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  <title>旅限無（りょげむ）</title>
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  <dc:creator>nammkha0716</dc:creator>
  <dc:date>2012-12-28T10:55:11+09:00</dc:date>
  <language>ja</language>
  <copyright>Copyright:(C) 2020 NTT-Resonant Inc. All Rights Reserved.</copyright>
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   <title>旅限無（りょげむ）</title>
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   <description>歴史・外交・政治・書評・日記・映画</description>
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  <description>歴史・外交・政治・書評・日記・映画</description>
  <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs>
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   <title>★『チベット語になった坊っちゃん』書評</title>
   <link>https://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/0446c1765e26d82328a46687082290ab?fm=rss</link>
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<![CDATA[
地味？な出版社から出した拙著<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/cab8a7422616dea810be6453e76c51d4">『チベット語になった『坊っちゃん』』</a>が、地味に話題になりつつあるようです。著者としては嬉しいやら、少々歯がゆいやら、なかなか複雑な心境ですが、とうとう日本経済新聞が1月8日の書評に拙著を取り上げて下さりました。ネット上にも有り難い書評が散見されるようにもなりまして、まだまだ日本も捨てたものではないなあ、とちょっと好い気分で新年を迎えた次第です。以下に書評・新聞記事のリンクを掲載します。著者本人が感心する読み方をして下さる読者の存在は、誠に嬉しい限りであります。<br>
<br>
■書評・新聞記事<br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/d/20060205">中国新聞　2005年12月25日書評</a><br>
<a href="http://www.iwaki-minpo.co.jp/scripts/news.pl?date=2005-12-28#11441">いわき民報　2005年12月28日記事</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/d/20060109">日本経済新聞　2006年1月8日書評</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/d/20060109">愛媛新聞　2006年1月8日書評</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/d/20060205">朝日新聞　2006年2月5日書評</a><br>
<a href="http://www.tokaiedu.co.jp/bosei/books/0602.html">『望星』　　2006年2月号</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/3ad8aed4fe250f74338fedbefb0fbda9">産経新聞　2006年2月26日</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/8640da51fad2c9723d4fb49a97d7ba9e">朝日新聞　夕刊　2面「ぴーぷる」2006年3月25日</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/a3101e98046e6d4ce252ccfb55806d2e">月刊　山と渓谷　2006年4月号</a><br>
<a href="http://be.asahi.com/20060408/W13/20060329TBEH0013A.html">朝日新聞be 2006年4月8日</a><br>
<a href="http://kusimitama.net/ronsen/revue/contemporary1.html">Web言論誌　論泉 2006年4月11日</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/d/20070211">朝日新聞　天声人語2007年2月11日</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/d/20070310">産経新聞　愛媛県版2007年3月10日</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/d/20070311">読売新聞　愛媛県版2007年3月11日</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/d/20070311">朝日新聞　愛媛県版2007年3月11日</a><br>
<a href="http://www.ehime-u.ac.jp/whatsnew/1411/1411.html">愛媛大学公式サイト</a><br>
<br>
<br>
■ネット上での書評<br>
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4635330397/qid%3D1137203974/503-0460827-2223157">Amazon</a><br>
<a href="http://www.bk1.co.jp/search/rev_search.asp?aid=&srch=4&kywd=%83%60%83x%83b%83g%8C%EA&nick=&revr=3&revr=3">bk1</a><br>
<a href="http://nifty.bk1.co.jp/product/02620634?erid=01nifty35">niftyBOOKS</a><br>
<a href="http://review.rakuten.co.jp/item/1/213310_11553255/1.0/">楽天</a><br>
<a href="http://www.chiheisen.net/_news/_news06/news06-01.html">地平線通信　NEWS内に掲載</a><br>
<a href="http://www.everest.co.jp/cgi-bin/messageboad/nac_review/board.cgi?exec=body&num=7,6,4,3,2,1,5,">NACレビュー</a><br>
<a href="http://fanson.exblog.jp/4000682">ブログ『計算外記録票』</a><br>
<a href="http://spaces.msn.com/himm/">ブログ『旅の途中』2005年12月9日</a><br>
<a href="http://zhuangyuan.exblog.jp/2452353/">ブログ『中華　状元への道』2005年12月30日</a><br>
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/fukurokutaro/diary/200602060000/">ブログ『福禄太郎の時事評論』2006年2月6日</a><br>
<a href="http://blog.zaq.ne.jp/rootakashi/article/33/">ブログ『珈琲ブレイク』2006年2月21日</a><br>
<a href="http://blogs.dion.ne.jp/hanaangya/archives/3122502.html">ブログ『路傍の花』2006年3月28日</a><br>
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/maiguru/diary/200603210000/">ブログ『舞茸ぐるかん読書日記』3月21日</a><br>
<a href="http://oshida.exblog.jp/2908830/">ブログ『知れば誰でも激怒する、これが中国だ！』2006年3月5日</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/laplaya/e/1e35a53130525e5515a0c97b90a3c13e">ブログ『資格豆の人生閉店準備室』</a><br>
ブログ<a href="http://blog.zaq.ne.jp/rootakashi/article/255/">『珈琲ブレイク』「チベット語になった坊っちゃんを読んで」</a>2006年10月24日<br>
ブログ<a href="http://www.thainichibunka-club.jp/essay/essaypage2.htm">『徒然なるままに』「チベット語になった「坊ちゃん」」という本</a>2007年1月05日<br>
ブログ<a href="http://mezase8a.exblog.jp/">『登攀工作員日記』「チベット語になった「坊ちゃん」」</a>2007年1月24日<br>
ブログ<a href="http://mijiblog.blog.drecom.jp/archive/316">『みじんこぶろぐ』松山シンポジウム報告</a>2007年3月10日<br>
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<br>
■関連記事<br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/eca1ab142d1b5b3f5c6ec5a856c3ab09">生徒からコメントがきた！</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/d120945ec8c0cc256fc93bf36da99f64">松山講演記録</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/58998c05a385d34cce9398402bc0b1a2">草野心平記念文学館での講演会</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/29d93cba3e51b6b294a1041687e64392">四国松山とチベット</a><br>
