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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

1964年東京五輪のころ、果たしてサッカーはいかに

2017-11-24 23:12:52 | 日記
 先ほど放送を終えた「AIWAYS 3丁目の夕日」第3弾は、東京五輪が開催された1964年を舞台に描かれました。

 その中で温水洋一さんとマギーさんが

 「どうしてサッカーなんかに当たっちゃったんだ」 
 「だって、これしかチケットが無かったんだ」
 「全然、点が入らないじゃないか」
 「あれ、流行らねえな」

 という会話をしており、これが64年当時の日本人全体のサッカーに対しての考え方だったのでしょうね。

 当時の主流と言えば大相撲とプロ野球、そして6大学野球だったでしょうから、点が良く入る、外来語がなく、行事、土俵、横綱など、日本の伝統が垣間見える競技が人気だったことはよくわかります。

 ただ、このときの8強が布石となり

 1・68年五輪の銅メダル
 2・イビチャ・オシムは64年の来日で日本と縁ができる
 3・デトマール・クラマーとの出会い
 4・全国リーグの展開

 など、その後の日本サッカーと縁深い出来事がどんどん拡大してゆきます。

 この映画はいずれも最後に夕日、そして東京タワーが鮮やかに描かれ、

 「この夕日をお前たちが見ることができればよいな」

 と茶川が生まれたばかりの赤ん坊を抱きながらつぶやくその姿は、自分の娘に語りかけたのではなく、一人の日本人として、未来ある子供たち皆に語りかけた言葉だと、改めて痛感しました。

 日本サッカーが育成だけでなく、アジア各国でクリニックを行うようになりましたが、彼らにもこの映画同様に美しい夕日と共に、夕食の語らいができる環境が生まれると良いですね。
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コパ・リベルタドーレス、まずはグレミオが先手を打つ

2017-11-24 20:13:19 | 日記
 コパ・リベルタドーレスの決勝は、ブラジルのグレミオとアルゼンチンのラヌスとの間で行われています。

 「フットボール・ウエブマガジン」では、先に1-0で勝利したグレミオのラジオ実況の映像を公開していますが、彼らの興奮振りをみれば、南米王者に輝くことの誇りが垣間見えます。

 グレミオは過去、1983年と1995年に南米王者としてトヨタカップに出場し、キャプテン翼の37巻にも登場するなど、ポピュラーなクラブです。

 そんな彼らでも、間隔を空けることなく南米王者に輝くことは難しいわけですから、ファンが興奮するのも無理はありません。

 コリンチャンスがチェルシーを破り、横浜の地で世界王者となった2012年、実はコリンチャンスは初の世界王者だけでなく、その年、初めてコパ・リベルタドーレスを制覇したのです。

 それくらい、大陸王者に輝くのは困難、というわけですね。

 ブラジルならばフラメンゴ、サンパウロ、クルゼイロ
 アルゼンチンならばアルヘンティノス、ベレス
 パラグアイならセロ・ポルテーニョ、オリンピア
 
 他にもチリのコロコロ、ペルーのスポルティング・クリスタル、ウルグアイのモンデビデオにペニャロルなど、コパで躍進を遂げたいものの、なかなかうまくいかないクラブがあります。

