■参院選に落選したのに今も閣内に留まっている千葉法務大臣の強い意向で東京拘置所内の刑場内部がマスコミに初めて公開され、裁判員制度の施行で一般人が「死刑判決」の片棒を担がされる可能性が高まっているというので、死刑制度自体を考え直したら?という含みでマスコミ各社は公開された刑場に関して妙に大きく取り上げているようです。毎週のように世論調査を行っては飯のタネにしている大手マスコミなのに、8割以上の国民が死刑制度を必要だと判断している調査結果には不満を持っていて、今更のように愚かで無責任な?国民の啓蒙に取り組み始めているようにも見えます。
■居座り残留中の千葉大臣は有名な人権派弁護士だそうで、マスコミが作ってくれた波に乗って死刑制度に関する国民的な議論を起こし、あわよくば大臣個人の念願でもある死刑制度の廃止にまで持ち込みたいのかも知れませんが、駆け込みで死刑執行命令に署名する一方で処刑現場に立会い、民主党政権としては驚異的な早さで刑場公開を実現させられたのは、選挙が迫る気ぜわしい時に官僚群から熱心な「御説明」を受け続けた結果の取引だったとの噂も流れていますから、この方面でも現政権の言う政治主導は看板倒れになっていると推測されますなあ。
■不快な酷暑の中で政治記者が煽り立てて、更に不快指数を引き上げている民主党の代表選騒動には付き合い切れない馬鹿馬鹿しさと、気恥ずかしさを感じてますます暑苦しくなっている今日この頃でありますが、民主党の分裂騒ぎにまで至った原因は、千葉法相の留任も含めて参院選に大敗した後の総括や反省をせずに小沢一派を日干しにしたまま口を拭って知らん振りで、菅アルイミ首相が政権にしがみついたからでありましょう。
■落選したのに法相が交代しなかったのは、誰かさんたちが「法相よりも先に更迭すべき選挙惨敗の戦犯がいるだろう?!」と騒ぎ出すのは必定で、クラッシャー小沢が組み上げた万全の?選挙体制を素人同然のカネと人の配り方をしてめちゃくちゃにしてしまった枝野幹事長が最初に血祭りに上げられるのは火を見るよりも明らかで、もしもそれに応じたら最後、続いて任命権者の責任を問われて菅アルイミ首相代表と仙石官房長官が抱き合い心中みたいに簀巻きにされて官邸から放り出されるという「脱小沢」政権のドミノ倒しが起こる可能性が大きかったからだとも言われております。
■公開された刑場の映像を見ていると、不謹慎なこととは重々承知しながらも今回の民主党代表選で敗れた候補者の政治家としての末路と、時節柄なのでしょうが重なってしまうのでありました。もしかすると民主党を分裂させるような疑心暗鬼に陥って走り出したテレビに出ずっぱりの誰かさん達も、代表選に敗れたら政治的に処刑されてしまうと震え上がったのかも?国民にとっては随分と昔の話のように思える参院選の責任問題がずるずると尾を引いて、ほとんど子供の喧嘩レベルの泥仕合を公共の電波や新聞紙面に載せてしまう困った政治家には国益を論じる資格はないでしょうなあ。
■クラッシャー小沢立候補の一報が永田町を震撼させた日、その3時間後の午前11時には、首相官邸に14人の1年生衆院議員が馳せ参じたそうで、そこで菅アルイミ首相は「この代表選で、どういう日本をつくりたいのか、全国民の皆さんに訴えたい……」とか何とか熱く語ったとのことですが、先の参議院選挙で大いに「どういう日本をつくりたいか」を全国を飛び回って訴えて回った結果が大惨敗だったのではなかったのか?代表選の公示日を目前にしても、具体的な政策は何も語れず「どういう日本を……」などと空っぽの入れ物しか提示できないから空き缶内閣などと悪口を言われてしまうのでしょうなあ。
鳩山前首相は26日、訪問先のモスクワ市内で記者団に、持論とする友愛政治について、「菅首相の様々な施策の中に十分見えてきていない」と苦言を呈した。その上で、党代表選について、「正々堂々と戦われた後、ラグビーで言えばノーサイドが実現できるようにすれば日本の政治も渋滞を起こさない」と述べ、挙党態勢構築の必要性を強調した。
8月27日 読売新聞
■鳩山サセテイタダク前首相は、夢見がちの独りよがりの悪い癖がまったく治っていないようです。今の民主党内に「友愛政治」などを真面目に論じている人物を知りませんし、オカアチャン基金で面倒を見てもらっている小判鮫・腰巾着議員の中からも「挙党一致」は聞こえて来ても「友愛政治」の声はまったく聞こえませんぞ。鳩山サセテイタダク前首相が変な動きをしなければ、「ノーサイド」の落とし所もあったような気もしますが、党内のあちこちに燻る熾き火にガソリンを噴き付けて歩くような下手な「仲介」は止めた方がよいでしょうに……。
■総理辞任後には「政界引退」と言い、その舌の根も乾かぬうちに「支援者が頑張れと言ったから……」と前言をあっさり撤回し、参院選の惨敗後には逃げるように北京を訪問して無資格で「友愛外交」を振り回してみたりもしていましたが、あれも後々禍根となって日本の外交を歪めるのではないか?と心配しておりますが……。代表選が近づくと今度はロシアに出向き、遠いモスクワの地からまたまた無責任な放言をしてみせる。党内には誰も止める人がいないようですなあ。菅VS小沢の単純明快な食うか食われるかの権力闘争劇を、優柔不断で矛盾に満ちた無責任な「友愛」でどんどん対立のレベルを下げてしまう鳩山サセテイタダク前首相が、どうやら代表選挙の台風の目になってしまったような感じがしますなあ。何とも恐ろしいことであります。