<a href="http://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/d585a4af31f15d52e5db76581cd4e3c9">松山上陸作戦</a><br>
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<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4635330397/ryogem-22?dev-t=1CR2KCSDNRVJY76AMX82%26camp=2025%26link_code=sp1"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4635330397.09.MZZZZZZZ.jpg" border="0"></a>チベット語になった『坊っちゃん』―中国・青海省 草原に播かれた日本語の種</br></br>山と溪谷社</br></br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4635330397/ryogem-22?dev-t=1CR2KCSDNRVJY76AMX82%26camp=2025%26link_code=sp1">このアイテムの詳細を見る</a></br>]]></description>
   <category>著書・講演会</category>
   <dc:date>2012-12-31T12:15:32+09:00</dc:date>
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   <title>冗談も過ぎるとホラーになる　其の壱拾弐</title>
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   <description>
<![CDATA[
■航空機の事故は連続すると巷間言われていますが、小学生が犠牲になる痛ましい交通事故が連続しております。クラッシャー小沢の一審無罪判決でテレビ・マスコミ各社が空騒ぎをしていた4月26日を挟み、23日の朝は京都の亀岡市、27日の朝は愛知県岡崎市と千葉県館山市で登校中の小学生が死傷してしまいました。岡崎市の事故は24歳の会社員が小5男児と小3女児を病院送りにしてしまい、館山市では20歳のアルバイト店員がバス停に立っていた小1男児を意識不明の重体にしてしまった由。どの事故も若者が運転する軽自動車が朝の登校時間に起こしたもので、犠牲者はすべて小学生。特に通学を始めて1箇月しか経っていないピカピカの1年生が目立つのは何とも痛ましいことであります。<br>
<br>
■「少年法」の壁で最も犠牲者が多かった亀岡市の事故では加害者の名前は伏せられたままなのに、遺族になってしまった被害者側の松村さんは不可解な「謝罪の電話」を受けたことですっかり日本中に顔と名前が知れ渡ってしまったようです。妊娠７カ月の妻と3人目の子を同時に失って「加害者には死んで償ってもらう」と語っていたという夫の松村さんの心情は、山口県光市で出勤中に妻と幼子を惨殺された本村さんとも共通しているのかも知れません。光市母子殺人事件は13年もの時間をかけて極刑の判決が下されたのでしたが、「少年法」が障害になるのなら自分の手で犯人を殺すと公言した映像は強烈な印象を残しましたが、大切な家族を失う悲しみは同じはずなのに交通事故となったら途端に罪が軽くなるのは、やはり法律に問題がありそうです。<br>
<br>
■報道によりますと少年は接見した弁護士に対して、10人の死傷者を出したことを「忘れずに生きていきたい」と言ったのだそうですが、教育も受けずに定職も無く18歳で深夜に他人から借りた自動車で当て所なく無免許運転を続けて彷徨している「趣味は（無免許）ドライブ」とサイトに書き込んでいた男が、これから税金で衣食住を保証して貰う窮屈な生活を送って7年ほどして25歳で社会復帰する仕組みになっているようなので、本人もそれを承知で長い人生をぼんやりと考えているのでしょうが、遺族の皆さんにとっては聞きたくもない能天気な話でありましょうし、現実の社会はそんなに優しくも甘くもないことを本人は間も無く気付くことになるのでしょう。<br>
<br>
■以前にミニバイクの無免許運転で検挙され、今回の大事故に関わった連中とは暴走族仲間で、6、7人が4人乗りの軽自動車に乗っていた等の続報があるようです。いつかは何処かで大事故を起こすに違いない幼稚で悪質な自動車遊戯の犠牲者に偶々なってしまった不運を嘆かねばならない御遺族の心情は想像も出来ませんが、加害者側と被害者側との感情の隔たりが余りにも大きい事が気になります。遺族への謝罪電話を手助けした警察や学校も、重大な交通事故と殺人事件とをまったく別物と思い込んでいたのかも知れませんし、毎日、交通情報で「事故で渋滞中です」と聞かされる誰もが人としての感覚が麻痺しているのかも知れません。そもそも、世界に冠たる自動車産業を発達させた日本の道路事情は劣悪なままなのが問題で、連続した事故の現場は正確な意味の「歩道」は存在しておらず、どう見ても「車道を子供が歩いている」状態であります。でも、それが異様な光景とは誰も思わない。それが何より恐ろしいことだと思います。馬車交通の伝統を持たないまま自動車社会に突入してしまった日本の特殊性をもっと自覚しておくべきなのでしょうなあ。映画の『三丁目の夕日』が再現した昭和30年代と基本的に生活空間の構造は変わっていないという現実をよくよく再認識すべき時なのかも知れません。<br>
<br>
■京都亀岡市で起こった事故の原因の一つが民主党政権が途中で投げ出した高速無料化政策だとする話もあるようですが、思い付きを書き並べたマニフェスト政治では日本の交通事情を改善するのは無理なのでしょう。少子化が国家的危機を招くと騒いでいる一方で、ピカピカの1年生が登下校中に命を落とすような悲しい事故が起こるというのも悪い冗談のような話であります。自動車の便利さに隠れている恐ろしさを忘れてはなりますまいぞ。<br>
<br>
■さてさて党内のごたごた続きで民主党政権の政治は停滞が続いているのでありますが、石原東京都知事の「尖閣購入」の爆弾発言に驚いて、ぴくりと反応して「国も購入……」と口走ってみたもののすぐに腰砕けになった野田ドジョウ内閣は相変わらず「何も決めない。何もやらない」状態が続いているようです。そもそも、今回の石原発言の裏には島の地権者である男性の民主党政権に対する不満や不安があった由。従って事態が大きく動き始めたのは民主党の腰砕け外交の功績でもあるわけなのですが、これまた悪い冗談であります。石原知事とのパイプ役となったのは自民党の山東昭子参院議員だそうで、平成22年9月の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で見せた民主党の奇怪で卑屈な対応を見て腹が決まったとのことであります。然（さ）もありなんと思える話で、男性は「国を守るために島を所有してきたが、個人で守っていくのは限界がある」と考えるのも当然でありましょう。<br>
<br>
■そして本日4月27日、石原都知事は野田ドジョウ首相と直談判に及んだ模様です。]]></description>
   <category>社会問題・事件</category>
   <dc:date>2012-04-27T16:07:48+09:00</dc:date>
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  </item>
  <item>
   <title>冗談も過ぎるとホラーになる　其の壱拾壱</title>
   <link>https://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/996183ad4ec80cc9fef4f0e5d4d282bb?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
■日本でも日本でも訳の分からない事が続出しておりまして、拙ブログも呆然と事態の推移を眺めているばかりでありました。なかなか春の陽気にはならない奇妙な花冷えの中で桜を愛でる気にもなれなかったのも、震災からの復興はますます遅れ、やっと放射性物質の含有基準が決まったと思ったら東日本の農業が壊滅するのではないか？と心配になる騒ぎが起こりまして原発の大事故は「収束」などほど遠い実態が再確認されたのであります。野田ドジョウ首相は泰然自若を演じて消費税引き上げ以外のことは官僚任せで閣僚2人に突きつけられた問責決議も意に介さず、もっぱら党内融和をモットーにクラッシャー小沢に有罪判決が下されるように日々祈念しているとかいないとか……。<br>
<br>
■長引く不況が少しは緩和されるかも？と僅かばかりの期待を持たねばならない大型連休を前にして賑々しく開通した旧自民党政権の置き土産「第2東名」が開通したと空疎なお祝い気分がマスコミから流れていたと思ったら、巨大な石がごろごろと路面に転がり落ちてトラックが乗り上げてしまうという恐ろしい事故が起きてしまいました。建設の必要性にあちこちから疑問の声が上がっていた第2東名でしたが、大震災の津波災害を逆利用して東海・東南海地震が起きても安心の新しい大動脈だと大いに宣伝に努めていた矢先のことでしたから、さぞや高速道路会社は落胆していることでありましょう。津波が到達しない「安全な高速道路」は海から遠い山の斜面を削って通したものだそうで、狐や狸などの野生動物がぴょんぴょん飛び込んで来る楽しい？道路でもあるそうですから、特に夜間にご利用になる皆様は決して驚いてハンドル操作を間違ったりしませんようにお祈り致します。そもそも道路建設自体が巨大な自然破壊なのですから、可哀想な野生動物を轢き殺してしまっても大事故を起こすよりはマシだと心を鬼にしてハンドルを握る覚悟が必要でありましょうなあ。<br>
<br>
■さてさて京都の亀岡市で起こった凄惨な「殺人事件」は、途切れることなく続報が続きまして第一報を聴いて素人なりに予想した通りの背景があったことが刻々と明らかになりつつあります。「小人閑居して不善を為す」の格言を最悪の形で具現してしまったと一言で片付けてしまうには結果が余りにも重大！仄聞しますに運転していた（非常に暇な）18歳の無職・無免許の少年は、最高で懲役20年と定められた「危険運転致死傷罪」には該当せず、７年以下の懲役か禁錮、または100万円以下の罰金と定める自動車運転「過失致死傷罪」が適用される由。<br>
「危険運転致死傷罪」というのも旧自民党政権が重ねた失政の一つに数えられるべき名前と中身が酷く乖離した運用し難い奇怪な罪なのですが、1999年11月28日午後に東京の世田谷区の東名高速道路東京IC付近で発生した3歳と1歳の女の子二人が12トンの酔っ払いトラックに追突された車中で焼き殺されるという悲しい大事故と、2000年6月に神奈川県座間市で発生した飲酒・無免許・無車検の暴走車に大学生が轢き殺される無念な事故が正しく裁かれないことに怒った国民37万余人の署名で政治利権とは無関係ながら、旧自民党政権が2001年6月に道路交通法改正法案を作って11月には刑法改正法案が全会一致で国会を通過。やっと最高懲役15年の刑罰が決まったのでした。<br>
<br>
