過去に面影を求めること

　僕の様な４０代前半の方ですと、音楽はＣＤとカセットテープ、いずれかを購入していたと思います。

　今の若い方はご存知ないでしょうが、レコード会社が歌手の新曲を発売する際

　アルバム、ミニアルバムは現在同様の梱包で
　シングルは８センチの梱包が縦長の形から、現在の梱包へ変更

　という、不規則な形を用いていました。

　同時に今の若い方は音楽、映像、ゲームのいずれも配信に慣れているはずですが、購入する、所有する、そして聴くすべてが物珍しいのでしょう、レコードとカセットテープの需要が急増しています。

　確かに、ＣＤというものはプラスチックケースという環境負荷が大きな形で梱包、出荷されていますし配信はごみを出さないという、大きな特徴がありますからね。

　サッカーでも１９８０年代、９０年代の風景が懐かしいのか、懐古主義的な形で特集されます。

　その代表格が
　
　「欧州サッカー批評１３　８０－９０年代のフットボールはなぜ美しかったのか」

　という書籍ではないでしょうか、

　表紙にはマラドーナ、ルート・グリットやルイス・フィーゴが登場しインタビューにはアリゴ・サッキとブライアン・ロブソン、そしてデヤン・サビチェビッチが登場します。

　今でもキリアン・アムバッペやアーラン・ハーランドなど、規格外の選手がいますが、彼らのために何かしらの戦術が生み出されたわけではありません。

　マラドーナを封じるために、ゾーン・プレスは誕生した
　３－５－２の登場で、２トップに対して優位な守備陣形が誕生した
　リベロは巧にフィールドを操った

　というように、その時代には風景もさることながら、現在のより硬直的、つまり金銭やビジネスが色濃くなかったことが影響していると思います。
　
　１９９７年、ロナウドがバルサからインテルに移籍した際の３２億円は、今から思うとはした金ですし、ジダンですら１００億円を動かすことはありませんでした。

　このハイパーインフレがはじけた瞬間、ある種サッカーの概念も変化するように思えてなりません。

　

今、モスバーガーを用いるようになりました。

　数あるファースト・フードの中でも、マクドナルトはサッカーと深くかかわりがあります。

　そうでなくとも、僕のご近所で一番通いやすいのもマクドナルドですし、チーズバーガーやダブルチーズ・バーガーが好物でしばしば立ち寄っていました。

　しかし、最近マクドナルドに立ち寄る頻度を減らし、モスバーガーを食べるようになりました。

　それは以前からモスバーガー最大の長所である

　パンズが豊富で野菜もたくさん摂取できる
　出来立ての温かいハンバーガーをほお張れる

　という観点からではありません。

　「ソイ・モスバーガー」「菜摘ソイ・モスバーガー」に代表される、肉を大豆で製造している大豆ミートを用いる店舗が、モスバーガーしかないという、些か消極的な理由なのですが。

　英国に男性専用化粧品「ブルドッグ」と言うブランドがあります。

　ブルドッグはカミソリも販売しており、取っ手は竹、また処分の際分別がしやすいように、分解が簡単にできるようです。

　また洗顔料に関わらず、動物性の成分を全く使用しておらず、洗顔フォームとモイスチャーを購入し、今使用している石鹸を使い終えたならば、こちらに切り替えます。

　サッカー選手にとって、タンパク質を有意義に摂取し、体を維持することは大切な要素ですが、仮にプロテインを用いるにしても、大豆プロテイン、ホエイ・プロテイン、ミルク・プロテインと３種あります。

　体にいちばんやさしく、家畜の殺処分をいうある種「マイナス」の要素を覗くと、やはりプロテインに限らず、大豆製品は凄いなあと思ってしまうのです。

　ちなみにレッズの槙野、香水を企画、販売していますね。

　これからは香水だけでなく、有機素材の化粧品、食材を企画し販売する選手が登場する気がします。

　それだけ食物アレルギーやアルコール、ヴィーガンは考えていかねばなりませんからね。

本日、会社で健康診断を受けました

　今日、勤務先で健康診断を受けました。

　医療機関からの案内に

　「１０時間以上の絶食」
　「アルコールやコーヒーなど、刺激物を飲まないように」

　と注意書きがあったにもかかわらず、僕の前で受付を済ませた従業員は、コーヒー飲んできましたと申告していましたが、正直意味がわかりませんでした。

　よくあることなのか、受付も平然としていましたがね。

　４０を超えて血液検査もありますし、コレステロールや血管年齢など様々な事柄を考えねばなりません。

　というわけで今日、

　「オーガニック・ピュア・オートミール」
　「有機オーツ麦１００％　豊富な食物繊維」

　という形で、以前から関心のあったオートミールを一袋、試しに購入してみました。

　僕は大学時代、近所でオートミールの代名詞、米国の「クエーカー・オーツ」を購入したことがあると思いますが、今回購入したのは、間食をどうするかでした。

　もしかしますとサッカー選手も間食で悩んでいるのも知れませんが、菓子パンのように砂糖を沢山使っているものがご法度ですし、ハンバーガーというわけにもいかないでしょう。

　僕は少し前から、日清シスコがてがけている糖質６０％カットの３種の大豆シリアルを食べていますが、用いるのは牛乳ではなく豆乳、もしくはオーツ麦飲料です。

　選手たちは合宿やクラブハウスで食事を摂取しますので、基本食材は提供される形となります。

　ですので一人の時、何を食べ、何を食べないべきかは選手がまさに探求心を発揮するべき事柄のように思います。

　今日、健康診断で心電図を調べている際、ベッドに横になったのですが、足首や胸元に機械をあてがわれた際、病気にはなりたくないと痛感しましたしね。

　僕はいつも「レフト・アローン」

　これからもこの形に変化はありませんから。