 チャンピオンズ・リーグでは既に

 「東欧のクラブが優勝するのは夢物語」

 とされていますし、南米でもボリビアやヴェネズエラ勢が上位進出するのは難しいでしょう。

 しかし、逆に言え群雄割拠、どこのクラブにも優勝の可能性がある形になります。

 クラブ・ワールドカップ、明日はいよいよレッズが出場をかけて戦うわけですが、テレビはどの程度の扱いをするでしょうか。

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毎日見る横綱問題について

2017-11-24 19:51:49 | 日記
 連日、横綱の暴行問題が各局から放送されています。

 僕にとっての横綱はいつまでも千代の富士が代名詞であり続ける一方で、双葉山、輪島、大砲に柏戸など、横綱としてその責務を背負い続けた存在があることも知っています。

 それはブラジルではペレ、アルゼンチンではマラドーナを知らない世代が増えていても

 「かつてこんな素晴らしい名手がいたよ」
 「彼らがいたからこそ、ワールドカップで優勝できたんだ」

 という祖父母や両親からの伝聞があること、そしてビデオなど過去の映像集が大きいわけです。

 大相撲の場合は、この伝聞の占める割合が非常に大きい印象を受けますし、何より大相撲の歴史が1500年前も前に生み出されていることも大きいと感じます。

 僕は今回の暴力行為が、少なくとも

 「日本人が再度、相撲について考える」
 「果たして相撲とは何か」

 と考える良い機会になったと感じます。

 「国技」と賞されても、多くの人間がその歴史や相撲部屋、稽古の内容などを知らなかったですよね。

 でも、考える機会が与えられれば、やはり思考する生き物が人間であることが改めて理解できます。

 ですからサッカー好きとしては、相撲が議論されている今は凄く羨ましいとも思います。

 「日本代表の監督人事は今後どうすべきか」
 「東京五輪の際、クラブの選手貸し出しはどうあるべきか」

 など、皆が知恵を出し合って思考しなくては、日本サッカーが世界レベルで賞賛はされないと思います。

 イタリアはF1
 フランスはテニスに自転車
 ドイツならばハンドボール

 というように、サッカー以外の人気競技は必ず存在しますが、一番血眼になるのはサッカーであり、だからこそ意見をぶつけ合う習慣があるのだと実感しています。
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ブラック・フライデーの恩恵を受けて

2017-11-24 01:36:12 | 日記
 皆さんはこれまでに「ブラック・フライデー」「プレミアム・フライデー」の恩恵を受けてきたでしょうか?

 僕はこれまでに、契約する携帯電話会社からプレミアム・フライデーのサービス案内は受けてきたものの、何かしらの行動は起こしてきませんでした。

 しかし昨日、初めてその恩恵を受けることができました。

 イタリアの鞄ブランド「オロビアンコ」は、日本でも愛用者が多い事で有名ですが、この兄弟ブランドにミリタリーの要素をふんだんにとりいれた「ディザルティカ」というブランドがあります。

 僕は昨日、このディザルティカのリップストップ・ナイロンを用いた紺のデイパックを、通常では考えられない価格で購入することができたのです。

 なるほど、本国米国で

 「ブラック・フライデー 黒字の金曜日」

 と言われるだけのことはあると痛感した次第です。

 紺を勝ったのは、長野パルセイロが紺色とオレンジのジャージを用いているからですが、同時にショルダーのパッドが柔らかく、肩に馴染んだことも理由です。

 僕がサッカー観戦に使っているアウトドアのデイパックもウレタンが非常に柔らかく、背負っていてストレスを感じません。

 中にはどうもショルダーの感触が今イチというのもありますので、デイパックの新調には物量だけでなく、ショルダーの感触を忘れない方が良いでしょうね。

 リップストップナイロンはアウトドアで用いられる、軽量で丈夫な素材であり、サッカースパイクではまだ認知されていませんが、過去コンバースがバッシュに用いたことがあります。

 コンバースは2000年代初頭、衝撃吸収素材にヘリウムを用いたことがあり、軽いリップストップナイロンをアッパーに用いることで、軽量かつ快適なバッシュの開発を目指したのです。

 このリュックはポーチときんちゃく袋も付属しており、っ実にありがたい限りです。

 サッカー観戦に限らず、両手の自由が利くデイパックはやはり便利な代物だと感じる次第です。
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イタリアの予選落ちに関して

2017-11-24 01:19:09 | 日記
 僕は英国製の服、特に背広にどこか憧れを抱いていますが、1994年のワールドカップでイングランド代表が予選落ちしても、特別な印象を持ち合わせませんでした。

 それは当時、まだ僕が海外サッカーに疎く、日本代表の予選落ちは自覚できても、他国の事まで気が回らなかったことにあります。

 そして今回のイタリア代表の予選落ちは、一転して寂しさを覚えます。

 改めて感じるのは

 1・世界のサッカーをセリエAで学んだ
 2・敬愛する塩野七生サンガイタリア在住である事
 3・所有の衣類や小物の多くがイタリア製であること

 と、漠然とではありますが、イタリアが近くに感じられるためであることがわかります。

 イタリアの予選落ちを指揮官のヴェントウーラに求めるのは簡単ですが、根本は違うところに見えています。

 2014年以降も

 1・じゅぜっぺ・ロッシ、リカルド・モントリーボ、クラウディオ・マルキージオと主力を担うであろう選手の離脱
 2・インテルとミランの中国企業への売却と、度重なる監督交代
 3・セリエAそのもののレベル低下

 など、代表監督一人では抱えきれないマイナス面が多くあったことは事実でしょう。

 ドイツは2002年ワールドカップで準優勝と、予想外の好成績を得たものの、それは一過性の代物であり、世界王者に返り咲くまでのおよそ10年の月日を費やしています。

 果たしてイタリアが従来の目先の勝利だけでなく

 「10年後の勝利を目指して」

 何かしらの動きができるかどうかは、正直未知数のように感じます。

 アンチェロッティのようなフリーであり、当時に優勝経験豊富な指揮官を指名しても、土台となるリーグと選手育成が野放しでは、やはりいかんともしがたいのが現実です。
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