■今回の京都亀岡市での殺人事件は飲酒は無かったようですが無免許で夜通し走り回って極度の寝不足だったことが原因とのこと。もしも使用された「凶器」が友達の友達から無理やり借りた中古の軽自動車ではなく無許可の銃器だったらどうなのでしょう？単純に死傷者10人という「破壊力」を考えますと、至近距離からサブマシンガンを乱射した場合と同等かも知れません。また、犠牲になったのは小学生だったことを考えますと2001年6月8日午前に大阪教育大学附属池田小学校に宅間守という37歳の男が凶器を持って乱入して小学1年生1名、2年生7名を殺害し、他にも児童13名と教諭2名を傷つけた事件にも似た印象を受けます。たまたま使った凶器が自動車だったことだけで刑罰が軽くなるのだとしたら、御遺族や被害者家族の皆さんは納得できないことでしょう。旧自民党政権の置き土産に欠陥があるのは明らかなのですから一刻も早く改正する努力をすべきでしょうなあ。一般的な生活感覚では理解できない奇怪な規定事項が紛れ込んでいるために、唖然とするような判決が各地で下されているようですが、本当は政権交代によってこの種の改革がどんどん進むのではないかと多くの有権者は期待したのでしたが……。それにしてもガキの玩具になった自動車という物は実に恐ろしい結果を生んでしまいますなあ。失われた幼い命に合掌するのみであります。<br>
<br>
■話題は変わりまして尖閣買い上げについてであります。4月22日の日曜にテレビ朝日で放送された報道ステーションSundayという番組で石原慎太郎都知事を大々的に取り上げておりましたが、誰が呼んだか存じませんがゲスト・コメンテーターは歌手の加藤登紀子さんでした。故・森繁久弥さんに見出されたその歌唱力は抜群だと認めますが、コメンテーターとしては適任ではなかったようです。文字通り「冗談も過ぎるとホラーになる」ようなコメントを散発して司会者や他のコメンテーターを困らせているのが画面にはっきり映っておりました。今では懐かしい平和ボケ発言が妙に新鮮に聞こえたとも申せましょうが、きっと再出演は無いでしょう。加藤さんは尖閣諸島の買取には断固反対で石原慎太郎も大嫌いだということはよく分かりました。他の報道番組も蜂の巣を突いたようにワシントンでの石原発言を大きく取り上げて大騒ぎをしておりましたので、民主政権の無能振りと重ねながらちょっと考えてみようと思います。]]></description>
   <category>社会問題・事件</category>
   <dc:date>2012-04-25T16:09:57+09:00</dc:date>
   <guid isPermaLink="true">https://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/996183ad4ec80cc9fef4f0e5d4d282bb</guid>
  </item>
  <item>
   <title>冗談も過ぎるとホラーになる　其の壱拾</title>
   <link>https://blog.goo.ne.jp/nammkha0716/e/5596af6d81a53b523f06fafb2872c5d3?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
■台湾からの義援金が昨年5月27日の時点で約55億5千万台湾元（約157億円）に達していたと「其の九」で指摘しました。お話はその続きでございます。<br>
<br>
訪米中の楊永明・台湾行政院新聞局長（46）＝閣僚＝は（7月）11日、ニューヨーク市内で共同通信と会見し、東日本大震災の被災者に対する台湾の義援金が約200億円に達したことを明らかにするとともに、馬英九政権（国民党）が「対日特別パートナーシップ」路線を重視していると述べた。……支援額は「世界一」で、1999年の台湾中部大地震で日本がいち早く支援をしたことに対する「お返し」の意味もあるという。<br>
局長はまた、原発廃止が台湾の目標であるとしながらも、電力の約20％を供給している３カ所の原発が2025年までに稼働を中止するため、建設中の第４原発を稼働させて補うことが必要との考えを示し、安全性の確保を強調した。<br>
2011年7月12日　産経ニュース　<br>
<br>
■地震に加えて原発問題でも日本と台湾は共同して研究すべき課題があり、助け合いも続けて行かねばならないということであります。行け行けドンドンで強引に100基もの原発を並べるぞ！と意気込んでいる北京政府は有力な商売相手なのでしょうが、原発政策の曲がり角に来ている台湾とは冷静で深い話し合いが出来そうな気がします。北京の国際空港を新築する費用を日本政府に出して貰ったことを頬被りしている北京政府とは対照的に1999年の大地震に際して支援して貰ったことの「恩返し」だと国を挙げて世界一の義援金を送ってくれる国との関係を大事にしなければなりますまい。<br>
<br>
■金額では400億円相当の原油500万バレルを贈ってくれたクウェートの支援も忘れてはなりますまい。3月21日の午前、皇居で両胸の胸水を抜く治療をお受けになったばかりの天皇陛下が直々に皇后さまとご一緒に来日したサバーハ首長をお出迎えになり、30分間の会見の後、お見送りまでしたのでした。バイパス手術のことを知っている首長は大変に感動した由。更に両陛下は23日の午前にも、サバーハ首長が宿泊していた東京・元赤坂の迎賓館を御訪問になってお別れのご挨拶をなさったとのこと。国民を代表して恩を忘れない姿勢がしっかりと相手に伝わったものと推察いたします。ついでながら？野田ドジョウ首相も22日に首相官邸で首長と会談しておりまして、クウェートから日本への原油の安定供給などを盛り込んだ共同声明を発表した折、原油の無償提供に謝意を表したとのことです。こちらの方はどの程度相手に伝ったかどうか怪しいものでありますが……。<br>
<br>
■ここからまた台湾の話に戻ります。 <br>
<br>
政府は23日、東日本大震災追悼式典に台湾代表として出席した台北駐日経済文化代表処の羅坤燦副代表を指名献花から外したことについて「配慮が足りなかった」とする答弁書を閣議決定した。答弁書は「台湾の人々の気持ちを傷付けるようなことがあったとすれば政府の本意ではない。大震災に際しての多大な支援に深く心から感謝している」としている。大江康弘参院議員（無所属）の質問主意書に答えた。<br>
2012年3月23日　産経ニュース　<br>
<br>
■本当に「配慮が足りなかった」のかどうかは真偽不明でありますが、野田ドジョウ内閣は取り敢えずは追悼式典での非礼を謝ったのでした。最初から常識的に事を運んでいれば「相手の気持を傷付けるような」心配はしなくても済んだのであります。これから振り返る追悼式典後の支離滅裂な民主党政権の答弁と態度を思い出せば、こんな役人作文を棒読みしたくらいで式典での大失敗を帳消しになど出来ないのは明らかでありましょうなあ。<br>
<br>
政府が11日に主催した東日本大震災の一周年追悼式典で、台湾代表として出席した台北駐日経済文化代表処の羅坤燦副代表が指名献花から外されるなど冷遇されたことが分かった。12日の参院予算委員会で世耕弘成氏（自民）が明らかにした。<br>
野田佳彦首相は「台湾の皆さまに温かい支援をいただいた。その気持ちを傷つけるようなことがあったら本当に申し訳ない。深く反省したい」と陳謝した。藤村修官房長官は「十分にマネジメントできていなかったことについてはおわびしたい」と述べた。……　<br>
<br>
■3月23日に閣議決定した「答弁書」と寸分違わぬ文言で野田ドジョウ首相は国会で陳謝していたのであります。10日間も正式な謝罪が遅れたのは何故だったのか？どうせ謝るのなら早いことに越したことはないのに……。党内の陰湿な権力闘争と消費税引き上げで忙しかったのでしょうなあ。<br>
<br>
世耕氏によると、政府は約160の国と国際機関の代表に会場１階に来賓席を用意したが、羅氏は「民間機関代表」と位置付け、２階の企業関係者などの一般席に案内。指名献花からも外し、羅氏は一般参加者と献花したという。……台湾は、大震災の際、世界最大規模の約200億円の義援金を寄せた。政府は昭和47年の日中国交正常化後、台湾を国として承認していないが、代表処は事実上の大使館にあたる。<br>
2012年3月12日　産経ニュース　<br>
<br>
■「政治主導」が奇しくも東日本大震災と原発事故で看板倒れに終わってしまい、その後は官僚主導へと大きく振り子が戻っていることもあり、杓子常時に時代遅れの手続きを踏襲して北京政府のご機嫌を取ろうとでもしたのでしょうが、危機管理能力が無い政権ならではの恥ずかしい失敗でありました。その責任は何処にあるのか？首相が国会で陳謝した翌日に明らかになりました。<br>
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……藤村修官房長官は13日午前の記者会見で「外交団という仕切りの中で整理され、外務省と内閣府で調整済みだったと後から聞いた」と述べ、対応に問題はなかったとの認識を示した。また12日に開かれた玄葉光一郎外相主催の各国高官のレセプション（歓迎会）には、台湾代表を招待したことを明らかにした。……この件について野田佳彦首相は12日の参院予算委員会で「本当に申し訳ない。深く反省したい」と陳謝しており、一夜にして謝罪を覆した形だ。<br>
2012年3月13日　産経ニュース　<br>
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■「其の九」で引用した3月27日の参院政府開発援助（ODA）特別委員会で玄葉光一郎外相が明かした台湾からの出席者に「直接陳謝」したのがこのレセプションの場だったわけであります。しかし、藤村官房長官は「陳謝」の件には一切触れず、追悼式での献花では民間扱いしておいて歓迎レセプションでは各国高官と同等の扱いで「招待」したのだから問題は無い！と言い張ったのであります。こんな無茶な答弁をさせていたのは外務省だったことが翌日に判明しました。<br>
 <br>
……「外交団という仕切りの中で整理された。外務省と内閣府で式典のやり方を十分に調整された」、「外交団の仕分け（基準）は外務省にきちんとしたものが伝統的にある」<br>
藤村氏は13日の会見で、追悼式典の準備に当たった外務省と内閣府が事務レベルで台湾をリストから外したこと自体には問題はないとの認識を強調した。自らの対応については「配慮が足りなかったかどうかを反省材料にする」と述べた。……　<br>
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■注目すべきは基準が「外務省の伝統」に従って定められているという点です。元々、党としての綱領を持たない民主党には外交・安全保障（税制も）に関する統一見解も政策もありません。それ故に初代総理となった鳩山サセテイタダク元首相は「東アジア共同体」やら「沖縄の米海兵隊を国外へ」やら、夢見がちな独裁者のように後先を考えずに放言を繰り返して自滅したのでありました。菅アルイミ前首相は最初から外交政策など持ち合わせておらず、国際会議に行けば遠足に行った幼稚園児みたいにはしゃぎ、チャイナの胡錦濤国家主席を迎えれば悪さをして先生に叱られている中学生みたいに俯いてメモをぼそぼそと読んで見せたりしたものでした。さて、野田ドジョウ首相が国会で陳謝した翌日、藤村官房長官が前言を撤回したも同然の開き直りに出たのは、外務省からの圧力や指示があったからだと誰にでも分かります。<br>
<br>
