言葉はなかった。
2011年4月21日 産経ニュース
■天皇皇后両陛下が細かい気遣いをなさりながら続けておられる慰めと元気付けの視察と比べられたら、政権の支持率がどんどん下がることを管アルイミ首相に教えてあげる人が居ないのか、最初から聞く耳を持たない首相は既に見限られているのか?かつてのお遍路パフォーマンスで苦境を脱した成功体験が窒息しそうな官邸で居た堪れなくなると頭の中にフラッシュバックして来て、居ても立ってもいられなくなって視察に飛び出してしまうのか?どちらにしても被災者の皆さんにとっては迷惑なだけでなく精神衛生上もよくない影響を及ぼすだけの視察などは止めて、少しは実のある法案をてきぱきと作って成立させて欲しいものでありますなあ。
2011年4月26日(火) 毎日新聞
■ご自身も地震・津波の被災者である小野寺議員は誰よりも被災地の実情を知っている立場の人ですから、本来ならこんな馬鹿馬鹿しい質問をしている場合ではなかったのですが、3月12日の朝に福島原発に乗り込んだ際に所轄大臣や次官は連れず、写真やビデオの撮影要員を自衛隊ヘリに同乗させていた危機感の薄さを指摘したことに続いて、よりによって3号機の建屋が爆発した3月14日という忌まわしい日に、前原前外相より多額の献金を外国人から受けて大震災直前まで進退窮まっていた管アルイミ首相が全国民の視線が爆発に集中しているタイミングを狙っていたかのように「こっそり」返金していた行為が、小野寺議員には納得し難いものだったのでありましょう。この質問を受けた段階でも、自分は献金主が外国人だと知らなかったと白を切り続けている管アルイミ首相ですが、震災前には各種週刊誌が献金した人物が相当の有名人であることや管アルイミ首相との濃密な付き合いから、首相が外国人だとは知らなかったはずはない!という状況証拠が積み上がっていたのでした。昔は得意だった「政治とカネ」の問題が自分の身に降り掛かったら、未曾有の災害を巨大な煙幕に利用して返金し、発表したのは1箇月近くも過ぎた4月8日、しかも「秘書が、秘書が」みたいに「弁護士センセイが、弁護士が」を連発した答弁は見苦しいだけでありましたなあ。
「政府は『想定外』という言葉をよく使うが、想定外といって政治が逃げることは断じて許されない」西岡武夫参院議長は26日、都内のホテルで講演し、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故への対応をめぐり、菅直人首相や枝野幸男官房長官が「想定外」と連発したことに強い不快感を表明した。放射性物質を含む汚染水が事前通報なしに海に放出された問題については「国際的な犯罪だ」と断言。政府に震災や事故関連の会議が乱立したことにも「大きな方針は首相が示すべきだ。会議に丸投げすべきではない」と苦言を呈した。首相との面会を直前にキャンセルされたことも暴露。「聞く耳を持たないのは残念だ」と語った。
2011年 4月27日(水) 産経新聞
■直近の民意である統一地方選の結果も世論調査の結果も、自分に都合の悪い内容だったら平然と無視してしまう管アルイミ首相ですから、ずっと耳の痛い苦言を参議院から発し続けている西岡議長の顔など見たくもないでしょう。「雑談」の相手になってくれて偶にはヒントもくれる参与に囲まれて精神安定を図っているような状態の首相が、理路整然と責任を追及する論客の西岡議長と対談などしようものなら、しょぼしょぼしている目から大量の涙が噴出し、口からは決して為政者が言ってはならない泣き言や八つ当たりが流れ出して収拾がつかなくなるでしょうからなあ。
■管アルイミ首相が「聞く耳を持たない」だけでなく、最も政府の真摯な言葉を待ち焦がれている被災者の皆さんの方が首相の言葉に聞く耳を持たなくなっているのは政治の悲劇と申せましょう。国会集中審議で首相が吊るし上げられている横で民主党内では「管は嫌いだ!」の薄汚れた怨念の旗を立てて「勉強会」が開かれた由。震災からの復興や原発事故の収束に関する「勉強」ならば分かりますが、勉強した内容は菅政権の邪魔をして苦境に追い詰めて総理大臣を辞めさせる方法だったようです。確かに現政権は絶望的に無能で混乱しておりますが、それは民主党という綱領も作れない寄り合い所帯の政党に染み付いている体質が原因ではないでしょうかな?
■勉強会では発起人の山岡賢次副代表が「座して死を待つわけには行かない!」と気勢を上げ、「国民の皆様が私の言葉に対して聞く耳を持たないなった」と言い残して辞任した前の総理大臣は「ポストを求め過ぎ、自らの仲間だけで行動し、国民の声が見えなくなっている」とか言ったそうですが、鳩山サセテイタダク政権の時から民主党の終わりは始まっていますし、鳩山サセテイタダク内閣も決して国民の声がよく見えていたとは誰も思っておりますまい。こうして民主党は身内の泥仕合を続けながら事故崩壊して行くのでしょうなあ。東日本の海岸も国会も同じで、残骸や瓦礫は大急ぎで片付けなければ被災地の復興も日本の政治の建て直しも出来ません。
福島県富岡町と川内村の住民が避難する郡山市の「ビッグパレットふくしま」。視察に訪れた菅直人首相は……午後1時半すぎに到着。バスから降りて出迎えた避難者に手を振りながら足早に館内へ。……
「何もできない。はっきりしない。何とも殺風景な男だったなあ」
「牛20頭を放して避難してきた。今さら来られてもねえ。本当は言いたいことがいっぱいあったんだけど」と冷ややかに首相一行を見つめた。
「にらみつけてやった。先見性がない首相だから原発を止められないのよ。福島県民をなめるな」
「……首相はみんなのそんな気持ちを分かっているのかしら」
首相は避難所の1区画で富岡町民と“対話”を行った。首相に詰め寄る人はなかったが、「すみませんって言うだけだったな」「首相に言っても何も変わらない」と感想は冷ややか。
他の区画は無言で握手だけして立ち去るケースが多かったという。80代の女性は「ニヤニヤして握手されたが、『頑張ってね』『体は大丈夫ですか』って言ってくれた方がよっぽどうれしかった」。
首相はこのあと、陸上自衛隊が実施している仮設浴場に立ち寄るなどして、記者団のインタビューに応じたが、地元記者の「県民の言いたいことは」という質問に対し、明確な謝罪の言葉はなかった。
2011年4月21日 産経ニュース
■天皇皇后両陛下が細かい気遣いをなさりながら続けておられる慰めと元気付けの視察と比べられたら、政権の支持率がどんどん下がることを管アルイミ首相に教えてあげる人が居ないのか、最初から聞く耳を持たない首相は既に見限られているのか?かつてのお遍路パフォーマンスで苦境を脱した成功体験が窒息しそうな官邸で居た堪れなくなると頭の中にフラッシュバックして来て、居ても立ってもいられなくなって視察に飛び出してしまうのか?どちらにしても被災者の皆さんにとっては迷惑なだけでなく精神衛生上もよくない影響を及ぼすだけの視察などは止めて、少しは実のある法案をてきぱきと作って成立させて欲しいものでありますなあ。