浮気の張本人である張アナは、胡アナとも実は「不倫成就」の末に結ばれた関係。当時、熱烈な張アナのファンだった胡アナが強引なアタックの末、妻子ある張アナを奪い取ったのだ。浮気する男は2度3度あると聞くが……3分間に及ぶ「不倫暴露ショー」は何とか幕を閉じた。この騒動を目の当たりにした記者たちは一様に、「CCTVは大丈夫か?」と首をかしげていた。
12月30日 Record China
■こうして世界に向かって否が応でも開かれ続ける電波とサイバー空間の広がりは、一党独裁の北京政府にとっては実に頭の痛い問題です。本年中もヒマラヤ山脈で越境亡命中のチベット人を「狙撃」する実写映像がネット上を駆け巡りました。北京五輪大会の開催中に、北京市内で何が起こるか?プロとアマチュアが持ち込む無数の撮影機器をすべて監視下に置くのは不可能ですから、小さな肉声や横断幕が音声と映像となってネット上を飛び回るかも知れません。これまでの五輪大会は「競技」の映像が中心でしたが、今回は初めて会場周辺の情報が貴重な価値を持つことになるかも?一般の観客や観光客が体験する「興味深い」文化摩擦体験が、演出抜きの生のチャイナを世界中に晒してしまう時、友好的な雰囲気が優るか?それとも反発と嫌悪感が強まるか?北京政府は伝統的な「学習運動」を展開中ですが、五輪大会の規模を考えるとその効果には限界がありそうです。
■開催が近づきだんだん追い詰められて危機感が膨らむと、過剰な予防策が次々と打ち出されそうです。既に、ややこしい事情がある地域では締め付けと脅迫が行われているとか……。
中国の著名な民主活動家で、HIV感染者の支援などで知られる胡佳氏(34)が国家政権転覆扇動容疑で逮捕されたもようだ。複数の民主活動家が明らかにした。胡氏は国内で幅広く人権活動を展開しており、当局は最も厳重な監視態勢を敷いていた。中国では民主・人権活動家の拘束が相次いでおり、胡氏の逮捕は、来年の北京五輪を前に影響力のある反体制派分子を根こそぎ摘み取る“浄化作戦”の一環とみられる。
■日本では年末に薬害肝炎犯罪が大問題となって、数年前の薬害エイズ問題を国民の多くが苦々しく思い出したものですが、チャイナのHIV問題は以前の日本政府がハンセン氏病政策で罪深い大間違いを犯した愚をさらに大きくして繰り返しているのは衆知の事実。社会との接触を断たれた「エイズ村」の存在が暴露されていますし、感染者と発病者の統計資料も隠蔽と改竄が激しく、友好な対策が打てない状況のようです。経済的な格差と少数民族問題に感染症対策の遅れが加わると、一挙に民主化運動が爆発する可能性が高まります。過熱する土地と株式のバブルが破裂するのが先か?国民の不満が合体するのが先か?既にチャイナに生産拠点を移してしまった日本企業の経営者は心配なことでしょうなあ。
関係者らによると、27日午後3時、20人ほどの当局者が自宅を訪れ逮捕を通告、連行した。妻の曽金燕さん(24)は自宅で軟禁されているという。胡氏の携帯電話は30日午後現在、不通になっている。
■実に皮肉な事に、この事件が起こった場所は山東省の曲阜!ひどい人権弾圧が行われた3日後に、日本のホイホイ首相が訪れて「日中両国が持つ共通の文化基盤」という奇怪な感動を口にした孔子さまの故地なのですなあ。一体、どんな「文化基盤」をホイホイ首相は考えたのでしょう?