外務省は日本に公館を置いている150カ国、中国などにある公館で日本を担当している18カ国、経済協力開発機構（OECD）など35の国際機関に追悼式典への案内状を出し、約160人の外交団が式典に参加。日本が国家承認していないパレスチナの代表も例外的に外交団として扱われた。だが、外務省は台湾の駐日大使館に相当する台北駐日経済文化代表処を「民間団体のステータスで呼んだ」（同省儀典官室）と説明している。そのため、羅副代表は外交団がいた会場１階の来賓席ではなく２階の企業関係者などの一般席に案内され、国名が読み上げられる「指名献花」の対象にもならず、一般参加者と一緒に献花したという。……　<br>
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■「前例」と「文書」で武装して「御説明」攻撃を得意技にする官僚に対して民主党は「政治主導」の看板を掲げていたのですが、こうも簡単に臆面もなく「外務省の伝統」を振り回されたら二の句が継げませんなあ。台湾から贈られた莫大な義援金を「民間団体からの寄付」として民主党政権は受け取っていたから、追悼式でも同等の扱いをしたんだ！という恩も情も無い官僚主導のセレモニーだったと分かれば、野田ドジョウ首相が読み上げた作文の味気なさも納得出来ますが、何とも割り切れないものが残ります。<br>
<br>
藤村氏は12日の参院予算委員会で「事務方ですべておぜん立てした。台湾に関するわが国の基本的立場は1972年の日中共同声明の通りだ」と語り、台湾が中国の領土の不可分の一部との中国政府の立場を「理解し尊重する」としている日中共同声明をもとに機械的にリストを作成したことを認めた。参院予算委でこの問題を追及した自民党の世耕弘成参院国対委員長代理は13日、「事務方で調整していようといまいと、台湾を各国代表の枠の中で扱わなかったのは問題だ」と非難した。<br>
野田佳彦首相は12日の参院予算委で、世耕氏の指摘を受けて陳謝し、「行き届いていなかったことを深く反省したい」と述べた。外務省によると、この発言に対し、13日時点で中国政府からの反応はないという。もっとも、輿石東幹事長を団長とする訪中団の派遣を23～25日に控える民主党政権が、台湾への配慮を示せたかどうかは疑問だ。……<br>
2012年3月14日　 産経ニュース　<br>
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■こんなところにも輿石訪中団の影が射していたのかと唖然としてしまいます。追悼式を開催する意味を野田ドジョウ首相自身が理解しておらず、事務方に丸投げして官僚の「伝統」に引きずり回されていたとしたら実に情けない話であります。まあ、こんな事務方の言い分を鸚鵡（おうむ）か九官鳥の如く会見の場で平然と披瀝すれば野党が勇んで攻撃するのは当然のことでありました。<br>
<br>
……藤村修官房長官は14日の参院予算委員会で「配慮が足りなかった点についてはおわびしたい」と陳謝、13日の「事務レベルの仕切りに問題があったとは思わない」との発言を撤回した。<br>
12日の参院予算委で問題を取り上げた世耕弘成氏（自民）が再び追及した。藤村氏は、指名献花での対応を「事務的に問題はなかったが、もう少し配慮があってしかるべきだった。新聞報道は発言の一部で私の言ったこととちょっと違う」と強弁。羅氏を１階の来賓席ではなく２階の一般席に案内したことも「何か問題があったということではない」と開き直った。<br>
ところが、世耕氏が「記者会見で明言したではないか」と迫ると、藤村氏は「式典の運びに配慮が足りなかったことは問題で反省材料としたい。事務的にも問題があったことをきちんと認め、おわびしたい」と渋々発言を撤回した。<br>
一方、野田佳彦首相は「私はやはり失礼があったと思う。きちんとご案内しなかったことも含めて心からおわびしたい」と陳謝。藤村氏の13日の発言についても「誤解を招いたならば申し訳ない」と述べた。<br>
2012年3月15日　産経ニュース　<br>
<br>
■自分の非を認めずに「誤解」を便利に使うのは実に卑怯な態度で見苦しい限りであります。同様に「説明が足りなかった」というフザケタ言い方もありまして、東京電力が一方的に電気料金の値上げを通告しておいて、契約期間は値上げを拒否できる規定を隠していたのがバレた時も社長は平然と「ご説明が足りない点がありました」などと言っておりましたなあ。バカな客は大人しく値上げ分を支払うだろうと信じ込んでいる底意地の悪さが滲み出した言い訳でしたが、電力会社も内閣も言葉が信頼されなくなったらお仕舞いです。<br>
<br>
超党派の日華議員懇談会の平沼赳夫会長（たちあがれ日本代表）は17日夜、台北市内で台湾の王金平立法院長と会談し、東日本大震災１周年追悼式典で台湾の代表が指名献花から外された問題について、「台湾から義援金を200億円もいただいたのに大変無礼なことをした」などと述べ、謝罪した。王氏は理解を示した。会談には日華懇副会長の中井洽元拉致問題担当相（民主党）も同席した。<br>
2012年3月18日　産経ニュース　<br>
<br>
■野田ドジョウ内閣が正式に台湾側に陳謝の意を伝えていたのか否か、この平沼さんの会見の場で中井元拉致問題担当相が総理の使者として何らかの仕事をしたのかどうかも分かりません。しかし、1週間近くも経って野党議員に謝ってもらっているようでは野田ドジョウ首相の指導力も大したことはないようです。こうしたドタバタ劇の後、3月23日の閣議でやっと正式に「御免なさい」の答弁書を決定したというお粗末な話でありました。嗚呼、今の日本を動かしているのは、一体、誰なのだろう？と考えますと本当にぞっとしますなあ。]]></description>
   <category>外交・情勢（アジア）</category>
   <dc:date>2012-03-29T16:05:47+09:00</dc:date>
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   <title>冗談も過ぎるとホラーになる　其の九</title>
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   <description>
<![CDATA[
■「選挙は嫌だ！」の一点だけで繋がっている運命共同体の民主党が8日間に亘る合計40時間もの茶番劇がやっと終演したのだそうです。肌寒さが残る東京で国会が閉会した後、夜を徹しての長丁場、本来なら地元に帰って万が一の解散総選挙に備えてせっせと人気取りの売名行為に励まねばならない週末も党本部の地下室に籠って空疎な口喧嘩が続いていたそうです。さぞや光熱費が嵩（かさ）んだことでありましょうなあ。税金の無駄遣いは止めよう！という声はまったく出なかったようですし、震災復興や福島原発の後始末を優先させるべきではないか？！という声も出ず、この際だから党として安全保障政策を練り上げておくべきだ！という話にもならず、消費税をすぐ上げる、数年後にはまた上げる！という野田ドジョウ首相の私家版マニフェストに対して、反対派は具体的な対案も出さずに「今は上げるな！」のバカの一つ覚えを連呼していた由。そんな下らない集まりなら電気不要の真昼間に近所の公園でも借りて花見気分でわいわい勝手にやれば宜しい！<br>
<br>
■次の選挙が怖くて夜も眠れないぽっと出の議員がイッパシの政治家を気取って田舎芝居を演じている間に、東京電力は傍若無人な電気料金の値上げを一方的に通告するわ、隣の韓国では北朝鮮の若い大将が大喜びするような腑抜けた外交祭りが終わって、いよいよ極東アジアの緊張度はドジョウならぬウナギ昇り状態であります。野田ドジョウ首相はトンボ返りの非礼を顧みず、「皆さんがダメだと言っている事を北朝鮮がしようとするのは悪いことだと思います」という小学生でも言える程度の短いスピーチをして戻って来た野田ドジョウ首相の影は限りなく薄かったので、会議が終わった後で「日本は参加したのか？」と海外メディアに言われてしまいそうです。日本の国民の多くも野田ドジョウ首相が「外遊」に出たことを知らないかも？<br>
<br>
■「核サミット」のテーマに合わせて世界中が心配している福島原発の事故に関しても、駅前演説で鍛えた野田ドジョウ首相自慢の訳の分からないスピーチがあったそうです。原発事故を防ぐ方法は「想定外を想定すること」なのだとか……。何だか「右足が沈む前に左足を出し、左足が沈む前に右足を……」というインチキ水上歩行法を思い出すような人を馬鹿にした不誠実な発言をしてしまったとは思っていないのでしょうなあ。親分が「北朝鮮のミサイルより、原発事故より消費税の引き上げが心配だあ」という不埒な本音を隠そうともせずに下手くそな外交をしているから、手下共もそれに倣って恥の上塗りを続けておりますぞ。<br>
<br>
24日付の中国共産党機関紙・人民日報（海外版）は、民主党代表団を率いて北京を訪れている輿石東幹事長の「日中間の誤解と困難は解決できる」と題する寄稿を1面に掲載した。<br>
輿石氏はこの中で「日中間には政治の面で幾つかの誤解や困難がある」と指摘。「双方が両国間の相互依存関係を構築することを考え、中国と日本、アジアと世界のあすを考える」ことで解決できると強調した。　<br>
2012年3月24日(土)17時14分　時事通信　<br>
<br>
■輿石幹事長の頭の中には「憲法9条があれば世界は平和だ」と同様の逆立ちした論理回路が組み込まれているようです。どうして「明日を考える」と誤解と困難が解決できるのでしょう？そんなに簡単な話なら民主党の「明日」を考えてみたら如何でしょう？自分が閣僚に押し込んでしまった田中防衛大臣の「明日」の方を先に考えて上げないと自民党と公明党が問責決議を突きつけて来ますぞ！そしてチャイナは着々とガス田を占有して東シナ海を完全に支配下に置いて太平洋に出て来るでしょうし、南シナ海からインド洋へと支配地域をどんどん広げて行きましょうなあ。それもこれも北京政府が「明日を考える」からこそ強引に推し進めていることなのであります。<br>
<br>
■民主党政権には震災からの復興という大事業は荷が勝ち過ぎていることは既に衆知の事実ではありますが、大震災と原発事故は世界中の人々が心配して同情して下さった大きな出来事でしたから、この災厄は日本一国だけの問題ではなく立派な外交テーマに格上げされていなければなりません。小さな記事でしたが民主党政権の外交能力が欠落していることを改めて証明する事実が明らかになりました。情けないことではありますが、これが今の日本の外交なのでありましょうなあ。<br>
<br>
玄葉光一郎外相は27日の参院政府開発援助（ODA）特別委員会で、政府主催による11日の東日本大震災追悼式で台湾の代表者を冷遇したとの批判を受け、震災関連の追悼レセプションで台湾側出席者と会い、直接陳謝したと明らかにした。<br>
追悼式後の12日に玄葉氏は各国からの支援に感謝を表明するレセプションを主催。台湾の駐日代表部に相当する台北駐日経済文化代表処の羅坤燦副代表と会い、「申し訳なかった」と陳謝した。追悼式に参列した各国代表者は指名により献花したが、羅氏は指名から外された。<br>
2012年3月27日　産経ニュース　<br>
<br>
■輿石・仙谷コンビが北京で熱烈歓迎されて有頂天になっている裏側には、外務大臣が台湾代表に平謝りしなければならなくなるような古臭いイデオロギーの偏向が存在しているのでしょう。何とも恐ろしい集団に政権を預けてしまったものであります。この実に恥ずかしい外交の失敗を遡って検証しておきましょう。話は大震災から10日余り後から始まります。<br>
<br>
超党派の議員連盟「日華議員懇談会」（会長・平沼赳夫たちあがれ日本代表）は（4月）20日、都内で会合を開き、東日本大震災の慰問のため訪日している台湾の王金平立法院長（国会議長）に対し、義援金の提供や援助隊の派遣について感謝状を手渡した。<br>
