和やか-散歩

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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

2010年06月23日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
---THERE WILL BE BLOOD---
2007年(アメリカ)

監督:ポール・トーマス・アンダーソン
出演: ダニエル・デイ=ルイス、ポール・ダノ 、ケヴィン・J・オコナー 、 ディロン・フレイジャー 


「マグノリア」「パンチドランク・ラブ」のポール・トーマス・アンダーソン監督が名優ダニエル・デイ=ルイスを主演に迎え、石油を掘り当てアメリカンドリームを実現した男の欲望と裏切りの人生模様を骨太に描く一大叙事詩。

20世紀初頭。一攫千金を夢見る山師の男ダニエル・プレインヴュー(ダニエル・デイ=ルイス )。
孤児を自分の息子H.W.として連れ歩く彼は、ある日ポール(ポール・ダノ)という青年から自分の故郷の土地に油田があるはずだとの情報を得て、西部の町リトル・ボストンへと向かう。
そして、すぐさま土地の買い占めに乗り出す。そんな中、ポールの双子の兄弟で住人の信頼を一手に集めるカリスマ牧師イーライ(ポール・ダノ)が、ダニエルへの警戒を強めていく。
(allcinemaより)


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解説通り「石油を掘り当てアメリカンドリームを実現した男の欲望と裏切りの人生模様」でした。
ハリウッド映画の底力を見せてくれたような作品です。
非常に堅実に力強くアメリカンドリームを描いています。
人間の飽くなき欲望、成功した者の孤独やそれに付け入る者、反発する者。
引き込まれる展開でした。
アメリカ映画で必ず登場して話の展開をリードするのがマドンナではなく、引き取った子供というのが、一段と話の厚みを増しているように感じました。

成長した息子H.W.が出て行く際の、ダニエルとの口論が印象的でした。







コメント (2)
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