胡氏は中国各地のほぼすべての民主活動家や人権派弁護士、欧米大使館員らと連携して当局の弾圧状況などを電子メールで発信。昨年7月から今年2月まで当局に拘束されていた。曽氏は夫が拘束された際、国際社会に支援を呼びかけ、今年、米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。胡氏も欧州議会が人権活動家に贈るサハロフ賞の候補の一人だった。
■これで来年度の「ノーベル平和賞」候補が決まったようなものでしょうか?欧米の人権運動家と連携している胡氏の消息は世界中が注目しているので、万が一、不自然な死亡などが報道されたら大変なことになりますし、行方不明同然の「安全に保護」したとしても、米国の大統領選挙あたりで大きく採りあげられるでしょう。まあ、日本のホイホイ首相であろうと、「まさか」の坂を登って民主党の小沢代表が政権交代を実現したとしても、どちらにしても「抗議」などはしないでしょうなあ。ご両人とも、来日したダライ・ラマ14世に会う事さえ出来ないのですから……。
12月30日 Record China
■こうして世界に向かって否が応でも開かれ続ける電波とサイバー空間の広がりは、一党独裁の北京政府にとっては実に頭の痛い問題です。本年中もヒマラヤ山脈で越境亡命中のチベット人を「狙撃」する実写映像がネット上を駆け巡りました。北京五輪大会の開催中に、北京市内で何が起こるか?プロとアマチュアが持ち込む無数の撮影機器をすべて監視下に置くのは不可能ですから、小さな肉声や横断幕が音声と映像となってネット上を飛び回るかも知れません。これまでの五輪大会は「競技」の映像が中心でしたが、今回は初めて会場周辺の情報が貴重な価値を持つことになるかも?一般の観客や観光客が体験する「興味深い」文化摩擦体験が、演出抜きの生のチャイナを世界中に晒してしまう時、友好的な雰囲気が優るか?それとも反発と嫌悪感が強まるか?北京政府は伝統的な「学習運動」を展開中ですが、五輪大会の規模を考えるとその効果には限界がありそうです。
■開催が近づきだんだん追い詰められて危機感が膨らむと、過剰な予防策が次々と打ち出されそうです。既に、ややこしい事情がある地域では締め付けと脅迫が行われているとか……。
中国の著名な民主活動家で、HIV感染者の支援などで知られる胡佳氏(34)が国家政権転覆扇動容疑で逮捕されたもようだ。複数の民主活動家が明らかにした。胡氏は国内で幅広く人権活動を展開しており、当局は最も厳重な監視態勢を敷いていた。中国では民主・人権活動家の拘束が相次いでおり、胡氏の逮捕は、来年の北京五輪を前に影響力のある反体制派分子を根こそぎ摘み取る“浄化作戦”の一環とみられる。
■日本では年末に薬害肝炎犯罪が大問題となって、数年前の薬害エイズ問題を国民の多くが苦々しく思い出したものですが、チャイナのHIV問題は以前の日本政府がハンセン氏病政策で罪深い大間違いを犯した愚をさらに大きくして繰り返しているのは衆知の事実。社会との接触を断たれた「エイズ村」の存在が暴露されていますし、感染者と発病者の統計資料も隠蔽と改竄が激しく、友好な対策が打てない状況のようです。経済的な格差と少数民族問題に感染症対策の遅れが加わると、一挙に民主化運動が爆発する可能性が高まります。過熱する土地と株式のバブルが破裂するのが先か?国民の不満が合体するのが先か?既にチャイナに生産拠点を移してしまった日本企業の経営者は心配なことでしょうなあ。
関係者らによると、27日午後3時、20人ほどの当局者が自宅を訪れ逮捕を通告、連行した。妻の曽金燕さん(24)は自宅で軟禁されているという。胡氏の携帯電話は30日午後現在、不通になっている。
■実に皮肉な事に、この事件が起こった場所は山東省の曲阜!ひどい人権弾圧が行われた3日後に、日本のホイホイ首相が訪れて「日中両国が持つ共通の文化基盤」という奇怪な感動を口にした孔子さまの故地なのですなあ。一体、どんな「文化基盤」をホイホイ首相は考えたのでしょう?
胡氏は中国各地のほぼすべての民主活動家や人権派弁護士、欧米大使館員らと連携して当局の弾圧状況などを電子メールで発信。昨年7月から今年2月まで当局に拘束されていた。曽氏は夫が拘束された際、国際社会に支援を呼びかけ、今年、米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。胡氏も欧州議会が人権活動家に贈るサハロフ賞の候補の一人だった。
■これで来年度の「ノーベル平和賞」候補が決まったようなものでしょうか?欧米の人権運動家と連携している胡氏の消息は世界中が注目しているので、万が一、不自然な死亡などが報道されたら大変なことになりますし、行方不明同然の「安全に保護」したとしても、米国の大統領選挙あたりで大きく採りあげられるでしょう。まあ、日本のホイホイ首相であろうと、「まさか」の坂を登って民主党の小沢代表が政権交代を実現したとしても、どちらにしても「抗議」などはしないでしょうなあ。ご両人とも、来日したダライ・ラマ14世に会う事さえ出来ないのですから……。