平沼氏は「頂いた好意を無にしないよう一日も早く復興を遂げたい」と謝意を表明。王氏は「台湾各界は日本の被災をわが身のことのように感じている。復興を全力で支援したい」と述べた。<br>
台湾の官民からの義援金は約140億円で各国・地域の中で最多とされる。菅直人首相が11日に米英などの７紙に感謝広告を出した際に対象とならず、20日の国会で「台湾の人々は心を痛めている」（山谷えり子自民党参院議員）と指摘されていた。<br>
王氏は対中交流団体「海峡交流基金会」の江丙坤理事長や企業トップらとともに、23日までの予定で訪日している。<br>
2011年4月21日　産経ニュース　<br>
<br>
■菅アルイミ首相が感謝広告から台湾の名を削ったのは確信犯だったに違いなく、御本人としては北京政府のご機嫌を損なわないように細心の注意を払った心算だったのでありましょう。「三つ子の魂、百まで」なのであります。まあ、カネと票を掻き集めてくれた鳩山・小沢コンビを切り捨てる計算高い冷酷さを外交に応用したとも申せましょうが……。<br>
<br>
「ありがとう、台湾」。東日本大震災で多くの被災地支援を行った台湾に対し、日本在住の「有志一同」約６千人が３日付の台湾紙、聯合報と自由時報の２紙に、日本語を交えた感謝の広告を掲載した。台湾に謝意を伝えたいとする女性デザイナーが短文投稿サイト「ツイッター」などを通じて広告を提案。約240万円の広告掲載料を捻出するため、１口千円の募金を呼び掛けたところ、1900万円以上が集まった。差額は被災地へ義援金として送るという。<br>
台湾からの義援金は先月27日までに約55億5千万台湾元（約157億円）に達している。<br>
2011年5月3日　産経ニュース　<br>
<br>
■菅アルイミ前首相が失礼千万な広告を掲載してから半月もしない間に義援金は10億円以上も上積みされておりました！愚かな首相・政府が感謝などしなくても台湾の人々は根に持たずに被災地の人々を心配してくれていたのであります。まるで国家としての格が違うと世界に宣伝してしまっているようなものでした。更に台湾からの義援金は積み増されて行ったのでした。]]></description>
   <category>外交・情勢（アジア）</category>
   <dc:date>2012-03-28T16:10:14+09:00</dc:date>
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   <title>冗談も過ぎるとホラーになる　其の八</title>
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   <description>
<![CDATA[
■国会では企業年金を食い潰したマヌケな元株屋のオヤジが吊るし上げられているそうですが、その後ろに控えている共犯者は国の年金制度を食い荒らしただけでは足りず、役人を辞めてからも民間の投資顧問会社に天下って零細企業の年金基金まで食い散らかしていたという実に気味の悪い年寄り達なのだそうです。浅川某の言うことには「あと100億円あったら損を取り返せた！」と今になっても未練たらたらの負け惜しみを並べているそうで、これは博打で身を滅ぼす愚かな人間が常に口にする言葉であります。大王製紙の御曹司がビギナーズ・ラックの罠に墜ちて背任罪に問われた馬鹿馬鹿しい騒動がありましたが、あれは偉大なるお爺ちゃんからの遺産を食い潰したようなもので言うなれば身内の恥を晒しただけで世間様に笑われはしても外部に多大な御迷惑を掛けずに済んだような事件でしたが、今回のAIJ詐欺事件は天下り官僚と元大手証券会社のやり手営業マンが悪巧みをして1000億円以上もの他人の老後の蓄えを食い潰してしまったのですから、世間は笑うだけでは済ましておれないでしょうなあ。<br>
<br>
■バブルを挟んだ時代には「伝説の営業マン」と異名を取っていたという浅川某は、昔取った杵柄で口から出任せ、手には大嘘書類を握って素人相手に随分と阿漕（あこぎ）な商売をしていたようですが、国会では「騙すつもりはなかった」と質問者を睨みつけていた由。最初から「騙すつもりでございました」と頭を下げる詐欺師など聞いたことがありませんから、あの一言は自ら立派な？詐欺師だったことを自白しているも同然。語るに落ちておりますぞ！<br>
<br>
■さてさて、真実一路・増税路線まっしぐらの野田ドジョウ首相は「ミサイル撃つぞ！」と鼻息が荒い北朝鮮の目と鼻の先、隣国の韓国で開催された核サミットという重大な国際会議にトンボ返りで顔だけ出して「後は皆さんで、どうぞ宜しく」と日本にとって返して党内の増税反対派の説得に当たるのだそうです。韓国は日本の隣の国、北朝鮮が飛ばそうとしているミサイルの飛行ルートも隣り合っている国なのに、全世界50数カ国の首脳が一堂に会するまたとない外交の舞台を形だけの参加で済ませてしまった良いのでしょうか？親方がこんなことだから手下共は勝手気ままに先の短い与党時代に威張れるだけ威張っておこうと盛大に税金の無駄遣いをしているのでありましょうなあ。<br>
<br>
■北京を舞台にした民主党ご一行様の珍道中の続きです。<br>
<br>
……輿石東幹事長と鳩山由紀夫元首相という民主党重鎮が、よりによって同じ日に北京で習近平国家副主席と個別に会談した。しかも２人はバラバラに「友好」「友愛」を強調。中国の軍事力増強や東シナ海の権益拡大などには一切触れることはなかった。<br>
「いい話ができたのではないか。今後とも関係を発展させていきたい」会談終了間際、輿石氏は習氏に早くも成果を強調。「地元の山梨は桃がおいしいが、福島の桃も食べてほしい」と“友達気分”で習氏に訪日を促した。輿石氏には待ちに待った初外遊だった。すでに訪米なども計画、党幹部をずらりと率いて自らの存在感を海外に示そうと考えているようだ。とはいえ、外交はずぶの素人。友好演出に腐心するばかりで懸案事項は棚上げされた。……　<br>
<br>
■場所は北京ではなく北朝鮮の平壌でしたが、故人となった金丸ノベボウ信という自民党の重鎮が一人で泣いたり笑ったりしながら愚かな独断専行をして『南北朝鮮分断後45年間についての補償』を浪花節調に決めてしまい日本の外交をメチャクチャにしかけた椿事がありましたが、その平壌訪問を仕組んだのは旧社会党の田辺誠という同じ山梨県を地盤とする人物で、北京ではしゃいでいた輿石さんも山梨の日教組出身なのは単なる偶然なのか？海の無い山梨県という地理的な影響なのか？何とも危なっかしい外遊であります。自分が無理やり閣僚に押し込んだ田中防衛大臣が国会で針の筵に座らされたり、荒縄で縛り上げられて逆さ吊りにされているというのに、チャイナの国家副主席と会えたくらいで舞い上がっているようでは政治家としての器が小さいことは間違いなさそうです。この程度の人物を重鎮扱いせざるを得ない民主党は深刻な人材不足なのでしょうなあ。<br>
<br>
一方、党最高顧問に任命された鳩山氏は、「民主党の外交窓口は私だ」と言わんばかりに輿石氏らが去った後の人民大会堂に入った。しかも野田政権で葬り去られている「東アジア共同体」構想をうたい、「東シナ海を友愛の海に」と自説を披露。マイナス効果は輿石氏を上回った。樽床伸二幹事長代行は、鳩山氏の訪中について「何の報告も受けていない」と不信感を隠さない。鳩山氏側も「輿石氏らの訪中は３月に初めて聞かされた」（周辺）と困惑するが、双方が調整した形跡はない。<br>
玄葉光一郎外相は23日の記者会見で「決して二元外交になるようなことがないような形での訪中だ。何か交渉ごとを行うわけではない」と２人を擁護したが、国益を正面から見据えることができぬようならば議員外交は慎むべきではないか。（北京　坂本一之）<br>
2012年3月24日(土)7時55分　産経新聞　<br>
<br>
■外交政策・安全保障政策をまったく持たず、党の綱領自体が無い民主党は本来ならば外交に手を出しては行けないのです。鳩山サセテイタダク元首相の方は「俺の方は半年前から予約してあるんだ！」と居直っていたそうですが、そんな先陣争いをして何の意味があるのでしょう？「福島の桃」も「友愛の海」も、外交交渉には何の意味も無い小道具でしかなかったというお粗末な話でした。日本とチャイナとが領海問題で揉めている東シナ海が、今度は北朝鮮の長距離ミサイル試射場になろうという時に「友愛の海」を語っていられる鳩山サセテイタダク元首相は、風変わりな政治活動などせずに専門の医療機関に入って治療に専念した方がよさそうです。 <br>
<br>
23日から別々に中国を訪問している民主党の訪中団と鳩山元総理。まず、輿石幹事長ら民主党の訪中団9人が、次の指導者とされる習国家副主席と約50分間会談しました。その10分後、今度は鳩山元総理が、また習副主席と同じく50分間会談しました。民主党側の調整不足が際立った形です。<br>
民主党・鳩山由紀夫元総理大臣：「私からは、立て続けに民主党の同僚と会って頂いて恐縮ですと申し上げた」<br>
一連の会談では、民主党側から東シナ海のガス田開発に関する条約締結交渉の早期再開を求め、習副主席は前向きな姿勢を見せました。今回の民主党のバラバラな2つの訪中は、党内の足並みの乱れを外交にまで持ち込んだ格好となりました。<br>
2012年3月24日(土)8時51分　テレビ朝日系（ANN）　<br>
<br>
■チャイナと日本との間で日本側が「恐縮」する案件は無いはずなのですが、礼儀正しく上品なのは結構ですが、こんな「恐縮」は育ちが良いというより間抜けと言われても仕方がありますまい。輿石幹事長はお供を連れて殿様気分ではしゃいでいたのでしょうが、鳩山サセテイタダク元首相の方は一人寂しく50分間も無駄話をしている姿は想像するだに寂寥感でいっぱいなのですが、孤立感や孤独感が最初から欠落している異常体質なのかも知れないぞ！と思うとぞっとしますなあ。誰かこの人の奇妙な外交活動を止めてやらないのでしょうか？まあ、民主党内ではとうの昔に「過去の人」扱いなのでしょうが……。民主党内でもガレキ処理が必要なのかも知れませんが、民主党自体がガレキの山なのかも？]]></description>
   <category>外交・情勢（アジア）</category>
   <dc:date>2012-03-27T16:10:08+09:00</dc:date>
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  <item>
   <title>冗談も過ぎるとホラーになる　其の七</title>
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   <description>
<![CDATA[
■自ら解散についてちらほら口走り始めた野田ドジョウ首相でしたが、とうとう消費税の引き上げに「政治生命を懸ける」とまで言い出した由。もしかすると北朝鮮からミサイルが飛来することよりも、ホルムズ海峡が火を噴く心配よりも消費税に引き上げの方が重要だと思い込んでいるのではないか？と国会で開催中の参議院予算委員会の場で集中砲火を浴びて袋叩きに遭っている田中防衛大臣の姿を平然と見物している野田ドジョウ首相の表情を見ていると心配になって参ります。まあ、元々、民主党政権は外交・安全保障に関して確固とした方針も政策も持ち合わせていないのですから、防衛大臣の椅子にトンデモない人が座ってしまっても何の不思議もないのですが……。<br>
<br>
