塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

仮にカタルーニャの独立が承認されたならば

2017-11-01 01:12:34 | 日記
 恐らくカタルーニャの独立は承認されないと思います。

 難しいと感じたのは、カタルーニャに在住する全ての方がスペインからの独立を希望しているわけではないという点です。

 サッカーでエスパニョールとバルセロナではその哲学が異なるように、独立した後に考えられる悪影響を懸念する住民の方からすれば、独立派の行動はとても稚拙に見えるのでしょうね。

 仮にカタルーニャが独立したとします。

 では来年のワールドカップが、カタルーニャを含む形で構成された最後のスペイン代表になるのか、と想像してみました。

 スペインはアンダルシアやバスク、ガリシアなど地域が与えてきた影響は非情に大きく、仮にどこかが独立すれば他の地域にまで波及する可能性は否定できないでしょう。

 米国も同様で、例えばテキサス州の人間は

 「自分がテキサスに住む以上、州に税金を払うことは致し方ない」
 「しかし、米国という国に税金を払うことは気分はよくない」

 とはっきり口にします。

 現代サッカーの分岐点となったボスマン判決は、欧州連合の枠組みがあったからこその判決だと思いますが、今後は

 「国家として承認されること」

 が重要視されるであろう欧州で、選手たちも苦しむかもしれません。

 レインジャーズが破産する以前。よく噂されたのが

 セルティックとレンジャーズがプレミアに参戦する事は可能だろうか
 もしこの2強が抜けたならば、SPLは運営可能だろうか

 というスコットランドからの越境についてでした。

 ワールドカップという国別対抗戦と、チャンピオンズ・リーグという都市別対抗戦、これらを思うと使い将来サッカーがより政治の結果によって未来が変わってゆく。

 そんな気がします。
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日本代表、常連の3選手が外れて大きな議論を呼ぶ

2017-11-01 00:50:32 | 日記
 日本代表から岡崎、本田、香川の3選手が招集漏れになった点が大きな反響を呼んでいます。

 ピーターボス政権でクラブそのものが上昇気流に乗れていないドルトムントはともかく、監督交代のレスターの中でも代役がいないと指摘される岡崎の落選は、確かに意外でしたね。

 また、ここにきてようやく高地のサッカーに慣れてきたのでしょう、調子が戻りつつある本田も今回は見送りになりました。

 彼ら3選手が好調であるときの力強さは、監督もファンも理解していますし、監督が語るように

 クラブで常時出場していること
 結果を出して序列を上げること

 この2点が今後も重要課題となります。

 現在のJ1のFWで一番ポストが巧みであろう興梠
 ベルギーで大絶賛の森岡
 川崎フロンターレJ1初優勝のカギを握る一人である車屋

 というように、結果で招集を勝ち取った選手たちが、ベルギー戦とブラジル戦でどう戦うか、これは楽しみです。

 ただ、レッズファンは難しい立場ですね。

 代表の事を考えれば、ブラジル、ベルギーというロシア・ワールドカップで上位が期待される両国と戦う意義は理解できるはずです。

 しかし、彼らからすれば来年のワールドカップよりも

 目前に迫ったチャンピオンズ・リーグ
 優勝してボーナスを手にして世界で戦う権利を得る

 方が、最重要課題になるためです。

 前回優勝時の2007年、レッズがクラブ・ワールドカップでミランと戦い、ミランファンからもその応援風景が絶賛されました。

 あの時のミランには全盛期のカカ、老獪なインザギに象徴であるマルディーニと、面子は凄く豊かでしたね。

 仮にレアルと戦うならば、モドリッチやイスコのような技術に秀でた選手、カゼミーロのようなタフな選手、そしてロナウドやベイルのような瞬発力の高い選手を、実に多様な選手と戦えます。

 どちらにしても日本の選手た世界を戦う瞬間は、実に興味深いものです。
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