■居座り残留中の千葉大臣は有名な人権派弁護士だそうで、マスコミが作ってくれた波に乗って死刑制度に関する国民的な議論を起こし、あわよくば大臣個人の念願でもある死刑制度の廃止にまで持ち込みたいのかも知れませんが、駆け込みで死刑執行命令に署名する一方で処刑現場に立会い、民主党政権としては驚異的な早さで刑場公開を実現させられたのは、選挙が迫る気ぜわしい時に官僚群から熱心な「御説明」を受け続けた結果の取引だったとの噂も流れていますから、この方面でも現政権の言う政治主導は看板倒れになっていると推測されますなあ。
■不快な酷暑の中で政治記者が煽り立てて、更に不快指数を引き上げている民主党の代表選騒動には付き合い切れない馬鹿馬鹿しさと、気恥ずかしさを感じてますます暑苦しくなっている今日この頃でありますが、民主党の分裂騒ぎにまで至った原因は、千葉法相の留任も含めて参院選に大敗した後の総括や反省をせずに小沢一派を日干しにしたまま口を拭って知らん振りで、菅アルイミ首相が政権にしがみついたからでありましょう。
■落選したのに法相が交代しなかったのは、誰かさんたちが「法相よりも先に更迭すべき選挙惨敗の戦犯がいるだろう?!」と騒ぎ出すのは必定で、クラッシャー小沢が組み上げた万全の?選挙体制を素人同然のカネと人の配り方をしてめちゃくちゃにしてしまった枝野幹事長が最初に血祭りに上げられるのは火を見るよりも明らかで、もしもそれに応じたら最後、続いて任命権者の責任を問われて菅アルイミ首相代表と仙石官房長官が抱き合い心中みたいに簀巻きにされて官邸から放り出されるという「脱小沢」政権のドミノ倒しが起こる可能性が大きかったからだとも言われております。
■公開された刑場の映像を見ていると、不謹慎なこととは重々承知しながらも今回の民主党代表選で敗れた候補者の政治家としての末路と、時節柄なのでしょうが重なってしまうのでありました。もしかすると民主党を分裂させるような疑心暗鬼に陥って走り出したテレビに出ずっぱりの誰かさん達も、代表選に敗れたら政治的に処刑されてしまうと震え上がったのかも?国民にとっては随分と昔の話のように思える参院選の責任問題がずるずると尾を引いて、ほとんど子供の喧嘩レベルの泥仕合を公共の電波や新聞紙面に載せてしまう困った政治家には国益を論じる資格はないでしょうなあ。
■クラッシャー小沢立候補の一報が永田町を震撼させた日、その3時間後の午前11時には、首相官邸に14人の1年生衆院議員が馳せ参じたそうで、そこで菅アルイミ首相は「この代表選で、どういう日本をつくりたいのか、全国民の皆さんに訴えたい……」とか何とか熱く語ったとのことですが、先の参議院選挙で大いに「どういう日本をつくりたいか」を全国を飛び回って訴えて回った結果が大惨敗だったのではなかったのか?代表選の公示日を目前にしても、具体的な政策は何も語れず「どういう日本を……」などと空っぽの入れ物しか提示できないから空き缶内閣などと悪口を言われてしまうのでしょうなあ。
鳩山前首相は26日、訪問先のモスクワ市内で記者団に、持論とする友愛政治について、「菅首相の様々な施策の中に十分見えてきていない」と苦言を呈した。その上で、党代表選について、「正々堂々と戦われた後、ラグビーで言えばノーサイドが実現できるようにすれば日本の政治も渋滞を起こさない」と述べ、挙党態勢構築の必要性を強調した。
8月27日 読売新聞
■鳩山サセテイタダク前首相は、夢見がちの独りよがりの悪い癖がまったく治っていないようです。今の民主党内に「友愛政治」などを真面目に論じている人物を知りませんし、オカアチャン基金で面倒を見てもらっている小判鮫・腰巾着議員の中からも「挙党一致」は聞こえて来ても「友愛政治」の声はまったく聞こえませんぞ。鳩山サセテイタダク前首相が変な動きをしなければ、「ノーサイド」の落とし所もあったような気もしますが、党内のあちこちに燻る熾き火にガソリンを噴き付けて歩くような下手な「仲介」は止めた方がよいでしょうに……。
■総理辞任後には「政界引退」と言い、その舌の根も乾かぬうちに「支援者が頑張れと言ったから……」と前言をあっさり撤回し、参院選の惨敗後には逃げるように北京を訪問して無資格で「友愛外交」を振り回してみたりもしていましたが、あれも後々禍根となって日本の外交を歪めるのではないか?と心配しておりますが……。代表選が近づくと今度はロシアに出向き、遠いモスクワの地からまたまた無責任な放言をしてみせる。党内には誰も止める人がいないようですなあ。菅VS小沢の単純明快な食うか食われるかの権力闘争劇を、優柔不断で矛盾に満ちた無責任な「友愛」でどんどん対立のレベルを下げてしまう鳩山サセテイタダク前首相が、どうやら代表選挙の台風の目になってしまったような感じがしますなあ。何とも恐ろしいことであります。