■前任の鳩山・菅両人を反面教師として、自分だけは歴史にしっかり名を残すべく腹を括ったのだとしたら、初動対応で大失敗を重ねて大いなる禍根を残してしまった原発事故の後始末と大震災の復興事業は、これから先どれほどの時間と予算が必要になるのか見当も付かない現状ですから、自分の任期を長くても今年の秋までと考えて、下手をすると4月か6月に解散総選挙か？との憶測が飛び交っている厳しい政権運営をよたよたと続けるにしても、大きな政治課題に取り組むのは止めて、政権を失う前に消費税の引き上げを実現し行きがけの駄賃にTPP参加の道筋も付けてしまおう！と本気で考えているような気がします。前任の2人は本当に何もしないで普天間基地移転問題と原発・震災の後始末を置き土産にして逃げるように総理大臣の椅子から転がり落ちたのですから、「ああはなりたくない！」と心から願うのは当然なのですが……。<br>
<br>
「環太平洋連携協定（TPP）はビートルズだ」。野田佳彦首相は24日の都内での講演で、TPP交渉参加を検討している日本の立場を、英人気ロックバンドのメンバーに例えて説明、政府の方針に理解を求めた。<br>
首相は「日本はポール・マッカートニーだ。ポールのいないビートルズはあり得ない」と強調。その上で「米国はジョン・レノンだ。この2人がきちっとハーモニーしなければいけない」と述べ、日本の交渉参加への決意を重ねて示した。　<br>
2012年3月24日(土)18時4分　時事通信　<br>
<br>
■拙ブログでは超親米だった小泉元首相に「プレスリー」のミドル・ネームを献上しておりますが、野田ドジョウ首相の口から「ビートルズ」が出て来たのには驚きつつも強い違和感がありました。それ以上に「TPPはビートルズだ！」と唐突に聞かされた講演会に参加した人達はどんな感想を持ったのでしょう？その意味と真意が伝わったのでしょうか？御本人は気の利いた事を言った心算かも知れませんが、ビートルズが解散したのはジョン・レノンがオノ・ヨーコさんと手に手を取って飛び出してしまったからで、ポール・マッカートニーは名曲『Let it be』を作って解散を回避しようと頑張ったけれど、その思いは伝わらずにビートルズは消滅したのではなかったでしょうかな？もしも「米国がジョン・レノンだ」と言ったのは米国がTPPをぶっ壊してしまう可能性があるとのメッセージだったのならば、それはそれで一つの見識なのですが……。<br>
<br>
■この不思議な演説が行なわれた3日前に、第84回選抜高校野球大会の開会式がありまして、21世紀枠で選出された石巻工（宮城）の阿部翔人主将が見事な「選手宣誓」を行なって多くの日本人が感動したばかりでしたから、その余韻を乱暴に消し去ってしまうような野田ドジョウ首相の手前勝手で乱暴な比喩が何とも後味が悪いものになってしまいました。国会から聞こえて来る政治家達の言葉が余りにも貧しく卑しく無責任であるからこそ、高校生の宣誓に皆が感動したとも申せましょう。言葉で人を動かし国を引っ張って行くのが政治家の仕事であり使命であるのに、何も決められない国会の茶番劇がいつまで続くのでしょう？<br>
<br>
■せめて茶番劇は国内だけに留めておいて欲しいものですが、民主党はちゃっかり役にも立たない訪中団を結成して仰々しく送り出していたのでした。<br>
<br>
民主党の輿石幹事長の訪中団と鳩山元首相は23日、それぞれ中国を訪問し、北京市内の人民大会堂で、中国の次期最高指導者に内定している習近平国家副主席と個別に会談した。<br>
輿石氏の訪中は、民主党と中国共産党の「日中交流協議機構」の事業の一環で、23日から3日間の日程で始まった。訪中団は仙谷由人政調会長代行らを含む10人。一方、鳩山氏も同じ日程だが、現地ではほぼ別行動だ。……　<br>
<br>
■金魚のフンならぬ、こういうのを「ドジョウのフン」とでも言うのでしょうか？二番煎じという言葉もありますが、この場合は「恥の上塗り」という表現が適していましょうなあ。わざわざ「我が党は分裂状態であります」と満天下に示すために税金を無駄遣いしているようなものです。尖閣での酒乱船長暴走衝突事件を卑屈に解決して見せた仙谷さんと、田中防衛大臣の産みの親とされる輿石幹事長が揃い踏み、さぞや北京の覚えは目出度かったことでありましょう。それにしても、どうして10人もぞろぞろ出掛けて行ったのでしょうなあ？先行き短い政権与党時代に物見遊山の旅を税金で楽しんでおこうと有象無象が付いて行ったのなら、野田政権が主張している「財政再建」は大嘘ですぞ！これほど明らかな税金の無駄遣いを見逃して、何の行財政改革なのでしょう？！<br>
<br>
輿石氏は習氏と約50分間会談し、東シナ海ガス田の共同開発条約交渉の早期再開を求めたのに対し、習氏は「事務レベルで協議し、早期に再開できるよう条件づくりをしていかなければならない」と応じた。歴史問題では、輿石氏が1995年の「村山談話」を引用しながら、日本が平和主義を貫いているとの考えを強調。習氏は「歴史を鑑(かがみ)とし、未来に向けていくことが日中共通の政治基盤だ」と語った。<br>
約20分後に行われた鳩山氏と習氏の会談でも、鳩山氏はガス田の交渉再開を求めた。鳩山氏は会談後、記者団に、輿石氏らとの調整の有無を問われ、「全くしていない。私（の訪中）は半年前から決めていた」と語った。<br>
2012年3月24日(土)9時3分　読売新聞　<br>
<br>
■たった50分、通訳が入りますから実質20分強の形式だけの会談に、わざわざ自分の方から「村山談話」を引っ張り出して東シナ海の問題をどうしようと言うのでしょう？続いて「東アジア共同体」の悪夢から醒めてない鳩山サセテイタダク元首相とも判で捺したような会見をこなした習近平国家副主席は、「こ奴らはアホだな」と思いつつも来日時に天皇陛下との会見を前例を破って強引に実現してくれた従順で間抜けな政権与党を「うい奴じゃ」とほくそ笑んでいたことでしょう。3日間の日程で「日中交流協議機構」の事業という名目で飲めや歌えの熱烈歓迎宴会を繰り返していたのなら、もう処置なしであります。 <br>
<br>
民主党訪中団（団長・輿石東幹事長）は24日、北京市内で中国共産党や外務省の幹部らと会談した。仙谷由人政調会長代行は、北朝鮮が予告した「衛星」名目の弾道ミサイル発射について「国連決議違反だ」と批判し、発射阻止へ日本と共同歩調を取るよう要請した。これに対し、中国の熊波外務省アジア局副局長は「憂慮している。米国、北朝鮮と密接に連絡を取り、情報をつかもうとしている」と応じた。<br>
仙谷氏はまた、中国の軍事力増強に懸念を表明。呉小毅国防省外事弁公室アジア局長は「（情報を）一枚二枚と脱いでしまうと、丸裸になるからできない」と述べるにとどめた。<br>
2012年3月24日(土)21時41分　時事通信　<br>
<br>
■こういうのを「ガキの遣い」と呼ぶのでしょうなあ。要するに仙谷さんが「日本は何も出来ませんし情報もありません」と自国の弱点をバカ正直に伝えて「分かっているよ。黙って我々に任せておけ」と軽くあしらわれ、「怖いから軍事力を増強しないで」とこれまた真っ正直に膝を屈して懇願し、「怖がらせるために増強しているのさ」と切り替えされて返す言葉もなくすごすごと引き下がったということでしょう。これが民主党の外交か？！税金の無駄遣いであるばかりでなく国益を大いに損なっているような気がしてなりませぬ。<br>
<br>
……鳩山元首相は「東シナ海を真の意味で友愛の海に」と述べた。会談で鳩山氏は、持論の東アジア共同体構想を説明し、東シナ海を友愛の海にしたいと訴えた。……その1時間前には、輿石氏らが習氏と会談し、東シナ海ガス田開発交渉の早期再開と原発事故による日本産品の輸入制限の早期解除を求めたが、習氏は「条件づくり」や「環境整備」への期待を示しただけだった。また輿石氏は、植民地支配を謝罪した「村山談話」に触れ、習氏は「歴史問題は直視することが大事だ」と述べた。<br>
夕食会では、樽床幹事長代行が、北朝鮮のミサイル問題で協力を呼びかけたが、輿石氏が尖閣諸島問題や中国の不透明な軍拡などに触れることはなく、帰国後に野党から批判も上がるとみられる。<br>
2012年3月24日(土)7時37分　フジテレビ系（FNN）　<br>
<br>
■東シナ海を「友愛の海」にするために普天間基地を国外に追い出そうとした鳩山元首相は、自分が総理大臣を辞めざるを得なかった理由をまったく分かっていないのか、すっかり忘れてしまったのか？実に不思議な思考回路を持っている奇怪な政治家であります。既に鳩山グループと呼ばれた手下達は後ろ足で砂をかける様にして去ってしまったと報じられ、すっかり裸の王様（最高顧問）になっているのに、元総理大臣の矜持を守っているかのような言動が時々報道されているようです。「どうせ選挙になったらカネ欲しさに手下が戻って来るさ」とでも考えているのかも知れませんが、自分自身が落選して大恥を掻き、大金を注ぎ込んで作った民主党が消滅するかも知れないなどとは、まったく考えられない強靭な思考回路は健在なのかも知れません。そろそろ総理時代の「宇宙人」というニックネームは返上して「政界のゾンビ」とでも自称しては如何でしょう？嗚呼、気味が悪い。]]></description>
   <category>外交・情勢（アジア）</category>
   <dc:date>2012-03-26T15:49:36+09:00</dc:date>
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   <title>冗談も過ぎるとホラーになる　其の伍</title>
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   <description>
<![CDATA[
■日本中が「あれから1年」と呟きながら過ごす日が巡って来ました。関東地方は冷たい雨を気まぐれに落とし続けていた雲が切れて、悲しい記念日のために僅かでも日差しを贈ってくれたかと、天の慈愛が鎮魂の心を穏やかに包み込むかのような空模様になりました。空のもっと上の方では3月7日に巨大な太陽フレアが発生して地球の磁気圏で磁気嵐が荒れ狂うかも？と心配されていましたが、幸いにも全地球測位システム（GPS）などの衛星システムに障害は起こらず、通常よりも低緯度の地域でもオーロラが観測されたと天文ファンには嬉しいオマケが付いて太陽風は収束したようです。1年前に大津波が襲って長大な防潮堤を破り多くの町を壊滅させた上に「絶対に安全だった」原子力発電所をぶっ壊してしまったその1年後に、太陽からの強烈な磁気が宇宙の津波のように押し寄せて各種のIT機器を狂わせるような宇宙災害が起こらなずに済んで何よりでありました。<br>
<br>
■何の顔（かんばせ）あってか、一向に進まぬ震災からの復興を横目に民主党政権は追悼式を主催するのだそうですなあ。心臓バイパス手術を無事に終えられてリハビリ中の天皇陛下が強く希望されて件の追悼式に参列される由。同席する野田ドジョウ総理を筆頭に名前だけの三権の長、その後ろに金魚のウンコ同然に居流れる民主党議員の面々は、陛下の病状に対して何の責任も感じていないのでしょうか？震災・津波・原発事故の発生直後から、両陛下が御高齢かつ万全の体調でもなかったはずなのに3月30日の東京都武道館に避難していた被災者の皆さんへのお見舞いから始まって4箇月もの間、岩手、宮城、福島、栃木、茨城、千葉、東京、埼玉の８都県に散らばる避難所をお回りになったのは、もしかすると現政権の無能無策ぶりに失望しておられたからなのかも知れないのに……。<br>
<br>
