goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今のブラックアウトの意義とは

2017-11-27 15:41:02 | 日記
 ブラックアウト、いわゆる黒塗りのスパイクは、選手が新しい契約先を見つける手段であり、かつてのブランドに対する配慮でした。

 しかし、今のブラックアウトはファン・プロモーションの意味合いが強くなっています。

 アディダスが最近の手法として、契約選手に次回の新作をブラックアウトの形で提供し、練習で履いてもらいます。

 今はインターネット上でいくつものスパイク専門サイトがありますから、当然特集されますよね。

 「契約を終了したのだろうか」
 「いや、次回の新作を黒塗りで履いているみたいだ」

 そして新作公開と同時に、その選手にも黒塗りではないスパイクが提供される、というわけです。

 イブラヒモビッチのように、ナイキとアディダスをその時に気分で履き分ける、という選手が例外で、有名選手の奥はブランドからスパイクが提供されます。

 しかし日本でおいうJ3や地域リーグの選手たちは、大手のスポーツ店で試し履きをし、自分で素材と価格を吟味しながら購入しています。

 有名になって大金を稼ぐ
 チャンピオンズ・リーグに出場する

 選手として向上心を抱くのは当然です。

 一方でかつてのトッティとナイキ、今のニューバランスとフェライニのように、選手おブランドの間に問題が発生し、こじれてしまうことも多々ある事を考えれば、契約はそう良い面ばかりではありません。

 過去、アスレタも中敷きの詰め方がいい加減という指摘もありましたし、アンダーアーマーのジップはサッカーに向いているのか、という意見もあります。

 そこで思うのがミズノやナイキなど大手の技術力の高さであり、選手だろうがブランドだろうが、最終的に辿り着く結論は変わらないと感じる次第です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来夏、手のひら返しがあるだろうか

2017-11-27 02:09:37 | 日記
 普段はJ1はおろか、レッズの優勝を「便宜的」に報道している各局も、2018年にはその手のひらを反すのでしょう。

 そう、ワールドカップがあるためです。

 でも、僕が選手ならばこう漏らしたくなるでしょうね。

 「普段Jリーグに関心がないのに、どうしてこの時期だけ群がるのですか」
 「リーグを見ていないのに、どうして選手の落選や招集の記事が報道できるのですか」
 「この時期だけ、僕たちと取り上げるのはアンフェアですよね」

 ワールドカップは4年のサイクルで行われ、それはユーロ、コパアメリカ、そしてアジアカップも同様ですが、サッカーに熱心な国はそんなサイクルは気にしません。

 テレビ、新聞、インターネットだろうが必ず

 代表の番記者がいて、練習府警や監督会見など、多岐にわたり情報を公開する
 クラブの映像もふんだんに用い、時には審判問題からクラブの財政に至るまで意見する

 わけですよ。

 先日のアジア・チャンピオンズリーグ決勝、ファンの声として

 「こんな大舞台、テレビ中継が無いのは本当にどうかしているぜ!」

 というものがありましたが、それは皆が感じていることでしょう。

 クラブ・ワールドカップが日本テレビで放送される背景には

 1・彼らがトヨタカップの中継を担当してきた歴史を持つ
 2・高校サッカーの中継も日本テレビが担う
 3・欧州王者で番組が成立するから

 の3点にあると思うのですが、このクラブ・ワールドカップも現行案が変更になるかの末井もあります。

 仮にこの期待の低い代表が、ロシアで日本中を「あっと」言わせた瞬間、選手たちには「それはどうも」と冷静に語ってほしいと思いますが、一方で常に熱心なサポートをしてくれた方々には、大きな敬意を払って欲しいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本経済新聞、別紙であのGKの食生活を特集する

2017-11-27 01:34:27 | 日記
 日本経済新聞の土曜日版には、別紙が付属し毎週様々な企画が閲覧できます。

 先週25日の別紙には、SC相模原に在籍する元日本代表GK、川口能活の食生活についての記事が掲載され、読んだ方も多いと思います。

 金子達仁氏の「決戦前夜」の描写にもあるように、若いころの彼が焼き鳥の皮をはいで食べていたことは事実のようです。

 しかし、父親となり同時に若い選手と食卓を囲むようになった今では

 「ファーストフードも食べますよ」
 「時にはカロリーも無視します」

 というように、その場の雰囲気や周囲の歩調に合わせるだけのゆとりが生まれている姿も垣間見えます。

 彼が育った静岡県は瑞々しい魚介類が豊富な一方で、高校時代は親元を離れたこともあり、昼食の際は菓子パンを買い求め、横浜マリノス入団時には体脂肪の多さを指摘され、以後、食材と栄養素に関して自覚したとあります。

