塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ご意見をいただき、ありがとうございます。

2020-12-19 21:23:39 | 日記
 先ほどしたためた

 「コービ・ブライアントに見る自尊心の強さ」

 にご意見を頂きました。

 ご意見を寄せていただいたアレンさん、読んでいただきましてありがとうございます。

 ご意見にありましたように、「高卒選手の是非が問われてきたのかと思います」とおっしゃるように、バスケットボールでもサッカーでも、入団したらプロとしての歩みが始まります。

 つまり、代表選手、古参の選手、新人、関係なく監督が

 「自分の戦術を消化し、貢献できる選手」
 「たとえ先発でなくとも、常に臨戦態勢で準備ができる選手」

 になる必要があります。

 NBAではシーズン終了後にシックススマン賞と、MIPという賞がありますよね。

 前者はその名の通り、6人目の選手として最もそのシーズン、チームに貢献を果たした選手、後者は最も成長を遂げた選手に対してリーグが贈る賞です。

 サッカーでもジョーカー的に起用される選手がいるのですが、彼らの試合に対しての熱意が先発選手に劣っているわけではありません。

 2005年のアジア予選、2006年ワールドカップでは、ガンバ大阪に所属していた大黒将志がそうでした。

 彼はトリノとグルノーブルにも在籍しましたが、一番輝いていたのがガンバ大阪時代だったように思います。

 ゴンさんがオフト時代に

 「僕が出場するのは代表が下痢か便秘の時だけだよ」

 と語ったことがあります。

 つまり下痢、大量得点で監督が他の選手に出番を与えるゆとりがあるときと、便秘、無得点でもがいている際に流れを変えるべく出場することを、彼らしい言葉で語っています。

 今の日本代表にも両選手のような、勢いのある選手が登場すると嬉しいですね。

 
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神が始めたブラックアウトの正体

2020-12-19 21:07:59 | 日記
 「ロメロ・ルカク、お前は間違っている」
 「ミランには王がいるのではない、神がいるのだ」

 この発言の主はズラタン・イブラヒモビッチですが、彼のミラン移籍後の素晴らしい活躍を見ますと、宿敵であるインテルンの選手でなくとも、受け入れるしかありませんよね。

 敬愛するジョゼ・モウリーニョと再度戦うために、マンチェスター・ユナイテッドに移籍した当初も、指揮官が期待した通りの戦いぶりを見せたズラタン。

 しかし、最後は膝に重傷を負い、結果的に芳しくない形でLAギャラクシーへと移籍、そして再度ミランに移籍します。

 よほどミランの環境が肌にあっているのでしょう、彼にとってミランは本当に最適のクラブなのでしょうね。

 それはバルセロナ在籍時、グアルディオラを反目し意識しないうちに心が疲れていた際、獲得に名乗りをあげたのがミランだったこともあるでしょう。

 また盟友であるアントニオ・カッサーノと共に、移籍初年度でスクデットを獲得しましたし、ミランが最後に優勝を得たのもこの2011年になるわけです。

 そのイブラヒモビッチは同じLAギャラクシーから

 「短期レンタル」

 の形で加入し、活躍したデイビッド・ベッカムの印象を確実に超えています。

 イブラヒモビッチは腰を据えてミランのために戦っているわけですからね。

 そんな彼は近年、プーマ、アディダス、ナイキを履き分けていることでも知られていますが、専門サイト「0014のブログ」によれば、ディアドラをブラックアウトで試しているそうですよ。

 近年ディアドラのスパイクはさほど充実していませんでしたが、仮に世界有数の実力者と契約したならば、一気に充実する可能性があります。

 果たしてイブラヒモビッチは単なる「気まぐれ」でディアドラを履き始めたのか、どこか気になります。
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2020年FIFA最優秀選手が決定

2020-12-19 20:39:30 | 日記
 2020年FIFA最優秀選手に、ポーランド代表のロベルト・レバンドフスキが選出されました。

 異論は全くありませんよね。

 所属先のバイエルン・ミュンヘンを3冠に導く原動力になったその存在の大きさは、祖国ポーランドで五輪、ワールドカップで名を馳せたボニェクとラトーを既に凌いでいます。

 レバンドフスキが素晴らしいのは

 1・イエローカード、レッドカードで退場にならないこと
 2・常に試合に出続けるコンディション調整の確かさ
 3・好調、不調の差が全くなく、常に計算が成り立つ存在である

 という3点にあると言えます。

 同時に、バイエルンという下地が無ければ、今回の受賞には至らなかったでしょうね。

 不躾とは思いますが、ドルトムントに留まっていたら良い選手のままでいたでしょうが、移籍してからは素晴らしく良い選手になったわけですから。

 レバンドフスキは聞いたところによると、独特の食生活を送っており、通常前菜から食べるところを、彼はいきなり甘い物を食べる、つまり真逆に食事をするというのです。

 大抵の人間はこの話を聞いて仰天するわけですが、彼の素晴らしさを実感すると受け入れるしかありません。

 ただ、これだけの名手でも2018年ワールドカップでは沈黙してしまいました。

 当然日本代表がポーランド戦で一番警戒したのも彼になりますが、不発で良かったと思いますが、代表とクラブではメカニズムは異なることも確かです。

 4年に一度のひのき舞台に最高の状態で挑むこと。

 文字にすると感嘆ですが、実行は実に難しいと言えます。

 中村俊輔もスペイン、スコットランドで研鑽を積んだ後、2006、2010と2大会連続でワールドカップに出場するも、快心からは程遠い体調でした。

 しかし、ワールドカップで思うようにいかなくとも、彼らの真価が落ちたわけではありませんが。
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コービ・ブライアントに見る自尊心の強さ

2020-12-19 20:27:17 | 日記
 1996年、当時は珍しい高校卒業の形でNBA入りした故コービ・ブライアント。

 今でもドラフト指名される選手は老舗の大学で学んだ経験を持ちますし、一方でスペインやセルビアなど、欧州指折りのバスケット大国の選手もNBAを目指します。

 当時LAレイカーズを率いていたデル・ハリス、主力のポイント・ガードであるニック・ヴァン・エクセルは、ブライアントの鼻っ柱の強さに半ば呆れていたようです。

 彼は1試合で4投連続でエアー・ボール、つまりフープにかすりさえしないシュートを放ったことがありますが、まったくめげることも落ち込むこともなかったと言います。

 だから僕は思うのですね。

 「彼は最初からナイキを履くべきだった」と。

 サッカーならばCR7
 NBAならレブロン・ジェームズ

 ナイキはブライアントのように、桁外れに自尊心が強く、同時に失敗を全く恐れずに挑戦する意思を持つ選手が大好きですよね。

 だからこそナイキは選手と共に、成長戦略を歩んでこれたと思います。

 米国ならばMLB、NBA、NFL全チームをサポート
 欧州ならばフランス、イングランド、ポルトガルなど人気の代表を支援
 クロアチアのように、小国でも実力があればすぐに提携を申し出る

 これらはナイキが

 「鼻っ柱が強く、自分の意思を曲げない力」
 「仮に底辺に落ちてしまったとしても、あきらめない持続力」

 を意識しているためではないでしょうか。

 クロアチアが戦火に陥った事例はそうですよね。

 ブライアントは当初、アディダスと契約し以後、コンバース、リーボック、ナイキを履き比べてナイキを選択したのですが、アディダスと契約したのは

 「マイケル・ジョーダンと同じ道を歩んでしまうと、彼を超えることは出来ない」

 と考えたためです。

 その将来を見通した彼が、こんなに早く他界してしまうと、本当に寂しさを感じてしまいます。
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