■もれ伝わるところによりますと昨年3月11日、皇居内での御公務を終えられた後、宮殿の執務室に入られた直後に震災に遭われた陛下は、執務を中断することなく各地の被害状況を知ろうと努められ、翌12日には羽毛田信吾宮内庁長官を通して菅アルイミ首相に「被災者と災害に対処している人々へのお気持ちを」お伝えになった由。当の菅アルイミ前首相はと言えば、外国人からの怪しげな政治献金問題を追及されてシドロモドロの答弁を繰り返していた最中に、大震災が起こり原発がメルトダウンしたのをモッケの幸い、渡りに船と大いに利用して献金疑惑など無かったかのように獅子奮迅の大活躍で震災・原発事故への対応を大混乱に陥れ、国民を見棄て日本国を滅亡の縁に追い込んで行ったのでありました。<br>
<br>
■震災５日後の16日に、御自身で推敲（すいこう）を重ねた「お言葉」をビデオメッセージにして発表されたのは、菅アルイミ前首相から為政者として国民を慰め安心させて元気付ける「言葉」がまったく語られることがなく、官邸に籠もって「原発に凄く詳しい」と空威張りを続けてスタッフを幼児のように怒鳴り散らしているという悲しくも恥ずかしい政府の実情を誰かからお聞きになったからではなかろうか？「やるべき事はやった」などと意味不明な自画自賛の空疎な言葉を残して官邸を去るまで、菅アルイミ前首相から歴史に残る国民の魂を奮い立たせるような「言葉」は、ただの一度も聞かれなかったのでありました。国民に語り掛ける「言葉」を持たない首相を先頭に、思いつきで被災地巡りをしていた多くの大臣や議員達も、後々のアリバイ作りか選挙運動の一部としか考えないちょっと不便な「視察」旅行を繰り返したようにしか見えなかったからこそ、両陛下は被災者の前に膝を付き、胡坐をかいたままの若者にも非礼な口調しか使えない困った人にも真摯に耳を傾けて歩かねばならなかったのではなかろうか？などと、今更ながらに想像してしまうのであります。<br>
<br>
■今となっては真偽不明の「電力不足」による計画停電に関しても、13日に東京電力が「原発の有り難味を骨身に沁みさせてやろう」と国民を脅迫したとしか思えない計画停電を一方的発表すると「国民と困難を分かち合いたい」とのお気持ちから15日から御所での「自主停電」を始められたのでした。誰かさんの選挙区は停電していないぞ！などと不平等な停電計画に文句が出ている間も、御所のある千代田区は計画停電の対象地域とはなっていない事実を陛下がどのようにお考えになったかは存じませんが、御所は率先して計画停電「第１グループ」の強制停電に合わせて電気を一切使わなかった由。当時、週刊誌が節電啓蒙担当大臣とか何とか言う役所に就いていた蓮舫議員の大きな自宅では盛大に照明を輝かせてドンチャン騒ぎをしているとのスクープ記事を掲載していたのを憶えておりますが、東京電力は計画停電を4月30日まで続けるぞ！と根拠は不明ながら1箇月半もの不便を国民に押し付けたのでしたが、福島原発が奇跡的に復旧したわけでもないのに計画停電は予定よりも早く終了したのでした。反原発派からは「本当は電気は足りている」との声が上がっていたのでしたが、今に到ってもあの計画停電は必要だったのか、正しかったのか、誰も検証していないようですが、陛下の御判断で御所の「自主停電」は4月30日まで続けられたのだそうです。東京電力から一言、謝罪や挨拶があったのかどうか寡聞にして知りません。<br>
<br>
■政権交代以来、稚拙で強引な国会運営を続けている民主党政権は国民に大いなる御迷惑を掛けているのは勿論ですが、「自主停電」の御不便に耐えながらも憲法に定められた国事行為は遅滞無くお続けになられた陛下は、文字通りに国民と共に国難に立ち向かっていたことになります。隣の大きな国からエライ人が来て、急に天皇陛下に会いたいなあ、と言い出してクラッシャー小沢が一肌脱いで慣例破りの会見を「国事行為だから」と憲法を曲解して強制したこともありましたが、憲法の定める国事というのは国会の指名に基づいて内閣総理大臣を任命すること、内閣の指名に基づいて最高裁判所長官を任命すること、国務大臣その他の官吏の任免を認証すること、国会を召集すること、法律や条約を公布すること、栄典を授与すること、大使の信任状を認証すること、外国の大公使を接受することなどのことで、「国際親善を目的とした国賓のための公式晩餐、その他外国要人、在京外国大使などのための御引見や午餐」は国事行為ではないのだそうですなあ。憲法に詳しいはずのクラッシャー小沢は大恥を晒してしまったのでした。<br>
<br>
■その「国事行為」には、それぞれの事項に関する閣議決定の書類が毎回作られて、閣議後に陛下のお手元に届けられるまして、陛下は実に丁寧にごお読みになってから厳かに御署名・御押印をなさるのだそうです。従いまして下手くそな国会運営が原因で閣議が遅れたり、事務作業に手間取ったりして夜遅くに書類が御所に届くことが、特に民主党政権になってから増えたと聞いております。どれも変わらぬドングリの背比べとしか思えぬ大臣の交代も馬鹿馬鹿しいほど頻繁に行なう民主党政権に付き合って、夜の認証式が何度も行なわれたのであります。国事行為ではなくても国会開会式には毎回御出席になりますし、宮殿内での各種儀式も臨まねばならず、相手だどんな無能であったも内閣総理大臣の親任式もあれば、最高裁判所長官の親任式、認証官任命式、外国特命全権大使の信任状捧呈式、勲章親授式など平時でも非常にお忙しい陛下に対して現政権は大変な御迷惑を掛け続けていると申せましょうなあ。<br>
<br>
■序に3月9日に米国で行なわれた追悼式典でオバマ大統領が発表した声明は犠牲者に哀悼の意を示して「想像を絶する喪失に対し、並はずれた不屈の精神で立ち向かった日本人の努力に感銘を受けている。日本人の努力を鑑（かがみ）としたい」と述べた由。「日本人」の中に民主党の政権や議員が含まれているかどうかは定かではありませんが、少なくとも「日本政府の努力」とは言わなかったようです。徐々に明らかになっている原発事故後の菅アルイミ内閣の無能ぶりに米国政府が苛立ち、不信感を募らせて腹を立てた様子から考えてオバマ大統領の口から現政権を賞賛する言葉は出ないでしょうなあ。<br>
<br>
2万人近くの死者・行方不明者を出した東日本大震災から1年を迎えた11日、政府主催の追悼式が同日午後、国立劇場（東京都千代田区）で営まれる。天皇、皇后両陛下、野田佳彦首相ら三権の長、被害が大きかった岩手、宮城、福島の被災3県の遺族代表ら約1200人が参列。震災発生時刻の同2時46分、参列者全員で黙とうをささげ、犠牲者の冥福を祈る。<br>
　追悼式では、黙とうに続いて、首相が被災地の一日も早い復興に引き続き全力を挙げる決意を表明。その後、天皇陛下がお言葉を述べられ、最後に遺族代表が復興を誓う。陛下は心臓の冠動脈バイパス手術を受け療養中だが、時間を当初の半分に短縮して出席される。<br>
　国会議員や地方自治体関係者、民間団体代表らのほか、ルース駐日米大使ら各国大使も参列。自然災害による追悼式を国が主催するのは初めて。<br>
2012年3月11日(日)5時46分　時事通信 　<br>
<br>
■間も無く3月11日午後2時半になります。ちょっと早いですが、黙祷を捧げましょう。]]></description>
   <category>政治</category>
   <dc:date>2012-03-11T14:21:59+09:00</dc:date>
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   <title>冗談も過ぎるとホラーになる　其の四</title>
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   <description>
<![CDATA[
■3月3日の雛祭りの日にクラッシャー小沢がテレビ東京の『田勢康弘の週刊ニュース新書』に緊急出演！しておりましたが、落ち着いた口調ながら野田・谷垣の（皆が知っている）秘密会談に対抗するには嫌いなテレビ局にでも我慢して顔を出して泰然自若としている姿を見せなければならない苦しい「台所事情」があるのでしょうなあ、と邪推したくなる薄味の緊急ナマ出演でありました。話題は党首討論の4日前に与野党党首が密談を交わしていたという確度の高い「噂」と小沢グループの離党の可能性が中心でしたが、久し振りに民放テレビに出たのに冴えない表情に見えたのは、クラッシャー小沢に関して田中角栄元総理大臣と比較した興味深い記事を見付けていたからかも知れません。<br>
<br>
……「今年は大変な年になるぞ」。年明け早々の1月2日夜、民主党の小沢一郎元代表は岩手県久慈市のすし店で、同県の達増拓也知事らとの会食で、こう述べたという。翌3日、小沢氏は大津波の被害を受けた岩手県沿岸部の都市を一気に視察した。久慈→宮古→釜石→大船渡→陸前高田。走行距離約220キロ。「大変な年」発言は地元・岩手、東北の復興への決意の表れだったのか。ところが、視察先で小沢氏の口から出てくるのは、永田町にいるときと変わらぬ政権批判ばかりだった。……小沢氏の被災地入りは、これが2度目。最初は昨年3月28日に県庁を訪問、沿岸部には足を踏み入れなかった。この間、小沢氏は達増知事と頻繁に連絡を取っていたというが、菅首相（当時）の不信任案に同調する動きを見せて揺さぶりをかけ、首相退陣後は、野田佳彦現首相への対抗馬擁立など、政局の主役として脚光を浴び続けていた。……　<br>
<br>
■クラッシャー小沢は東日本大震災が発生する前に民主党内の特に小沢嫌い議員達が好む「政治とカネ」という黒い看板を振りかざし検察に対する全国的な不信感が渦巻く中で飛び出した政治資金規正法違反罪での強制起訴というちょっと強引な判断に誰かさん達は小躍りして喜び2月の段階で妙にテキパキと党員資格停止処分を決めていたのでした。そして大震災と原発大事故が起こった３月に、クラッシャー小沢は党倫理規則に基づいて不服を申し立てて党の執行部と睨み合いになったものの、「却下」の決定が下ったのは何と夏の7月20日のことでした。それも「判決確定まで」はずっと党員資格停止だぞ！という御丁寧な条件まで付いていたのでした。<br>
<br>
■遅々として進まない震災からの復興に苛立ちが募っていた時期でもあり、宮城県仙台辺りにさっさと復興庁を設置して、「東北の帝王」だの「ゼネコンの総元締め」だのと政界に流布する黒い噂を逆手に取って、クラッシャー小沢に全権を預けて豪腕・辣腕を振るわせようなどという非常の決断を下せるような民主党政権ではありませんでした。片方ではクラッシャー小沢を座敷牢に放り込んで放置し、また片方では力強さに欠けるハリボテの復興庁を立ち上げるのにさえ11箇月もの無駄な時を費やしてしまったのですから、ロッキード裁判で手足を縛られながらも「闇将軍」として隠然たる力を持ち続けた田中角栄さんと比較するのは酷だったような気もするのですが……。<br>
<br>
……昭和59年、新潟県中部で発生した大水害。田中角栄元首相は地滑りが起きた長岡市の現場に急行した。「すぐやる。全部やるから心配するな」。住民たちを励ます田中氏の姿を後援会「越山会」で青年部長を務めた星野伊佐夫新潟県議（72）は鮮明に覚えている。当時、田中氏はロッキード事件の渦中にいながら、なお大きな影響力を保持し、「闇将軍」と称されていた。政界一の実力者が「すぐやる」と宣言した通り、地滑り現場では2、3日後には、復旧工事の着工日が決まっていた。「カネは後で何とかする。まず取りかかれ」。これが田中氏の口癖だった。田中氏は、復興の支障になると思えば、法や制度を変えることをためらわなかった。39年の新潟地震を契機に政府と損保会社が共同運営する地震保険制度を確立。42年8月の新潟県北部の集中豪雨で死者が100人を超える水害が起きた際には、堤防決壊で、甚大な被害を引き起こした荒川を、河川法で管理主体が県単位となっていた2級河川から国が直轄する1級河川に昇格させた。　<br>
