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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パチューカの本田、好調を維持する

2017-11-19 01:35:40 | 日記
 14試合で6ゴール。

 メキシコ、パチューカに新天地を求めた本田圭祐の決断は、現在は良い方向に向いていると思います。

 日本テレビはクラブ・ワールドカップの放送権を持ちますから、中米代表として参戦する本田の取材を既に始めていますが、なるほどと思うことがありました。

 日本ではクラブハウスを含む設備の充実がまだ追い付いていない面がありますが、パチューカのドレッシングルーム、練習場、ジムの充実さは、欧州の一流クラブにひけと取らない充実さでした。

 特にドレッシングルームにおけるロッカーを、漠然と名前で区切るのではなく、選手の等身大パネルで示し、自尊心を煽っている点はJリーグも参考にすべきでしょうね。

 彼が在籍していたミランの「ミランラボ」は、イタリアを飛び越えてその充実さで知られていました。

 パチューカの施設に関して本田は凄く満足していると思います。

 高地に適応すること
 スぺイン語という新しい言語の習得
 知らない土地への移動

 彼にとっては毎日が新鮮でしょうが、ファンの熱狂度にも関心を抱いているに違いありません。

 メキシコもイタリアのように、勝てばファンから英雄扱いされ、敗れる、不調が続けば「くそ野郎」「給料泥棒」「役立たず」と、大きな罵声を浴びせられます。

 通常の選手であれば外出を控えたくなるような喧噪です。

 でも本田はきっと

 「この評価を覆してやる」
 「批判しているメディアに後悔させたやるぞ」

 と燃えている時間が長い、それが現在の好調につながっていると思います。

 本田は日本代表に必要な選手と思いますが、ハリルホジッチが考える4-3-3の布陣との相性が悪いとも囁かれますが、彼が唱えるデュエルを体現するために、高地のクラブを目指したという点は理解できます。
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サッカーで苦手意識を持つことの不利

2017-11-19 01:20:26 | 日記
 パルセイロの場合、トップは藤枝、レディースはジェフとの対戦成績が非常に良くないのです。

 つまりトップがJ2への昇格、レディースがリーグ戦で上位進出を目指すには、選手の体調や監督采配以外に

 1・連敗しないこと
 2・苦手意識を持つ対戦相手を作らない事

 があるのですが、どうも相性の良くない対戦相手はどの競技でも生まれしまいます。

 J1ですと、レッズはアントラーズに分が悪い印象がありますが、優勝経験クラブですら思うように勝利できないことがある、と考えても慰めにはなりません。

 マイケル・ジョーダンがシカゴ・ブルズに入団し、プレイオフでコンスタントに勝てるようになっても、アイザイア・トーマスがリーダーを務めたデトロイト・ピストンズの荒々しい守備の前に、大いにてこずったものでした。

 最終的にピストンズから勝利を得ると、それまでの形成不利が嘘のように苦手意識が消えてゆくのですが、パルセイロもとにかく

 接戦を物にして勝ち点3を奪いにいく
 負けなければ良し、という場合のドロー狙い

 というように、明確な意思が必要とも感じます。

 野球のような長丁場とは異なり、Jリーグの試合数を考えた場合、「お得意さん」を持つと逆にファンと選手の気は楽になります。

 ワールドカップ予選をみても、南米ではボリビアやヴェネズエラと戦った際、勝ち点3意外にどれだけ得点を奪えるかが焦点となるように、貪欲な試合運びが求められます。

 ヴェネズエラはアンダーの世代が成長を見せ、ボリビアもマルコ・エチェベリのようなタレントが生まれないこともないでしょう。

 ただ現状では草刈り場という印象も強く、サッカーが持つ弱肉強食の姿が垣間見えます。

 
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