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未来を生きる君たちへ

2011年09月09日 | こんな映画見ました~(洋画)
『未来を生きる君たちへ』
---HAEVNEN
  IN A BETTER WORLDl---
2010年(デンマーク/スウェーデン )

監督:スサンネ・ビア
出演:ミカエル・パーシュブラント、 トリーヌ・ディルホム、 ウルリク・トムセン、 ウィリアム・ヨンク・ユエルス・ニルセ
ン、 マルクス・リゴード 


「ある愛の風景」「アフター・ウェディング」のスサンネ・ビア監督が、暴力と愛を巡る簡単には答えの出ないテーマに真摯に向き合い、みごと2011年のアカデミー賞外国語映画賞に輝いた感動のヒューマン・ドラマ。
デンマークの郊外とアフリカの難民キャンプを舞台に、問題を抱えた2組の父子が、日々直面する理不尽な暴力を前に、復讐と赦しの狭間でぎりぎりの選択を迫られ葛藤するさまを、緊張感あふれる力強い筆致で描き出す。

 デンマークで母親と暮らす少年エリアス(マルクス・リゴード )は、学校で執拗なイジメに遭っていた。
両親は別居中で、医師である父アントン(ミカエル・パーシュブラント)はアフリカの難民キャンプでボランティア活動に奮闘する日々。
そんなある日、エリアスはイジメられているところを転校生のクリスチャン(ウィリアム・ヨンク・ユエルス・ニルセ)に助けられ仲良くなる。
折しも一時帰国したアントンが、2人の前で暴力的な男に殴られると、無抵抗を貫いた彼に対し、クリスチャンはやり返さなければダメだと反発する。
やがてアフリカへ戻ったアントンの前に、妊婦の腹を切り裂く極悪人“ビッグマン”が負傷者として運ばれてくるが…。
(allcinemaより)

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スサンネ・ビア監督の作品、やっと見に行ってきました。
 
素晴らしい映画でした。
展開に無理がなく、観客に語りかけるようなシーンの繋がりが、派手ではなく、重いテーマですが押しつけがましくなく強いメッセージを伝えている。。。
 
登場人物一人ひとりに重みのある設定が置かれていて、それぞれに物語があるんですね。
二人の少年も見事でしたが、その親役の大人が素晴らしかったデス。
 
解説にあるように、暴力と愛を巡る簡単には答えの出ないテーマに真摯に向き合うう作品でした。
 
やられたらやり返すというのでは、人の争いが尽きない、、、という強い姿勢のアントンが極悪人“ビッグマン”を民衆の手にゆだねるシーン、クリスチャンがビルから飛び降りようとするところをなだめて抱き寄せるシーンに涙。
ミカエル・パーシュブラントという俳優さんのすごさに感激しました。
 
キャスト皆さんが好演してて、とても良かったです。
機会があったら、一度は見ておきたい作品ですね。
 
     
     
       
コメント (8)
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