<br>
■田中角栄さんと言えば抜群の記憶力と絶大な実行力は今でも語り草になっておりますが、それ以上に「人たらし」の天災だったと専らの評判であります。この才能がクラッシャー小沢には欠けているのかも知れませんなあ。<br>
<br>
小沢氏は、その田中氏のまな弟子とされている。ともに長く政界で影響力を持ち、自らの「政治とカネ」にまつわる疑惑で法廷に立ち、批判が多い点まで共通している。しかし、地元を大災害が襲ったときにとった行動は対照的だった。……被災地でボランティア活動に励む一方で、永田町では政局三昧。この１年間、与野党問わずに見せた国会議員の二つの顔が、そのまま被災地と永田町の間に横たわる大きなギャップとして表れた。<br>
2012年3月1日　産経新聞　<br>
<br>
■「壊し屋」の異名を持つクラッシャー小沢ですから、ちょっと動けば「すわ離党か？！」と政治記者達の飯の種にされ、あれこれ憶測をたっぷりと塗り込んだ怪しげな記事を書き立てられるのは仕方がないことなのでしょうが、無理スジの裁判を陰湿に利用して手足を縛られている身としては表立っての行動は慎まざるを得ない立場である事実を無視して、復興に努力せず政局遊戯に血道を上げている困った無能な政治家達の親玉に仕立て上げるのは、日本の政治を停滞させ復興の邪魔をする結果になるだけのような気もします。政権交代が実現した直後から幼稚な内輪揉めばかりしている民主党に震災からの復興も原発問題の解決も最初から荷が勝ちすぎていたのでしょう。ましてや財政再建と年金医療制度とを両立させる大改革など下手をすれば政治的理由で日本が世界的大恐慌の引き金を引く役を演じることになる可能性さえある危険な火遊びも同然と申せましょうなあ。「政権交代」が悪い冗談だったのか、憲政史上最悪のホラーだったのか、そろそろ結論が出る頃かも知れません。<br>
]]></description>
   <category>政治</category>
   <dc:date>2012-03-04T10:45:53+09:00</dc:date>
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   <title>冗談も過ぎるとホラーになる　其の四</title>
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   <description>
<![CDATA[
■2月の末日に党首討論が行なわれたそうですが、きっと事前の「密談」が発覚しなければどこのマスコミも大きく取り上げることなどなかったと思える面白くも何ともない時間とカネの無駄としか言いようの無い見世物だったようであります。支持率が急降下中の野田ドジョウ首相と支持持率が停滞したままの谷垣総裁が、近頃流行の「第三局」に漁夫の利を占められないように共倒れを避けて「消費税増税」と「話し合い解散」で合意して手打ちをしたのではないか？という憶測が永田町を駆け巡っている由。<br>
<br>
■選挙にさえ持ち込めば誰かさんと組んで政権与党に返り咲けると妄信している谷垣総裁も、震災からの復興も原発事故対応も加速できない野田ドジョウ首相も、どちらも総理大臣の資質を欠いているような気がしてなりません。そんな二人が財務省辺りが描いたシナリオに沿って手を握っても共倒れを避けられる筈もないのですが……。原発問題や年金制度の問題は自民党に大半の責任がありますから、それを改善できない無能な民主党ばかりを責めるのは酷かも知れませんが、沖縄の普天間移設問題は間違いなく民主党が自民党の努力と苦労を水の泡にしたのですから責任は重大でありましょう。そんな二つの政党が裏に回って密談したところで政権担当能力が無い民主党も反省の足りない自民党も有権者から見棄てられるだけではないでしょうかな？<br>
<br>
■それにしましても1923年（大正12年）9月1日に起こった関東大震災の時には翌日から帝都復興省・帝都復興院の検討を開始して9月27日には時の山本権兵衛内閣が復興院を設置したというのに、今回の東日本大震災に際しては「復興庁」の設立に11箇月も要した民主党の責任は歴史に深く刻まれるべきでしょうなあ。その裏事情は笑うべきもののようですが、被災地で長い厳しい冬を耐え忍んだ皆様にとっては決して笑って聞ける話ではありませぬぞ。そして、東京直下型地震に怯えて暮らす1000万人以上の人々も東海・東南海連動地震を心配している人々にとっても決して他人事ではなく、もしも被災したら最後、愚かで無能な政府に翻弄されることになるのかいなあ、と密かに嘆いているに違いないのであります。大震災も津波も原発事故も、明日は我が身ですから、少しはまともな政府と制度を作っておかないとエライことになりましょうぞ。<br>
<br>
「常に遅い、遅いといわれたが、強い叱咤激励ととらえている。真摯に批判は受け止め、しっかり取り組んでいきたい」<br>
復興庁発足を受けて記者会見した平野達男復興相は、昨年3月11日の東日本震災発生から11カ月後という極めて遅い門出を、こう釈明した。<br>
復興庁の設置構想は、永田町の政争に翻弄された。自民、公明両党は震災発生直後から復興庁構想を提唱してきた。公明党の山口那津男代表は10日、「われわれが復興庁を提案したのは昨年の3月22日。今日に及んでやっと発足というのは遅きに失する。責任を政府・与党が自覚しなければならない」と記者団に語った。<br>
実は政府内にも当初から同調する動きがあった。枝野幸男官房長官（当時）は昨年3月22日の記者会見で「一つのまとまった機能を果たす組織は考えなければいけない」と、前向きな姿勢を示していた。ブレーキとなったのは菅直人首相の存在だ。<br>
菅氏は「作り方を間違えると二重行政になる」と構想に難色を示していた。自らが本部長を務める復興対策本部に野党を引き入れることで、当時、支持率の低迷にあえいでいた政権の基盤強化をもくろんでいたのだ。それでも民主党は党主導で野党と協議を進め、復興庁について「１年以内の法制上の措置」を講じるとの復興基本法案の修正に応じ、6月20日に成立させた。ただ、既に事実上の退陣表明を行っていた菅氏が8月末まで居座った上、首相交代時の混乱もあって、復興庁設置法が成立したのは12月9日だった。……<br>
2012年2月10日 23:07 産経ニュース　<br>
<br>
■既に民間事故調が福島原発の原因を追究した結果を公表し、近いうちに英訳もされて世界に発信されるとのことです。未だに審議不明の「東京電力、全面撤退」を自ら本社に乗り込んでターニングポイントを作ったと記されて、にやにやしながら「認めてくれて感謝します」とコメントを発表した菅アルイミ前首相ですが、間も無く世界中で史上最悪の愚かな指導者として有名になるでしょう。そして大震災からの復興も邪魔していたとなれば、民主党政権にとって命取りにもなり兼ねませんぞ。一体、あの人は何のために総理大臣になったのでしょうなあ？事故調の結果発表に合わせて各テレビ局が当時の菅首相の声や姿を再放送してくれておりましたが、愚かしくも滑稽な道化役として笑えばよいのか、怒りの眼差しで睨み付けたらよいものやら、どんな顔をして画面を観たらよいのか迷ってしまいましたぞ。でも、やはりあの映像は恐ろしい悲喜劇の記録になったのだだと考えるしかないかも知れませんなあ。<br>
<br>
■震災からの復興も原発事故の対応も遅れに遅れている原因は菅アルイミ前首相という憲政史上稀に見る異常な人格だけではなさそうです。以下は産経新聞が掲載した『第11部　前へ進むために（１）地に足つかぬ政治　ボランティアで自己満足』の抜粋です。被災地の皆さんは、もしも解散総選挙があった場合、誰に投票するのでしょう？ <br>
<br>
……岩手、宮城両県警は2月23日、東日本大震災で新たに身元が分かった犠牲者２人の氏名を公表した。同月27日には5人、28日は3人。震災発生から１年が過ぎようとする今もなお連日のように亡くなった人の身元が判明している。死者1万5854人（2月29日現在）に上る大震災は、なお現在進行形のできごとであることを思い知らされる。一方、東京・永田町は、すっかり「日常」を取り戻している。与野党攻防、党内対立、○○降ろし…。いつもの風景だ。そして今、議員の関心事は「いつ衆院解散があるのか」の一点に絞られつつある。<br>
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震災発生直後はそうでなかった。産経新聞社が昨年７月に実施したアンケートでは回答を寄せた336人のうち、実に92・9％に当たる312人が「被災地を視察した」と答えた。……だが、永田町に戻った彼らはどうだったか。<br>
「炊き出しで満足する『ボランティア政治家』が増えている」。自民党のベテラン議員は、若手議員の話を聞くたびに、こんな複雑な思いを抱いている。東日本大震災という未曽有の事態を前にした国会議員の仕事は、まず、復旧・復興策が実行できる態勢を速やかに整えることだ。そのうえで、震災は日本中どこででも起きうると認識し、自分の目で見て、肌で感じた被災地の実態を踏まえ、国全体の施策にどう反映させるかだろう。……　<br>
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■原発事故対応の最大の障害は菅アルイミ前首相の選挙向けパフォーマンスだった事が徐々に照明されつつありますが、子分達は親方を見習うのは当然でしょうから民主党議員の多くも取り敢えずは現地に税金を使って出掛けて行き、野党も負けてはいられないと顔と名を売りにやっぱり税金を使って視察に行きました。中には落選中の議員や公民権停止中の某氏なども何がしかの動きを見せていたようでしたが、野党自民党の地元選出の議員は政府の対応を地元の酷い実態を踏まえて鋭く批判していたのは特に印象的でした。でも、菅アルイミ首相は何もしないまま「やるべき事はやった」と意味不明な自画自賛の言葉だけを残して官邸を出て行ってしまったのでした。<br>
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……復興の前提となる復興基本法が参院本会議で成立したのは、発生から3カ月以上が経過した昨年6月20日。17年前の阪神大震災の際の基本法成立は約1カ月後だった。復興の司令塔となる復興庁の発足に至っては今年2月まで待たされた。震災発生時の首相だった菅直人氏も在任中、被災地に「足しげく」通った。そして、昨年4月21日、視察した福島県田村市の避難所を立ち去ろうとした際、被災者の夫婦に「もう帰るんですか」と語気鋭く、とがめられた。だが、この夫婦の怒りの矛先は菅氏一人だけだったのか。政治家すべて、政治そのものへの憤りと受け止めた国会議員は、何人いるだろうか。　<br>
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■あの避難所に響いた若い御夫婦の「無視するんですか？！」という鋭い声と、鳩が豆鉄砲を喰らったような顔で立ち止まって振り返った菅アルイミ前首相の引き攣った卑屈な表情を捉えた映像は永久に残りますし、「別に無視したというわけではなくて……」と政治家らしからぬシドロモドロの弁解をしていた姿は実に実に情けなかったのでありました。あれが原発大事故からの避難場所でなければ大笑いの種になったのですが……。]]></description>
   <category>政治</category>
   <dc:date>2012-03-01T15:28:59+09:00</dc:date>
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