塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

フェライニ、ニューバランスと訴訟か

2017-11-26 01:57:44 | 日記
 サッカーは選手とクラブが存在する以上、どうしても供給先と袂を別つときがあります。

 マンチェスター・シティは現在ナイキと契約していますが、年間75億円の提示をプーマが示しているという情報が「ユニ11」に掲載されています。

 プーマは来季より、名門マルセイユと契約しますが、アズーリのワールドカップ出場が叶わない現在、シティとの契約は是非とも結びたい案件ではないでしょうか。

 シティは過去、リーボック、アンブロ、ル・コックなど様々な契約先が存在しましたが、当然スポンサー料はプーマが提示したものがこれまでの最高額になり、クラブの評価が確実に上昇していることがわかります。

 また同じマンチェスターからは、ユナイテッドのフェライニがブラックアウトの形でナイキを愛用しているとのこと。

 これはウォリアーからニューバランスと契約が変更する中で、ニューバランスのスパイクが合わず、全く歩けなくなったというのです。

 ニューバランス側も彼がブラックアウトの形で他社の靴を履くのは契約違反と指摘しており、大きな騒動に発展しそうな気配です。

 フェライニはニューバランスの広告塔のひとりであり、来日してイベントに参加したほどの間柄でしたが、ヴィサロにしてもフェーロンにしてもナイキ、アディダスには遠く及ばない出来栄えなのでしょうか。

 同じベルギー代表のヤヌザイも、すぐにナイキに変更してしまいましたからね。

 契約変更であはりませんが、ネイマールもハイパーヴェノムの広告に起用される中で、マーキュリアルを愛用しているように、ブランドと選手の思惑が必ずしも一致しないことが多くなりました。

 中村俊輔 アディダスと終身契約
 遠藤保仁 アンブロと終身契約

 この日本代表を支えてきた選手の契約例が、実に凄いものであることが改めて理解できます。
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レッズの優勝は日本代表の選考に影響を及ぼすか

2017-11-26 01:39:55 | 日記
 2007年のクラブ・ワールドカップ、レッズはミランと対戦した際

 「ミラン・バッファクーロ!!」

 とファンが叫び、これを聞いたイタリア代表ガッツーゾが「いい根性しているぜ」と賞賛したことがありました。
 
 これは「ミランのくそ野郎!!」という意味合いで、インテルがユヴェントスのファンが大声で叫ぶのならまだしも、礼儀正しく治安の良さで知られる日本のスタジアムで、薄汚い罵声を浴びるとは考えていなかったのでしょうね。

 だからこそ、ある種の感慨深さが感じられた、のかもしれません。

 クラブ・ワールドカップを中継する日本テレビにとっては好材料が揃う大会になりました。

 1・2連覇を狙うレアルという存在
 2・アジア王者としてレッズが参戦
 3・パチューカには本田が在籍している

 という観点からみれば、サッカー好きでなくとも興味深いクラブが参戦します。

 レッズの優勝が、日本代表選手選考にも刺激を与えるはずです。

 これらは一例ですが

 1・GKを再度西川にしてはどうだろうか。川島の経験値は素晴らしいし、イングランドのシルトン、イタリアのブフォンのように年齢は関係ない
   しかし、西川がチャンピオンズ・リーグで魅せた動きは評価できる

 2・長澤はこのまま継続して起用すべきである。少なくとも香川よりも好調が期待できる。

 というように、海外リーグ偏重とも取れる選手選考に、意見を促すことは可能だと思いますね。

 今のJクラブでアジア・チャンピオンズリーグで2度優勝したのはレッズだけですし、この称号が欧州と南米から選手獲得の呼び水となれば、更に興味深いと言えます。
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レッズ、アジア大陸の王者としてクラブ・ワールドカップへ

2017-11-26 01:28:52 | 日記
 レッズがチャンピオンズ・リーグで優勝した光景を見て

 「大陸王者になることの素晴らしさ」
 「大陸王者になる事の難しさ」

 の両方を痛感しました。

 レッズはドローでも優勝できましたが、選手の胸中を考えれば勝利してホームのファンと優勝の瞬間を分かち合いたいと思うものです。

 しかし、ラインを浅く保つことは、アルヒラルのパスワークと個人技のリスクを考えた場合、あまり得策とは言えませんし、堀監督はプレスの位置と選手交代について、昨夜から相当知恵を絞ったに違いありません。

 昨年はアントラーズがレアル・マドリードと真正面から打ち合い、一瞬レアルを焦られたものの、その効果は一時的でした。

 しかし、アントラーズがその名を世界に知らしめ、レッズが自力で大陸王者になったことは、明らかに他のJクラブに刺激を与えたことでしょう。

 2008年のアジア王者、2014年国内3冠のガンバは指揮官を誰に指名し、遠藤を残留させるのか否か
 ヴィッセル神戸は果たしてシュナイデルという、オランダ代表の中軸を開幕前に獲得するのか
 アントラーズはかつてのように、現役のブラジル代表をどんどん加入させるのか

 他にもチャンピオンズ・リーグを戦うであろうフロンターレとセレッソの補強はどうなるのかも気になります。

 特に杉本の移籍が濃厚とされるセレッソは、前線の補強がどうなるかで戦力値が大きく変化するはずです。

 一方で青木の古巣、アルディージャが降格の可能性があり、ラファエル・シルバを失ったアルビレックスは来季をJ2で戦います。

 サッカー・ダイジェストによれば、チャンピオンズ・リーグの優勝賞金はあくまで今季の収益となり、クラブ・ライセンスの維持のためには会計が随分複雑になるようです。

 優勝したにもかかわらず、レッズが来季のチャンピオンズ・リーグに出場できないのは残念ですが、2019シーズンを目指した補強を来季お香なうべきでしょうね。
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