 和食はだしそのものにうま味がありますし、鰹節にしても昆布にしても、すぐに抽出できますから、彼が英国とデンマークでプレイした際は、改めて

 「日本食の素晴らしさ」

 を実感したでしょうね。

 彼がマリノスに入団した1995年はまだプロ黎明期であり、学生までが食生活や睡眠、水分補給に関しての知識を得る形には至っていなかったのでしょうね。

 僕なんで部活の帰り

 「ああ、腹減ったなあ」
 「また、コーラをがぶ飲みにして炭酸で腹を膨らませるか」

 という行為を何度もしていました。

 ちなみにサッカー部の連中は、インスタントラーメンをよくすすっていましたが、今ではきっとプロテインの効果やたんぱく質、ビタミン、カルシウムの摂取など学習機会も増えているはずです。

 でも、マクドナルドのハンバーガーも美味いんですけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェライニ、ニューバランスと訴訟か

2017-11-26 01:57:44 | 日記
 サッカーは選手とクラブが存在する以上、どうしても供給先と袂を別つときがあります。

 マンチェスター・シティは現在ナイキと契約していますが、年間75億円の提示をプーマが示しているという情報が「ユニ11」に掲載されています。

 プーマは来季より、名門マルセイユと契約しますが、アズーリのワールドカップ出場が叶わない現在、シティとの契約は是非とも結びたい案件ではないでしょうか。

 シティは過去、リーボック、アンブロ、ル・コックなど様々な契約先が存在しましたが、当然スポンサー料はプーマが提示したものがこれまでの最高額になり、クラブの評価が確実に上昇していることがわかります。

 また同じマンチェスターからは、ユナイテッドのフェライニがブラックアウトの形でナイキを愛用しているとのこと。

 これはウォリアーからニューバランスと契約が変更する中で、ニューバランスのスパイクが合わず、全く歩けなくなったというのです。

 ニューバランス側も彼がブラックアウトの形で他社の靴を履くのは契約違反と指摘しており、大きな騒動に発展しそうな気配です。

 フェライニはニューバランスの広告塔のひとりであり、来日してイベントに参加したほどの間柄でしたが、ヴィサロにしてもフェーロンにしてもナイキ、アディダスには遠く及ばない出来栄えなのでしょうか。

 同じベルギー代表のヤヌザイも、すぐにナイキに変更してしまいましたからね。

 契約変更であはりませんが、ネイマールもハイパーヴェノムの広告に起用される中で、マーキュリアルを愛用しているように、ブランドと選手の思惑が必ずしも一致しないことが多くなりました。

 中村俊輔 アディダスと終身契約
 遠藤保仁 アンブロと終身契約

 この日本代表を支えてきた選手の契約例が、実に凄いものであることが改めて理解できます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レッズの優勝は日本代表の選考に影響を及ぼすか

2017-11-26 01:39:55 | 日記
 2007年のクラブ・ワールドカップ、レッズはミランと対戦した際

 「ミラン・バッファクーロ!!」

 とファンが叫び、これを聞いたイタリア代表ガッツーゾが「いい根性しているぜ」と賞賛したことがありました。
 
 これは「ミランのくそ野郎!!」という意味合いで、インテルがユヴェントスのファンが大声で叫ぶのならまだしも、礼儀正しく治安の良さで知られる日本のスタジアムで、薄汚い罵声を浴びるとは考えていなかったのでしょうね。

 だからこそ、ある種の感慨深さが感じられた、のかもしれません。

 クラブ・ワールドカップを中継する日本テレビにとっては好材料が揃う大会になりました。

 1・2連覇を狙うレアルという存在
 2・アジア王者としてレッズが参戦
 3・パチューカには本田が在籍している

 という観点からみれば、サッカー好きでなくとも興味深いクラブが参戦します。

 レッズの優勝が、日本代表選手選考にも刺激を与えるはずです。

 これらは一例ですが

 1・GKを再度西川にしてはどうだろうか。川島の経験値は素晴らしいし、イングランドのシルトン、イタリアのブフォンのように年齢は関係ない
   しかし、西川がチャンピオンズ・リーグで魅せた動きは評価できる

 2・長澤はこのまま継続して起用すべきである。少なくとも香川よりも好調が期待できる。

 というように、海外リーグ偏重とも取れる選手選考に、意見を促すことは可能だと思いますね。

 今のJクラブでアジア・チャンピオンズリーグで2度優勝したのはレッズだけですし、この称号が欧州と南米から選手獲得の呼び水となれば、更に興味深いと言えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする