今でも盛んに製造されているナイキのエアーマックス95。
ナイキは生誕35周年を迎え、フランス代表のキリアン・エムバッペを広告塔に起用した、「マーキュリアル・スーパーフライ10」に、このデザインを踏襲しています。
日本での店頭販売価格は34100円といいますが、日本代表のナイキ契約選手には与えられるでしょうか。
ナイキのエアーマックス95は
プーマのディスク・ブレイズ、リーボックのポンプフューリーと共に、当時の日本市場をけん引
ブーンやストリートジャックといった専門誌は、ナイキの新作をいかにスクープできるかを考え始める
同時にアシックスのジパングやフィラのグラント・ヒルなど、他にも人気作が生まれる要因
になるなど、米国市場も含めて大旋風を巻き起こします。
しかしナイキはプロサッカー、陸上、プロバスケットボールなど、競技のために靴を生産しているという観点から、専門誌にサンプルシューズを提供しないという決断を下すんですね。
またナイキに限らず各ブランドが、デザインと機能を高次元で製作できる、つまり人気商品を常に提供できるわけでもなく、1997年になりますと
コンバースのジャックパーセル、オールスター、ケッズのロイヤルキャンバスなどが人気回復
ナイキの人気シューズが見つからず、多くのシューズ店が閉店
という形になります。
サッカースパイクの人気商品がないからといって、加茂スポーツやスポーツ・オーソリティが店じまいという形にはなりません。
当時はそれだけ市場が成熟していなかった、それは販売側も購入側も同様だったといえる気がしますね。
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